模倣犯(1) の商品レビュー

宮部みゆき(著者)

2023/03/28

Audibleで読みました。
2巻3巻と読み進めていて、これでは1巻のレビューはまだ書けない！と察しとりあえず5巻まで読んでから帰ってこようと思います…。

ということで帰ってきましたが、この1巻では連続女性殺害事件の流れを被害者サイドから追っています…が、いやはや宮部さんの人物描写の細かいこと。羽衣を何層も重ねていくようで、それが後から後から読者の心情に寄り添ってきて感情移入を誘います。とうふ屋のオヤジのイメージはどうしても藤原とうふ店のように石頭と人間力に富んだ人物像に落ち着くんですね。ずっとあの顔を思い描きながら、自分の背筋がキリリとするものを感じながらそのセリフに読みいっていました。

模倣犯全般でいうと血生臭い話なので、個人的にはテーマに社会性のある『火車』の方に軍配を上げますが、ミステリーの仕掛けでいったら断然こちらの方がインパクトが凄かったです。

2023/02/14

宮部みゆきもシャーリィ・ジャクスンとか引用するんだな…
初っ端から死体の腕が出てくるんだから宮部みゆきはスゲーよ

2023/02/06

面白い！！
次々と浮かび上がる謎、スピード感のある展開に目が離せない。
最後に物語が一見解決したと見せて、いやいやそんなことは……とつい次巻を手に取ってしまう。そんなお話でした。

2022/11/10

読んでいるうちにゾゾッとする面白い話です。しかし、これほどあっさりと犯人が分かるとこれからどうなるのでしょうか。今まで読んできた小説の中でも長いものでしたが、すぐに読めてしまいました。ジェネレーションギャップを感じてしまうのも気に入った点の一つです。

2022/10/04

Audible にて。

全5巻の大作だけあって、描写がとっても細かい…細かすぎる…。
5巻読みきれるほど今のところハマっていないので、完走できるか心配。

やはり時代が古すぎるのもいまいちハマれない原因。

2022/07/26

人に勧められて買ったものの、読んでなかったものを一度開くと止まらなくなった。こわい。わけがわからない。なんでこんなことするの？続きが気になり、次をすぐに買ってしまった。と、同時にあと4冊もあるのかと、かなりビビりました。笑

2022/07/25

事件が起きたときの周辺ってこんな感じなのかなとリアルに感じられるストーリー展開。加害者と被害者だけが渦中にいるわけじゃない。犯人は何をしたかったのか？ここからさらにどう展開していくのかが楽しみ。

2022/05/30

映画を先に見てしまって、私には合わなかったので期待しないまま読み始めました。
原作面白い！5巻もあるのに一気に読んでしまいました。宮部みゆきさんの作品は「火車」が話題になることが多いですが私は模倣犯が1番面白いです。

2022/05/16

連続誘拐殺人事件がテーマの小説。

被害者の家族や警察、ジャーナリスト、発見者などいろいろな人の視点や抱えているものを背景に描かれている。

現実的に自分の罪を明け透けに語る犯罪者は居ないだろうが1990年代という設定がどこか納得させる材料になっている気がする。

犯人の狡猾さと垣間見える人間性、ここからどんな展開になって行くのかがとても楽しみ。
あと個人的には第一発見者の真一の今後の展開にも目が離せないところ。

2022/05/08

だいぶ前に立ち読みして以来、長編小説ということでずっと敬遠していたが、audibleにあったので聴いてみた。