信長の棺 の商品レビュー

加藤広(著者)

2014/03/01

『信長公記』の著者が信長の遺骸を探す時代ミステリー。今年の大河と意外な部分で繋がっているのが興味深い

2014/01/18

豊臣秀吉の時代に書かれた「信長公記」の著者、太田牛一の話。
太田牛一は織田信長の伝記を書きながら、信長の謎に包まれた消えた遺体を捜し求める。

男気溢れる渋いオヤジが主人公。
それなのに、浮いた話も出てきたりする。
歴史とは勝者が創っていくものだと実感した。過去を知るには遺された資料で判断するしかない。

最近、戦国時代の物語をよく読むようになった。
どれもこれも味わい深くて面白い。

2013/05/10

信長公記の著者、太田牛一が信長の消えた遺骸の謎に迫る

という話。
忍女の叔父が真相を知るほどの重要人物ってのはちょっと都合良すぎる気がするけど、よく考えられた話なんだろうなーーと。

この中に描かれる三英傑は誰も好感が持てない。笑

2013/02/17

信長の遺体をめぐる（探す）話。
面白い解釈だなぁと思った。

日本の歴史物ってほとんど読んだことがないので、
文体に慣れず読み進めるのに苦労した。

（図書館）

2013/01/03

本能寺の変の背後に、秀吉の出自と陰謀があったとするストーリー。信長公記の作者として知られ、後に秀吉に仕えた太田牛一という実在の武将・歴史家が、信長の遺骨探しに執念を燃やしながら、本能寺の変に隠された真実を明かしていく。実際、本能寺の変には、多くの謎があって、家康の動きにも多くの謎があると巷間囁かれている。作者の目の付け所が良いと感じたのは、光秀の有名な連歌である「時は今 天が下知る 五月哉」が、光秀の様な慎重な人物がクーデターの数字つ前に読むには、あまりに油断がすぎるのではないかという感覚だろう。実際に秀吉や家康がどの程度、この事件に関与していたのかは、知りうるべくもないが、見方を変えると歴史というのは面白いものだと思わせてくれる一冊だった。

2013/01/01

信長の遺骸は何処へ?というテーマですが、たまに話が枝分かれする部分が面倒くさかったと感じました。最後はスッキリ!

2012/12/23

秀吉の枷より、純粋に歴史ミステリーしていて、面白かった。この話の秀吉側のトリックの詳細が描かれるのが、「秀吉の枷」ということになるんだね。

2012/10/11

三部作の第一巻
残り二部を既に読んでいるので、失敗
当然ながらある程度話が見えているので
でも、太田牛一に若い娘（楓）-多志に子供が
改めて登場人物の背景に

2012/09/01

信長公記の著者である大田牛一を主人公とした歴史小説
本能寺の変の事実
桶狭間の事実
信長の遺体がどこにあるのかの秘密を解き明かす
内容になっていて、大変面白かった。後半のほうは久しぶりに読むのを
止めたくなくなるような内容でした。
信長の残虐さと革新。暗い生い立ち。秀吉の出生の秘密など
今までに聞いたことのない説もあり、とてもよかったです。

2012/08/01

本能寺で倒れた信長の亡骸はどうなったのか。
真相を探る大田牛一の執念は実るのか。
よく練られた力作。
本能寺の変では信長の遺体が見つからなかったという史実があるが
真相は究明されていない。
本作で展開される１つの可能性には思わず納得。