ブルー・オーシャン戦略 の商品レビュー

W.チャン・キム(著者),レネ・モボルニュ(著者),有賀裕子(訳者)

2009/10/04

既存のマーケティングが狭いパイを競う「血の海」だとすると、そうした生存競争がなく広いマーケットを有した「青い海」の存在へ企業を導くためのツールを提供してくれます。

2009/12/30

血みどろの争いだらけのレッド・オーシャンから未開のブルー・オーシャンを目指し、開拓するためにはどうしたらいいか。
そのための分析ツール・フレームワークと戦略の策定と実行の原則について割と分かり易く書いてある．

2009/10/04

ものすごくエキサイティングな本でした。競争で勝つことを考えるのじゃなく、競争のない世界を作ることを考えるとは･･･なるほどというところでした。難しい内容にもかかわらず読みやすいです。
ただし、実行に関する記述はあまり独創的なものではなく、普段自分が仕事で目の当たりにしていることが中心でした。
著者は戦略専門の方なのですね。

2009/10/04

競合がひしめく真っ赤なレッド・オーシャンを泳ぐより、誰も競合のいないようなブルー・オーシャンで泳ごう。という本。1.メリハリ、2.高い独自性、3.訴求力あるキャッチフレーズが成功の秘訣、だとか。陥りがちな、何でも付加して考えるのではなく、余分なものは削りできうる限りシンプルに戦略を立てることで、新しい付加価値を提案すること。また会社を伸ばすため、経営者は、従業員に新しい作業に対する関与、説明、明確な期待内容を与えることが、成功のポイントだとも。なかなか面白い。

2009/10/04

すでにある市場を「レッド・オーシャン」と呼び、それを奪おうとするのがレッド・オーシャン戦略。それに対し、まだ生まれていない市場を「ブルー・オーシャン」と呼び、それを作り出すのがブルー・オーシャン戦略。

つまり、ブルーオーシャンは、新たに作られた市場のため、競争が存在しないのだ。競合をベンチマークする必要もないのだ。

これがうまくいっているのが、シルク・ド・ソレイユ、サウスウェスト航空、QB（1000円床屋）など、なじみのある成功例もたくさん出てくる。うまくいくキーは、1.メリハリ、2.高い独自性、3.訴求力あるキャッチフレーズだ。何でも付け加えて新しい価値を生み出すのではなく、いらないものは削り、新しい付加価値をつけるのである。

全体的にはやや難解で、すべて理解するには、再読が必要。

2014/11/15

イノベーションのジレンマとセットの話。
企画は必読。
この企画は赤か青か？　いかに青い仕事がおおいか。。
また、青い仕事がいかに組織の中で通りにくいか？それをとおれるような組織を維持することが長期戦でみたときに重要。

2009/10/04

一昨年に最初に読んだ時は、新しい視点だなあと思ったが、最近読み返して感じたのは、要するに差別化と差別化を図示するためのフレームワークであって、書いてあることは特別なことではないのねと感じた。ま、競合とのバトルに頭が凝り固まってしまっている方にはいい本かも。

2009/10/04

競争だらけの市場（レッド・オーシャン）から独自化して競争が無意味な市場（ブルー・オーシャン）をつくりだすマーケティング法。実例が色々あって分りやすいです。

2009/10/04

目から鱗の画期的な本。過去の成功事例をブルー・オーシャンという新しい視点から定義し直したところが秀逸です。起業を目指す全ての人、一読の価値ありです。

2009/10/04

4時間くらいかかったかな。ページ数は300ページくらいで多くないのだけれど、考えながら読んだので時間かかりました。

一言でいってしまうと、競争のある市場（レッドオーシャン）でなく、新たな市場（ブルーオーシャン）を作りだして、成果を出していきましょう。ってことなんだけど、その中で紹介する実行方法だったり、考え方だったりが参考になるものばかりだ。

公正なプロセスは関与、説明、明快な期待内容という、互いに支え合う三つの要素で成り立っている。

従業員の積極的な関与を受け入れ、戦略や方向性をしっかりと説明して、期待していることを明確に表現することが企業経営者にとっていかに大事であるかということを教えてくれる。

経営者でなくても、部下を持っている方は自分が部下に対して関与、説明、明確な期待内容を与えているかもう一度考えてみたほうがよいだろう。部下の人も自分が上司から、関与、説明、明快な期待内容を与えられているか考えてみよう。与えていない、与えられていない場合は与えるようにしよう、要求してみよう。きっとお互いの関係がよい方向に向かうであろうと思います。