ブルー・オーシャン戦略 の商品レビュー
経営学でも必ずと言っていいほど出てくる「ブルーオーシャン•レッドオーシャン」のワード。 最初は表層的に、ライバル企業が存在しない市場を指すだけかと思いましたが、そうではない。 ドコモの過去の英語とも言えるiモードなど、国内の事例も踏まえつつその定義やプロセスが明確化されています...
経営学でも必ずと言っていいほど出てくる「ブルーオーシャン•レッドオーシャン」のワード。 最初は表層的に、ライバル企業が存在しない市場を指すだけかと思いましたが、そうではない。 ドコモの過去の英語とも言えるiモードなど、国内の事例も踏まえつつその定義やプロセスが明確化されています。 また、理解すればするほどそんな簡単に実践できるものではないということにも気付かされます。
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最近、ブルー・オーシャンの論文を読み、たまたま行ったブックオフの格安コーナーで見かけたため、これも何かの縁かと思って読んでみました。 論文との違いは、色々とツールを紹介している点と事例が増えている点、差別化要素をもう少し分解して増やしている点です。論文ではセオリー、一般向け本で...
最近、ブルー・オーシャンの論文を読み、たまたま行ったブックオフの格安コーナーで見かけたため、これも何かの縁かと思って読んでみました。 論文との違いは、色々とツールを紹介している点と事例が増えている点、差別化要素をもう少し分解して増やしている点です。論文ではセオリー、一般向け本ではツールを紹介、と王道のパターンです。 書いてある内容は明晰で素晴らしいです。ただ、イノベーションとは後で振り返ると「なぜいままで誰も気が付かなかったのか?」と呼ばれるものだそうです。ブルー・オーシャンの事例を後付けて鮮やかに説明するこの本を読み、掲載されているツールを使えばブルー・オーシャンが簡単に見つかるかと言えばそうではなりません。レッド・オーシャンにはない新しい軸を発見する方法は謎のままです。 やはりここは閃きなのか?いまだ謎でした。ただ、もしここをAIに置き換えることができるなら、ホントに人間は不要になりますね。誰でもできるようになるなら、AIが一番コスパが良いですから。
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本書は「ブルーオーシャン戦略」というコンセプトだけでなく実践書としても大変有益な本ですし、純粋に読み物としても面白い。本書が優れている点を具体的にまとめると以下のようになります。 ①翻訳の日本語がとてもわかりやすい 昨今のビジネス本は翻訳のプロではない人が訳していることも多く、...
本書は「ブルーオーシャン戦略」というコンセプトだけでなく実践書としても大変有益な本ですし、純粋に読み物としても面白い。本書が優れている点を具体的にまとめると以下のようになります。 ①翻訳の日本語がとてもわかりやすい 昨今のビジネス本は翻訳のプロではない人が訳していることも多く、読みづらいものが多数見受けられますが、本書の翻訳はとても優れているので原書の良さは損なわれていません。 ②ブルー・オーシャン戦略を実施に移すまでのプロセスが非常に実践的であること。 単なるステップ論だけでなく、実際にどんな図表を使って進めればいいかなども述べられているため実践的です。 ③経験に基づいているため、読者が気づく疑問点などにも網羅的に答えていること。 私は本書の冒頭付近で「ブルー・オーシャン戦略を模倣されるリスクはどの程度あるのか?」「実際に導入する際に現場の反発はどうマネージするのか?」などいくつかの疑問が浮かんでいたのですが、読みすすめるうちにそれらの疑問点にはちゃんと答えていることが判明して感銘を受けました。まさに経験に基づく実践的理論書です。特に現場をインボルブしていく方法についてはうなずくことが多かったです。 血の海(レッド・オーシャン)でいかに勝ち抜くかを考えるより、いかにブルー・オーシャンを創造するか考えるほうが100倍楽しいですし、実際そちらのほうが企業収益にもプラスに働きそうですね。想像力豊かな企業人なら本書を読んで、自社ビジネスのブルー・オーシャンについて何らかのヒントを得られるのではないでしょうか。本書お勧めです。
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「戦略キャンバス」、「アクション・マトリクス」、「メリハリ、高い独自性、訴求力のあるキャッチフレーズ」、「内向き/外向き」、「6つのパス」、「PMSマップ」、「買い手の効用マップ」、「4つのハードル」、「公正なプロセスを支える3つのE」
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戦略キャンパスを作る 同業他社の戦略キャンパスと見比べ、似通ったものねら赤信号→新たな価値を作るための見直しを 代替産業、補完財に目を向け新たな需要を
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読みづらかった。 グラフや表がたくさんあったのは良かった。 斜め読みになってしまったので後でもう一度読む必要あり。
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ブルーオーシャン戦略、という言葉だけは知っていたが、中身は知らなかったので読んでみた。 読んだはいいが、企業戦略をよく分析していて、この本を読まずして、ブルーオーシャンとは何か?を語ることはできないと感じた。読んでおいて良かった。 が!1つ難点だったのは、読みにくい訳だったと思...
ブルーオーシャン戦略、という言葉だけは知っていたが、中身は知らなかったので読んでみた。 読んだはいいが、企業戦略をよく分析していて、この本を読まずして、ブルーオーシャンとは何か?を語ることはできないと感じた。読んでおいて良かった。 が!1つ難点だったのは、読みにくい訳だったと思います。自分のことは棚に上げますが…。
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シルクドゥソレイユ、イエロー・テイル、QBハウス、NTTドコモといったブルーオーシャン戦略で成功した企業の実例を出しながらの解説書。 言われてみれば確かにそのとおりという事ばかりであるが、実践はやさしいものではない。
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一時期流行った言葉であるブルーオーシャン戦略の元になった本 書いてある内容や戦略キャンパスの数値の妥当性などは、あまり定量感がない ポーター氏のポジショニングの数値指標化しているだけな感が否めない ブルーオーシャンを目指すのは企業だとどこも同じではあるし 戦略を取る上での軸の決め方が有効だと理解しているので この本を読まなくても良いかと今は思う
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戦略キャンバスを描くことで他社との差別化、捨てるところ、尖らせるところが見えてくる。 キャンバスの項目設定も大事。6つのパス 代替産業から学ぶ 業界内の他の戦略グループから学ぶ 買い手に着目する 補完サービスを見渡す 機能と感性を分けて考える 外部環境の将来を見通す 結局、やる...
戦略キャンバスを描くことで他社との差別化、捨てるところ、尖らせるところが見えてくる。 キャンバスの項目設定も大事。6つのパス 代替産業から学ぶ 業界内の他の戦略グループから学ぶ 買い手に着目する 補完サービスを見渡す 機能と感性を分けて考える 外部環境の将来を見通す 結局、やるのは人なので従業員の知性や感性を認める。そのためには対話が必要で話をよく聞いて、参加を促し、情報をオープンに伝えること。
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