福音の少年 の商品レビュー
その人がどういう人なのかって、歳を重ねても結局自分でも分からなくて、若い時なんてさらにだよな。なんて思ったり この子はこんな人、こういう人なんてやっぱり見える一部であって関わる人によって見え方は違う 目の前で話しているうちに変わっていく 今後、彼らがどういう付き合い方をして、どん...
その人がどういう人なのかって、歳を重ねても結局自分でも分からなくて、若い時なんてさらにだよな。なんて思ったり この子はこんな人、こういう人なんてやっぱり見える一部であって関わる人によって見え方は違う 目の前で話しているうちに変わっていく 今後、彼らがどういう付き合い方をして、どんな人達と出会って、この先を生きていくのか 世界を飛び回るのか、至って普通で当たり前な日常を生きていくのか、不思議と想像してしまうラストでした
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あさのあつこさんが、こんな作品を描いていたとは、知りませんでした。 この分厚いミステリー! 最初は、人を受け入れない秀才君と、ほんの少し枠を飛び出た女の子の恋愛話かと、思いきや。 実は、誰が大人で誰が子供なのかもわからないような、濃密で混沌とした人間の情念。 秘密があると...
あさのあつこさんが、こんな作品を描いていたとは、知りませんでした。 この分厚いミステリー! 最初は、人を受け入れない秀才君と、ほんの少し枠を飛び出た女の子の恋愛話かと、思いきや。 実は、誰が大人で誰が子供なのかもわからないような、濃密で混沌とした人間の情念。 秘密があるとき破られて、それは命に関わる罰となって現実の悲しみとなって。。。。 読み終えて、疲れた〜〜と。
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未熟な少年が自分を形成していく過程でもがいている様が魅力的だと思いました。 低評価も多いですが、成長過程の少年たちの話なので判然としない面があるのは致し方ないとおもうのですが、好みの問題もあるのかも。
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二人の少年と一人の少女の闇の部分が描かれていて、大人が考えるような青春の爽やかさがない。でも自分もこの年頃にはこういうドロドロした気持ちがあったかもしれないなと思い当たる、そんな本でした。国会議員と少女売春という内容がちょっと唐突で驚く。
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十六歳の永見明帆は、同級生の藍子とつきあっていても冷えた感情を自覚するだけ。 唯一、彼が心に留める存在は藍子と同じアパートに住む彼女の幼なじみ、柏木陽だった。 藍子の様子がおかしい?そう気づいたある日、母親とけんかした陽が突然泊めてくれ、と訪ねてくる。 その夜半、陽のアパートが火事で全焼、藍子も焼死体で発見される。 だが、それは単なる事故ではなかった。 真相を探り始めた彼らに近づく、謎の存在。 自分の心の奥底にある負の部分に搦め捕られそうになる、二人の少年。 十代という若さにこそ存在する心の闇を昇華した、著者渾身の問題作。 (アマゾンより引用) 何かビミョー 面白くない事はない。 けどビミョー。 何かハッキリせん終わり方(´・ω・`)
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面白い 子供でも大人でもない「高校生」 純真だが自分にいっぱいいっぱいな青臭さ (自分でいっぱいいっぱいになるのは大人も一緒か…) 年齢とは関係なく身に着けつつある老獪さ 大人達の動機は希薄 永見くんと柏木くんが最後までごっちゃになった
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もう一人の自分について もう一回読み直したい、と思う本。 人間の勝手な都合と勝手な感情が複雑に混じり合って、それが折り重なって生まれた「偶然」。 それを拾い上げて大切に持っているような…そんな感じ。 自分でも何言ってんだと思いますが(笑) 妙な生々しさがありました。クーラー...
もう一人の自分について もう一回読み直したい、と思う本。 人間の勝手な都合と勝手な感情が複雑に混じり合って、それが折り重なって生まれた「偶然」。 それを拾い上げて大切に持っているような…そんな感じ。 自分でも何言ってんだと思いますが(笑) 妙な生々しさがありました。クーラーの効いた部屋で読んでいたのですが、途中で汗が滲むほど。自分が汗っかきなせいかもしれませんが(笑) 友情と恋愛、家族を思う気持ち。 人間の感情の豊富さが溢れ出るお話しでした੯ू•́ू ໒⁎꒱
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本が厚くて重い。そのわりに1ページにある文字数が少ないので、もっと行間詰めるとか、文字を小さくして余白も少なくしてくれれば軽く持って読めたのになと思う。最近重たいハードカバーはちょっとキツイなぁ。これが興奮するくらい楽しいお話だったら気にならないのにね。 とにかく明帆と陽の会話を...
本が厚くて重い。そのわりに1ページにある文字数が少ないので、もっと行間詰めるとか、文字を小さくして余白も少なくしてくれれば軽く持って読めたのになと思う。最近重たいハードカバーはちょっとキツイなぁ。これが興奮するくらい楽しいお話だったら気にならないのにね。 とにかく明帆と陽の会話を読むのが疲れました。 今時の高校生ってこんなにドライなのって思ったら、結構前に出てた作品なんですね。自分が高校生の時はこんな冷めた奴いなかったけど。なんかもう藍子が憐れに思えてきました。彼氏と幼馴染がこんなじゃね、そりゃオジサンのところにも行きたくなるわ。 ところどころ2人が高校生らしく振舞うところが逆にゾッとしました。永見家でのやりとりとか。とにかく少年2人が気持ち悪いとしか思えなかったです。 最後まで誰にも共感できず、それどころかお前ら何考えてんの状態で終わってしまいました。相性のせいかもしれませんが、何が伝えたいのか正直よく分からない作品でした。
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怖かった。みんなみんなとんでもなく怖かった。 不安定な高校生たちが中心だから、こんなに怖い話になるのだろうと思った。 終わりかたが…
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リアルなようで、リアルでない。。 でも、誰もが抱える負の部分を垣間見ることができる作品です。 全部を理解することができるわけない。でも、一緒にいる。 その意味を考えさせられました。 ラストが曖昧に感じたので星は3つ☆ なんか、すっきりして終わるのかと思いきや、えぇ...
リアルなようで、リアルでない。。 でも、誰もが抱える負の部分を垣間見ることができる作品です。 全部を理解することができるわけない。でも、一緒にいる。 その意味を考えさせられました。 ラストが曖昧に感じたので星は3つ☆ なんか、すっきりして終わるのかと思いきや、えぇえ!?ってとこで終わってしまい・・・(あんまりいうとネタバレですね) 陽の声、聞いてみたいです。
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