海の底 の商品レビュー
とにかくレガリスの描写がぞくぞくした。ちょっとしばらくロブスターとか見れない。子どもたちの上下関係というか、マウンティングみたいなものはなんとなくわかるなぁ。でも三部作の中では1番タイプじゃなかったかな。ラストは有川作品らしいキュンで終わります。
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横須賀に巨大化した大量の人食いエビが襲来…。潜水艦に逃げ込んだのは、実習中の海自幹部候補生と、潜水艦艦長の命と引き替えに助けられた子どもたち。陸上では人食いエビが防衛線を突破しつつある状況で、武器をもたない警察機動隊が苦戦を強いられ、そして自衛隊は…。 植物図鑑に続き2冊目の有...
横須賀に巨大化した大量の人食いエビが襲来…。潜水艦に逃げ込んだのは、実習中の海自幹部候補生と、潜水艦艦長の命と引き替えに助けられた子どもたち。陸上では人食いエビが防衛線を突破しつつある状況で、武器をもたない警察機動隊が苦戦を強いられ、そして自衛隊は…。 植物図鑑に続き2冊目の有川さんの本。どんな話か知らずに読み始めたので、植物図鑑とのあまりの違いに初めは中々ページが進まなかった~(^-^; ほんわかLoveはいったいどこに…っていうか、ザリガニ版ゴジラ!? でも、読み進めていくうち、ちゃんとありましたよ胸キュンが。キャラクター達がどんどん魅力的になって、すっかり引き込まれてしまいました。 面白かった~。3部作なんですね。ぜひ他のも読みたいです。
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リアル本棚をブクログに再現しようと画策中。+゚* 積ん読も消化出来ていないくせに、いろいろ再読しています(*´ω`*) 10代、どちらかというと成人に近い歳の頃の性差や子どものヒエラルキー、親と子の関係などなど、文学的に描こうと思えば描けるものを、こんなにもさらっとエンターテイ...
リアル本棚をブクログに再現しようと画策中。+゚* 積ん読も消化出来ていないくせに、いろいろ再読しています(*´ω`*) 10代、どちらかというと成人に近い歳の頃の性差や子どものヒエラルキー、親と子の関係などなど、文学的に描こうと思えば描けるものを、こんなにもさらっとエンターテイメントに仕上げてくるあたり、この作家のすごいところだな、と思います。 こどもの頃のヒーローって、いつまで経ってもヒーローですよね。
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面白かったです。 「空の中」とはまた違った雰囲気。 「空の中」よりもエグい描写が一部あるけれど。 「生存者0」をこないだ読んだばかりだからか、動物(未知の生物)のパニックものは、ある程度解決までの道筋がどうしても似通ってしまうんだな、と。 そこに自衛隊やら警察やらの国家権力が絡...
面白かったです。 「空の中」とはまた違った雰囲気。 「空の中」よりもエグい描写が一部あるけれど。 「生存者0」をこないだ読んだばかりだからか、動物(未知の生物)のパニックものは、ある程度解決までの道筋がどうしても似通ってしまうんだな、と。 そこに自衛隊やら警察やらの国家権力が絡んで、どこの世界にもいる、「変り者」がブレイクスルーしていく…という。 今回は、そこに潜水艦の中に避難した子供たちと自衛官幹部候補生の場面がプラスされてます。 ただの動物パニックものではなく、人間ドラマになっているのはこの辺りがあるからでしょうか。 それにしても面白かった。 この話の登場人物のその後の短編も読みたいなー。
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巨大ザリガニが襲来するという突拍子もない設定だが、読んでるとこういう事態もありえないこともないんかなという気になってくる。潜水艦内に閉じ込められた海上自衛隊実習幹部である夏木大和、冬原春臣と森生望、遠藤圭介ら子どもたちとのやりとりが話のメインで、その人物描写には引きこまれる。メイ...
巨大ザリガニが襲来するという突拍子もない設定だが、読んでるとこういう事態もありえないこともないんかなという気になってくる。潜水艦内に閉じ込められた海上自衛隊実習幹部である夏木大和、冬原春臣と森生望、遠藤圭介ら子どもたちとのやりとりが話のメインで、その人物描写には引きこまれる。メインキャラではないが、明石警部と烏丸参事官も名コンビで、気にいった。 ただ、話のキーパーソンの一人である遠藤圭介の性格は極端すぎ、ちょっと非現実的な人物設定である気がした。また、人が巨大ザリガニに食べられるといった描写は、ちょっとグロく感じ、身悶えてしまった。 実際はここまで自衛隊が動けないということはないだろうが、本書は、有事の際の自衛隊へのいろいろな制約に対する問題提起の書にもなっている。
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主要登場人物の海上自衛隊実習幹部、夏木&冬原が、 図書館の堂上&小牧みたいな感じ。横須賀の地理を頭にうかべながら面白く読了。 3.5☆くらいって言ったら生意気かな。
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有川浩の自衛隊三部作、最終巻。 『塩の街』は既読だが、ぶっきらぼうだが熱血漢とニヒルな美青年という組み合わせが好きなのかな、この著者は。 特撮みたいな設定、出だしがグロテスクなので引いてしまったが、主題は極限状況下での子どもと大人との世代間葛藤のドラマで引き込まれる。ヒール役の憎たらしい小僧にもそれなりのカタルシスが用意されているあたりで救いがある。 国防としての自衛隊の存在意義を、あらためて考えさせるきっかけにもなる。
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おもしろかった。 が・・・・ジュブナイルものかと思っていたらパニックものだったよ、ぎゃ~~~~!!っと 人喰い巨大エビ(あれ?カニだっけ?)に悲鳴。 冒頭の夏木と冬原のやりとりに、お、おもしろそうっと読み進んでいたら、突然の惨劇に、か、かりるんじゃなかった、っとメッチャ後悔。 ふ...
おもしろかった。 が・・・・ジュブナイルものかと思っていたらパニックものだったよ、ぎゃ~~~~!!っと 人喰い巨大エビ(あれ?カニだっけ?)に悲鳴。 冒頭の夏木と冬原のやりとりに、お、おもしろそうっと読み進んでいたら、突然の惨劇に、か、かりるんじゃなかった、っとメッチャ後悔。 ふつーに殺されるのならまだいいんだけど、喰われる、とか怖すぎなんですけど!絶対映像化はしないで欲しいわあ。 が、ここまでよんだら、事態の解決までよまないと、気持ちわるい、悪い夢みそう、と、睡眠予定時間を1時間オーバーして最後まで一気よみ。 はあ、一応、エビどもは撃退できてよかったーー。 つーか、機動隊のみなさんかっこよすぎなんですけど!!命張ってんなー。(泣) 撤退までが任務です、とか、現場、どれだけ誇り高いんだ!そして、艦長~~~~!! なんかもういろいろ衝撃的でした。 そして自衛隊でてきたらあっという間に駆逐です。 いやー火力が違うね。 こーゆー非常事態にえてして上の動きっては鈍いもんだが、1人、2人、頭の固まってない人がいるとやっぱ違うよなー、と烏丸さんに思う。頑張って上に行ってね。 自衛隊、ねえ。まさに今、集団的自衛権が大問題、つーかもう結論ありきで進んじゃってるけど、 実際のところ、どうなんだろうなあ。 確かに、手も足も縛られてる組織ではあるんだろうケド、 あんま自由に動けるようになるとそれはそれで問題ありそうだしなあ。現場の判断で動けるように、とかいうレベルなら必要なような気もするけど・・・・。 うーん、分からんっ。でもとりあえず、政治家が絶対大丈夫っていう時は疑ってみる必要あり。 んで、最後はあまあまなハッピーエンド! なーるほど、だから忘れてくださいって言ったのかあ。 いやあ、あの場面まで全く気がついてませんでした。 望ちゃん、あの時点で既に覚悟決まってたってこと?? いやあ、結構刷り込み型恋っぽいけど、5年の間に他にいい人現れなかったのかなあ。あ、いや夏木にとっては幸せなことなんだけどさ。 夏木と冬原ってまんま堂上と小牧だなーっ図書館戦争 原作は読んだことないんだが、思う。 そして、あっちも刷り込み型恋っぽいよなーそーいや。 明石さんと滝野さんの動機腐れ縁コンビがメッチャツボだった。1度や2度ではない、他の無茶な出動についてのお話が読みたい。
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頁を開いた瞬間からスペクタクル! 桜祭に湧く横須賀に突如現れた人を襲うエビの大群。 咄嗟に避難した潜水艦内の子供たちとふたりの自衛官は果たして救出できるのか? これを読もうという方は覚悟してください。 読み始めたらもう止まらない。 息もつかせぬこの展開。 何も言うことはない。 ...
頁を開いた瞬間からスペクタクル! 桜祭に湧く横須賀に突如現れた人を襲うエビの大群。 咄嗟に避難した潜水艦内の子供たちとふたりの自衛官は果たして救出できるのか? これを読もうという方は覚悟してください。 読み始めたらもう止まらない。 息もつかせぬこの展開。 何も言うことはない。 とにかく読んで。 話はそれからだ。
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自衛隊3部作をまた読み返したくなり 「塩の街」に続き 再読。 甲殻類の大群に 横須賀の街が襲われ… あり得ない設定だけど 有川さんの話にはいつも引き込まれ 胸キュンのラブストーリーの続きも気になり 「クジラの彼」もその章だけ 読み返し ホッとしました。
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