海の底 の商品レビュー
危機的状況の中、「きりしお」内のこどもたちと海自の見習い二人。よくこういった話が思いつくなぁ◆このような緊迫した話の中に圭介の話のような内容を持ってこれるところに感服。また、大人と子供の中間で一つ抜きんでたこどもとおとなになりきれないこども。これから成長していってほしいな。望と翔...
危機的状況の中、「きりしお」内のこどもたちと海自の見習い二人。よくこういった話が思いつくなぁ◆このような緊迫した話の中に圭介の話のような内容を持ってこれるところに感服。また、大人と子供の中間で一つ抜きんでたこどもとおとなになりきれないこども。これから成長していってほしいな。望と翔の話がだいたいのメインかな。それだけあって一番いい部分でした。また、レガリス軍との戦いのシーンも自分としては好き。読んだ人の印象に残るかな…長田さん、彼が好きだ
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やっぱり自衛隊はかっこいい 今回の有川さん作品は警察もカッコよかった。 自衛隊の皆さん、いつも本当にありがとうございます。 とってもとってもよかったです。 久しぶりに没入できました。
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有川浩さんらしい作品でした。巨大エビが登場したり、ラブコメありで面白くよめました。でも個人的にはこういうのは苦手かも。
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やばい、有川浩さん★5ばっかりや!(別にやばくない)もういいです、普通にファンですわこれはもう、しょうがない認めます これから自己紹介の時は必ず好きな作家は横溝正史と有川浩ですって言います(真逆やないか) 今回はザリガニの大きいのが大量発生です 有川浩さんなりに古き良き怪獣映画...
やばい、有川浩さん★5ばっかりや!(別にやばくない)もういいです、普通にファンですわこれはもう、しょうがない認めます これから自己紹介の時は必ず好きな作家は横溝正史と有川浩ですって言います(真逆やないか) 今回はザリガニの大きいのが大量発生です 有川浩さんなりに古き良き怪獣映画を踏襲しているのが見て取れますね また機動隊の人たちがみんなカッコいいんだよね、これ主役完全に機動隊やん そしておそらく多くの読者の期待を裏切らずに10点満点の着地!内村か!内村航平か!というね(引退してしまったけども) まとめると内村航平は日本体操界のレジェンドだ!ということですね!(この着地は0点)
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友達に勧められて読んでみた。 有川浩さんの作品は人物の描写が繊細で、読んでて感情移入してしまう。 うまく言葉にできないのがもどかしいけど、読んでて泣きそうになる。 レガリスどの戦いや日本の政治的戦いの中にうまく恋愛要素を盛り込んでてさすが。 バトルものだと単調になってしまうところ...
友達に勧められて読んでみた。 有川浩さんの作品は人物の描写が繊細で、読んでて感情移入してしまう。 うまく言葉にできないのがもどかしいけど、読んでて泣きそうになる。 レガリスどの戦いや日本の政治的戦いの中にうまく恋愛要素を盛り込んでてさすが。 バトルものだと単調になってしまうところが、人物模様でうまく引き込まれるようになっていてページを進める手が止まらなかった。 自衛隊三部作では1番好きだな。
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初有川作品 巨大生物来襲&警察と自衛隊の攻防&潜水艦に逃げた自衛官と子供達の物語とエンターテイメント映画並に盛りだくさんな内容 序盤はパニック映画の様なザリガニVS人類というSF物語よりもこの事件を取り巻く人間模様の方がメインかな? そこら辺の描写はかなりリアルだった...
初有川作品 巨大生物来襲&警察と自衛隊の攻防&潜水艦に逃げた自衛官と子供達の物語とエンターテイメント映画並に盛りだくさんな内容 序盤はパニック映画の様なザリガニVS人類というSF物語よりもこの事件を取り巻く人間模様の方がメインかな? そこら辺の描写はかなりリアルだった そしてベタな展開だけどラストも好きです
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「自分のプライドは自分で守れ。」(141 ページ) 海の底から這い出てくる脅威から逃げ惑う中、 2人の男に潜水艦に保護される、子供たち。 世界から切断された空間で、 それぞれの想いとプライドがせめぎあう。 潜水艦という狭い空間で、 大人の世界を凝縮する子供の世界が展開し、 ...
「自分のプライドは自分で守れ。」(141 ページ) 海の底から這い出てくる脅威から逃げ惑う中、 2人の男に潜水艦に保護される、子供たち。 世界から切断された空間で、 それぞれの想いとプライドがせめぎあう。 潜水艦という狭い空間で、 大人の世界を凝縮する子供の世界が展開し、 恋と憎しみと友情が爆発する。
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読み始めてすぐ、失敗したと思った。 人がばたばた死んでいくから。 私の苦手なパニック物、サバイバル物である。 昔は、こういうハラハラドキドキする小説も好きだったが、年とともに好みが変わってきて、今じゃはっきりこういう手は避けている。 人が死ぬと悲しいし、遺族のことを想像し...
読み始めてすぐ、失敗したと思った。 人がばたばた死んでいくから。 私の苦手なパニック物、サバイバル物である。 昔は、こういうハラハラドキドキする小説も好きだったが、年とともに好みが変わってきて、今じゃはっきりこういう手は避けている。 人が死ぬと悲しいし、遺族のことを想像してブルーになるから。 しかし、今サイコーにはまっている有川浩なので、ガマンして読んだ。 読み終わって、苦手な話でも読んでよかったと思った。 話が荒唐無稽な設定(巨大化したザリガニが人間を襲う)なのに、リアリティがあっておもしろい。 電磁柵の工事が強度を増したぶん重機を多用した大規模工事になった・・・などのくだりは、「作者は現場を見てきたの?!」と思うくらい詳しい。 あと、すべての有川作品に言えることだが、登場人物がとっても魅力的である。主要な二人(夏木と冬原)はもちろん魅力的だが、いやな奴(圭介)も、ただ単純にいやな奴というわけではなくて、背景にはこんなことがあるんだよという丁寧な説明があって、最後にはやっぱりこいつもいいやつだな、ああよかったと思わせてくれる。 夏木と森生の恋も非常にうまく落ちをつけていて、読後感がよかった。 有川浩はすごい。本当にすごい。 ところで、冬原は「晴臣」(9ページ)が正しいの?「春臣」(300ページ)が正しいの?wiki先生にも書いてなかった。誰か教えてエロイ人。
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突如現れた正体不明の生物。逃げ込んだ潜水艦で子供達と共に救助を待つ自衛隊員の夏木と冬原。 潜水艦内では様々な出来事が起こるが、同時に地上では自衛隊と警察の関係が救助をスムースに進ませなかったり・・ ラストは、有川さんはこうでなくちゃ、と思えた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
友達にオススメして貰った作品。 これ自衛隊シリーズの第2段だったのかな? レガリスという巨大人食いエビが突如横浜を襲う。 しかし問題を起こして罰則をうけていた自衛隊の冬原と夏木、それから艦長の3人は、エビに追い詰められた子供たちを見つけ急遽潜水艦へと立てこもるーー。 対犯罪者の装備しかもたない警察官と、自衛隊出動までのハラハラする展開や、狭い場所に閉じ込められた異様な上下関係のある子供たちと自衛隊とのやり取りが、とても面白くてあっという間に良見終えてしまう。 ただ視点の切り替わりが急というか、誰目線になってるのか一瞬分からず戸惑ったりする事が多かった。あと冬原と夏木がどちらがどちらだか把握するのに四苦八苦した… 小学生から高校生までの子供たちが一緒に閉じ込められ生活する様が、一種「十五少年漂流記」のような冒険ものを連想する…と思ったらあとがきにテーマとして記載されていた。 両親を亡くして我慢を積み重ねていた望と、声のでなくなった翔姉弟はいじらしく応援したくなるし、クソ生意気ながら毒親の支配下にあったと思わされる圭介が、この緊急事態によって良い方向へと軌道修正されたのが本当に良かった。 ただ圭介は本当可哀そう。 母親が間違っている、おかしいなんて子供としては耐えがたいことだし、そんな事気付きもせず酷い態度を取っていたのだと気付いてからの圭介の頑張りを想うと本当泣ける。 望にも謝れてスッキリ出来たのがせめてもの救い。親と決別出来るといいなぁ。 最後になってしまったけど、望と冬原の初々しいカップルは本当に最高だった。 望ちゃんシッカリしていて意思が強くて最高。可愛い。 この2人がくっつくまで、くっついてからも読みたいけれど、シリーズでまた出るのだろうか?
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