九月が永遠に続けば の商品レビュー

沼田まほかる(著者)

2009/10/04

離婚した敏子は高校生の息子、文彦と平穏に暮らしていた。その文彦が夜、ゴミ出しに行ったまま失踪してしまった。悩みもない陽気な17歳とばかり信じていた文彦に、何が起こったのか。長年一緒に暮らしていて、自分の一部と感じていた息子は実は全く別の顔を持っていた。

2009/10/04

ミステリーというより正統的なモダンホラーなのかもしれない。母であり女性である主人公の暗くて深い情念は怪物といえるかも。主人公と同じくらいの世代の男の子の母親である女性が読めば、本当に怖いんじゃないかなぁ。なので、ぼくにはよくわかりませんでした。