九月が永遠に続けば の商品レビュー

沼田まほかる(著者)

2009/10/04

第5回ホラーサスペンス大賞受賞作だった。
これって純愛？なのかなあ？
登場人物が複雑に入り組んでて、それでいて、最後は、そうきたって感じで。
びっくりするくらい、あっという間に読める面白い話だった。とにかく、沼田さんはかなりのおすすめです！！！

2009/10/04

07/01/27読了★最愛の息子と恋人が同時に消えた？！という女にとって選択の難しい２大要素をぶつけてる設定が面白かったです。母親であり女であり。デビュー作って結構「ま、こんなものよね」ってのが多いんですがこれは筆力がすばらしいと思いました。今後も期待な作家さんです。

2009/10/04

沼田まほかるさんの処女作。ホラーサスペンス大賞受賞も納得。ミステリーとして処女作なのにレベルが高い。だけでなく、文章も巧い。間の取り方、目のかわし方、全て絶妙でお手上げで、まほかるワールド炸裂です。

2009/10/04

本作にて第５回ホラーサスペンス大賞を受賞。その時５６歳新人作家。性別不詳。でもやっぱり女性なんじゃないかなあ。全体に母親＋女性視点が。とても狭い人間関係の中で話は進んでいくが、それがまた反対に真実味を加え、とてもよい出来になっている。一気に読んだ。

2011/10/02

読了後二週間が経つのに、今だ興奮冷めやらぬこの衝撃は近年にないものです。

予備知識もなく「まほかる」という名前に惹かれて読み出すと、そのうまさに痺れてしまった。

ひさしぶりに、読んでいてカタルシスを味わう。

有名作家たちの文章のまずさに閉口している時に、まさに救世主といっても過言ではありません。

2009/10/04

ある日突然ゴミを捨てに行ったっきり、一人息子が姿をけした。翌日、母である私の恋人が線路に転落して不審な死を遂げた。事故か事件か？息子との関係は？息子を探すうちに、知られざる息子の一面、そして別れた亭主の一面を知っていく。同じ母親として息子が消える恐怖心がじわじわ迫る話だった。人間関係が一点も二点もする展開は目が離せない。でも。最後、誰一人救いがないような気がするのは、、、それが子供の成長、そして現実というものだろうか？

2009/10/04

登場人物がたくさんいるが、どこかで必ずみんながつながっていて、謎自体は人間の深い暗い部分に根付いているものを扱っている。読めば読むほど驚かされる

2010/04/19

ホラーサスペンス大賞を取ったわりにはホラー色がかなり薄い。というか皆無に等しい。
込み入っているようで実のところあっさりしてるし、おせっかい親父（服部）をわざわざ作る必要性が良くわからん。

2009/10/04

戻れないよ、何も知らなかった頃には。
なんでこれがミステリー大賞なんだろ。
ここまでドロった愛憎劇はノンストップで読んでしまうから？

2009/10/04

タイトルが心に残ったので、思わず買ってしまいました。同じ年代の息子を持つ母親なら、きっとドキッとする内容なのだろうなあ。