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ハッカーと画家 の商品レビュー

4.1

122件のお客様レビュー

  1. 5つ

    41

  2. 4つ

    38

  3. 3つ

    20

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2024/06/05

面白かった。特に、Nerdがなぜモテないのかといった話や、言ってはいけないことの話、富の格差の話、言語選択の話あたりは面白くて、自分の中にも深く刻み込まれた感覚がある。 少し独善的な内容だと言えるけど、だからこそ、良い。だからこそ、それが、言わされているのではなくて、自分が言い...

面白かった。特に、Nerdがなぜモテないのかといった話や、言ってはいけないことの話、富の格差の話、言語選択の話あたりは面白くて、自分の中にも深く刻み込まれた感覚がある。 少し独善的な内容だと言えるけど、だからこそ、良い。だからこそ、それが、言わされているのではなくて、自分が言いたいから言っているのだと思えるから。 かっこいい。この著者が、そこそこ名の知れたOSSのContributor、程度だとしても十分に面白いのに、ベンチャー企業で成功を掴んでいるのだからなおのこと。

Posted byブクログ

2024/05/02

アメリカ人が作るのが得意なものが得意である理由と、苦手なものが苦手である。理由とは同じなんだ。アメリカ人は一度何かをしたいと思い立つと、それがうまくできないんじゃないかとか、世間的に角が立つんじゃないかとか、あるいは無謀だと人に思われるんじゃないかとか、そういうことを気にしない。...

アメリカ人が作るのが得意なものが得意である理由と、苦手なものが苦手である。理由とは同じなんだ。アメリカ人は一度何かをしたいと思い立つと、それがうまくできないんじゃないかとか、世間的に角が立つんじゃないかとか、あるいは無謀だと人に思われるんじゃないかとか、そういうことを気にしない。何かしたくなったら、Nikeのコマーシャルみたいにとにかくやる。 ビジネスの種類によっては、本当に仕事に打ち込めば平均的な社員の10倍どころか、100倍もの富を生み出すことさえできる。例えばプログラマーは既存のソフトウェアを保守したり、完了したりして時間を潰す代わりに、全く新しいソフトウェアを書いて新しい利益の源を作り出すことだってできる。しかし会社はそういうことをしたい人のためにはできていない。上司のところに行って明日から10倍働くので、給料10倍にしてくださいとは言えない。そもそも表向きはあなたは既に可能な限り頑張って働いていることになっている。 ベンチャー企業は一升分の労働時間を数年間に圧縮したものだと考えられる。ゆったりと40年働く代わりに、可能な限りにハードに4年間働くんだ。技術の分野では早い仕事により価値があるので、この手法はとりわけ有効だ。 もし、現代よりも物質的にずっと豊かで、でも社会的には最下層であるような状況と、社会的に一番の富裕層であるが、現在よりも貧しい状況を選べと言われたら、私は前者を選ぶ。

Posted byブクログ

2024/02/27

2024-02-27 さすがに20年前のエッセイだけあってそれはどうよという記述も目立つが、1/3くらいは共感。総じて、nardな部分には共感、キャビタルの部分には反感と言ったところか。言語の流行は、現場離れて10年経つのでもうよく分からないけど、あまり当たっていない気がする。A...

2024-02-27 さすがに20年前のエッセイだけあってそれはどうよという記述も目立つが、1/3くらいは共感。総じて、nardな部分には共感、キャビタルの部分には反感と言ったところか。言語の流行は、現場離れて10年経つのでもうよく分からないけど、あまり当たっていない気がする。ASPは作った人が言うのだから、当たって当たり前。 と言うふうに予言書っぽく読むのはおそらく正しくない。読み取るべきは、その精神。 だけど、格差上等死ぬ気で働け、というのには同意しかねる。

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2023/04/09

2000年代前半に著された本だ、ということがにわかには信じられないくらい、2023年現在のわたしたちの在り方を言い当てている。ハッカーは未来を読めるのか?否、ハッカーが未来を創ってきたのだ。

Posted byブクログ

2023/02/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

長くて心折れそうだったが、読了。勉強になる系というかはモチベーションが高まる系だった。エッセーでした。Lisp触りたくなった

Posted byブクログ

2023/02/04

作者はArc言語の設計者でさ、最初のウェブベースアプリケーションyahoo storeを作った。言語をデザインしてる人が書いてるプログラミングについての話は難しすぎる。途中でギブアップ。

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2022/08/01

15年ぶりの再読。前回読んだときはもっと刺さった気がするけれど、今回はそこまでではなく。内容の経年のせいか、自分の加齢のせいか。現在使われているプログラミング言語のうち、100年後でも使用されているものは2~3個ではないかという考察は興味深い。

Posted byブクログ

2022/02/02

「ポール・グレアムは、大きなテーマを優しく、明晰に、ユーモアを交えながら語る。その語りはギークの間のみならず、最も優れた作家に比しても全く劣らない。」 ――デイヴィッド・ワインバーガー、『クルートレイン宣言』共著者 現代はコンピュータの時代だ。この世界は、日々プログラマによって形...

「ポール・グレアムは、大きなテーマを優しく、明晰に、ユーモアを交えながら語る。その語りはギークの間のみならず、最も優れた作家に比しても全く劣らない。」 ――デイヴィッド・ワインバーガー、『クルートレイン宣言』共著者 現代はコンピュータの時代だ。この世界は、日々プログラマによって形作られている。プログラマとは何者だろう。何が彼らを動かすのだろう。そして、彼らは私たちにどのような影響をもたらすのだろう。 この事実を考えてみてほしい。身の回りのすべてのものが、コンピュータへと変わりつつある。タイプライターは消え、コンピュータになった。電話もコンピュータになった。カメラもそうだ。テレビとビデオも、じきにコンピュータネットワークの一部となるだろう。車に搭載されているコンピュータは、1970年に部屋一杯を占めていたメインフレームよりもパワフルだ。手紙、辞書、新聞、そして近所の商店までも、インターネットで置き換えられようとしている。次は何だ? 『ハッカーと画家』は、ハッカーの世界とその住人の動機を探る。明解で考え抜かれた散文を、歴史上の例で彩りながら、ポール・グレアムは読者を彼が「知的な未開の西部」と呼ぶ場所へと誘う。

Posted byブクログ

2021/10/07

今読むには内容が古いかも知れないが思想は色褪せない。 ソフトウェア開発者としての生きていく為の考え方は非常に参考になる。

Posted byブクログ

2021/07/31

結構偏っていて痛快なエッセイたち。スーツ族がとてもお嫌いなようだ。7割ぐらいわかる。Lisp触ってみようか。

Posted byブクログ