1,800円以上の注文で送料無料

ハッカーと画家 の商品レビュー

4.1

124件のお客様レビュー

  1. 5つ

    42

  2. 4つ

    39

  3. 3つ

    20

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    2

レビューを投稿

2021/10/07

今読むには内容が古いかも知れないが思想は色褪せない。 ソフトウェア開発者としての生きていく為の考え方は非常に参考になる。

Posted byブクログ

2021/07/31

結構偏っていて痛快なエッセイたち。スーツ族がとてもお嫌いなようだ。7割ぐらいわかる。Lisp触ってみようか。

Posted byブクログ

2021/05/11

面白かった。既に知っていたり、考えたことがある内容や、それは極論だなとか思う内容も多かったが、それを補ってもあまりある魅力的な論旨と斬新な持論が軽快なリズムで綴られている。個人的には、当たり障りのないことを言うありふれたビジネス書や自己啓発本よりも圧倒的に示唆に富み、面白い内容だ...

面白かった。既に知っていたり、考えたことがある内容や、それは極論だなとか思う内容も多かったが、それを補ってもあまりある魅力的な論旨と斬新な持論が軽快なリズムで綴られている。個人的には、当たり障りのないことを言うありふれたビジネス書や自己啓発本よりも圧倒的に示唆に富み、面白い内容だった。

Posted byブクログ

2021/02/09

ハッカーも画家も創る人。画家は何年も経ってから評価されてきた。じゃあハッカーは? これは2004年に書かれた本で、現在ハッカーが評価されていると思うと、かなり早い段階でクールな職業になった 裕福になるためには、測定と梃子(てこ) 自分の生産性が測れることと、自分の決定が大きな...

ハッカーも画家も創る人。画家は何年も経ってから評価されてきた。じゃあハッカーは? これは2004年に書かれた本で、現在ハッカーが評価されていると思うと、かなり早い段階でクールな職業になった 裕福になるためには、測定と梃子(てこ) 自分の生産性が測れることと、自分の決定が大きな効果を持つようにすること ブランドは唯一技術で安価にできないもの 「業界のベストプラクティス」はあなたをトップにするのではなく、単に平凡にするだけだ。

Posted byブクログ

2020/12/29

ハッカーについて様々な視点から語る本で、 2004年に少し古めの本であるものの読むことで、発見があり考え方を刺激する本だった。 ハッカーと画家という一見大きく違う職業ではあるが、 以下のような共通点がある。 - それぞれ創る人であること - 大きく枠組みから組み立てていき細部ま...

ハッカーについて様々な視点から語る本で、 2004年に少し古めの本であるものの読むことで、発見があり考え方を刺激する本だった。 ハッカーと画家という一見大きく違う職業ではあるが、 以下のような共通点がある。 - それぞれ創る人であること - 大きく枠組みから組み立てていき細部まで詰めていくということ - 一流と呼ばれる人たちは細部まで拘り作品を作っていくこと 文脈の中で、ハッカーの定義は「ソフトウェアを作り問題解決をする人のこと」であるように思う。 というのも、対比的に研究者というものが書かれていたからだ。 研究者は新しい発見をして論文にまとめて成果とするため、 普通やらないような方法を試すなども行う必要がある。 一方で、ハッカーはユーザに問題解決を提供するために既存の技術を駆使したり改善するなども仕事であるため、 到達点が異なるというところで一つのカテゴリーに置いておくには違和感があるのだと思う。 他の部分でも面白い章が様々あり、 特に面白いなと思ったのは、「口に出来ないこと」「格差を考える」である。 というのも、昨今のビッグテックと呼ばれるような企業や技術系の企業では ポリティカルコレクトネスに同調する企業が多いように感じる。 確かにみんなが考える正しいことを言ってやるのも大事かも知れないが、 それではブレイクスルーは生まれないし、新しい発見は生まれないと思う。 わざわざ危険を冒して言う必要はなくとも、踏み込んで考える必要はあるのではないかと思う。 当たり前かも知れないけど、みんなが考えるようなことは既に誰かがやってるし出来ても真似される。 格差を考えるの章も非常に面白かった。 格差と聞くと無条件に悪いものと考えがちで、確かにパイを奪い合う市場ではそうかも知れないが、成長中していれば増えた分取れるという事だと思う。 新しく資産創り増やしたことで多く資産を持っていたとしても何も問題はなく、 他の人の分を奪う事や資産は奪ったものであると言う考えが問題なのだと思う。 ただ盲目的に考えてしまっていたので新しい視点となった。 この本を読んで、何を良いと思うのかという感覚と夢中になれるものは何かというところが大事なのかなと思った。 自分が考える美しいソフトウェアを自分の好きな言語で作り問題を解決していけると良いなと思った。

Posted byブクログ

2020/11/14

アンリさんの #熱投 に引用されていた『ハッカーと画家 -コンピュータ時代の創造者たち』読了。 何かをうまくやるためには、それを愛していなければならない。美に対する熱狂的な没頭。 ハッカー視点のプログラミングとアートと社会の見方。面白かった。

Posted byブクログ

2020/10/25

最初にどうでもいい話だけど,著者のお名前の発音は,グレアムじゃなくてグラムでしょ.日本語のwikipediaも本書の監訳者あとがきにもポール・グレアムってかいてあるけど. ポール・グラムは世界で一番最初にいまではウェブアプリとよばれるところのソフトウェアを開発したプログラマで,...

最初にどうでもいい話だけど,著者のお名前の発音は,グレアムじゃなくてグラムでしょ.日本語のwikipediaも本書の監訳者あとがきにもポール・グレアムってかいてあるけど. ポール・グラムは世界で一番最初にいまではウェブアプリとよばれるところのソフトウェアを開発したプログラマで,LISP 使いとして知られるハッカーでもある. 本書はグラム氏が割と昔に書いた,それでいま読んでも古びた感のない現代にも通用する骨太な知を感じさせるエッセイをまとめた本です. これをよんで氏に興味をもったらぜひ最近のエッセイも読んでみてほしい. How to Write Usefully とか.ほんとオススメ.

Posted byブクログ

2020/09/01

理系大学生に刺さる本。2005年に書かれたとは思えないほどの先見性。プログラムは勉強じゃなくて、芸術だったりスポーツに近いと認識した。

Posted byブクログ

2020/08/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

Ycombinator設立者である凄腕技術者ポールグレアムによる、コンピュータの世界が本当はどうなっているのかを説明する本。ハッカー世界へのガイドブック。 真のインサイトをついた言葉が随所に散りばめられており、とても面白い。 <メモ> ・ハッカーと画家の共通点。どちらも良いものを創る。 ・良いデザインを判断するためにはデザインに対するセンスが必要。時間が経てば美しいものは生き残り、醜いものは淘汰されていく。 ・創りながら理解していくべき。 ・大企業は出力のばらつきを押さえたがる。下手を打たないことで勝つため。 ・勝負にうって出るべきは誰も要塞を築いていない新しいマーケット。 ・昼間の仕事と夜の仕事。ライスワークとライフワーク的な話。 ・ハッカーはオリジナルから初めて上手になる、科学者は上手になることから初めてオリジナルになっていく。 ・絵画から学べること。次第に詳細化しながら創ってゆく。・偉大な絵画は到達すべきゴールのさらに上に到達していなければならない。見えない細部が組み合わさることで圧倒的な何かが生まれる。熱狂的な没頭を必要とする。

Posted byブクログ

2020/06/11

相反するようで同じとういうハッカーと画家。 エンジニアでは無いけど、ハッカーはどう考えてどういるのかという視点でハッカーを知れた書だったと思う。 Airbnbストーリーでも同じことが書かれていたけど、とにかくユーザーに耳を傾けるべきだし、難しい点だと思った。どうしても規模やお...

相反するようで同じとういうハッカーと画家。 エンジニアでは無いけど、ハッカーはどう考えてどういるのかという視点でハッカーを知れた書だったと思う。 Airbnbストーリーでも同じことが書かれていたけど、とにかくユーザーに耳を傾けるべきだし、難しい点だと思った。どうしても規模やお金が優先になってしまいがち。 ポールグレアムという偉人ぶりがよく理解できた。 プロダクトによりデザインはされるべきだし、デザインによりプロダクトも作られる。 この2点が、とても印象深い。

Posted byブクログ