1,800円以上の注文で送料無料

ハッカーと画家 の商品レビュー

4.1

124件のお客様レビュー

  1. 5つ

    42

  2. 4つ

    39

  3. 3つ

    20

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    2

レビューを投稿

2020/03/24

内容についてあまり前評判を見ないまま、ただ単に「ハッカーと画家」というタイトルに惹かれて読んでみた。ハッカーと画家の何のことだろうと思った。(答えはそれらが似ているという話と、著者自身がハッカーと画家だったという話だったが) 読んで分かったのは、この本はプログラマー…ベンチャーで...

内容についてあまり前評判を見ないまま、ただ単に「ハッカーと画家」というタイトルに惹かれて読んでみた。ハッカーと画家の何のことだろうと思った。(答えはそれらが似ているという話と、著者自身がハッカーと画家だったという話だったが) 読んで分かったのは、この本はプログラマー…ベンチャーで成功した所謂凄いプログラマーが、何を思っていて、何を考えていて、プログラマーに必要なものは何で、どういうことをするべきなのか、という自身の考えを述べたものだということだ。自分は少しプログラムを齧った程度の人間なので、こういうものなのか、と少し客観的に読んでいて、賛同できる所とできない所はあるにせよ、こういう議論をすること、考えを持つこと、それには価値があることだろうと個人的には思ったし、単純に考えるのは面白いと思った。この本を読むと自分の中に色んな議論が沸き起こるだろう、なぜならここで述べられているのはサイエンティフィックな正解ではなく個人が考える正解や最適解だからだ。「私はこう思う」を読み続けてそれをただ飲んでいくのではなく、「お前はどう思うんだ」を問われていると思いながら読むと得られるものが大きいと思う。プログラマーとして生きる意思があるなら一度読んで考えてみてもいいんじゃないか。 あと一部についてはプログラマーじゃなくたって専門職なら当てはまるよな、とか、人生について当てはまるよな、と教訓になるようなこともあって、良い考え方を提示して貰えたなと感じている。

Posted byブクログ

2020/03/24

感想ブログを書きました。 https://blog.a-know.me/entry/2020/03/24/224153

Posted byブクログ

2020/01/18

プログラミングの本として読んではいけない。しかし、ものづくりに対する態度、価値を生み出すこと、そしてビジネスに対する向き合い方などについて今一度考えるにはとても良い機会になるだろう。難点はLISPへの愛が強すぎてその他をボロクソに言うこと。笑

Posted byブクログ

2020/01/10

オタクにとって学校は残酷で退屈なところだ。 なぜなら学校の本当の目的は子供を閉じ込めて大人が仕事をできるようにすることだからである。 学校に集められた生徒には実社会の集団と違って目的がない、だが集団である以上階級は生まれざるを得ない。 集まった目的がないため階級の基準は人気順とな...

オタクにとって学校は残酷で退屈なところだ。 なぜなら学校の本当の目的は子供を閉じ込めて大人が仕事をできるようにすることだからである。 学校に集められた生徒には実社会の集団と違って目的がない、だが集団である以上階級は生まれざるを得ない。 集まった目的がないため階級の基準は人気順となる。そして外敵がいないため、イジメのような手段を使って階級を上げようとする者が現れるのだ。 という主張は説得力があった。学校に行きたくないという子供がいたら、学校は問題も抱えたシステムであり、奇妙で人工的で空虚さと凶暴さが入り混じった場所なのだと、そしてそれは人生の全てではなく一時的なものだと教えてあげたい。 ガリレオが言った「地球は動く」のような現代で口にできないことを探し、それが真実であるか考える習性を身につけることで素晴らしい仕事を生み出すアイディアを見つける。 口にできないことのサイン ・口にしたことで災難に巻き込まれているもの ・過去でいう異端のようなレッテル ・他の文化と比較した時に差異があり、かつ衝撃的なもの ・気取り屋(よく分からなかった。) これらのサインと流行のメカニズムを組み合わせれば考えることも憚られる考えを見つけられる。

Posted byブクログ

2019/05/28

ハッカーに関して作者が自身の考えをただ述べ続けるという本。 作者がLisp推しなのは分かった。 翻訳に関して言えば、仕方ないのかもしれないが「nard」を「オタク」と訳していたことに違和感があった。

Posted byブクログ

2019/04/27

技術にテコを効かせるのが重要という観点は参考になった。 リア充の社会的なエリートたちをこき下ろす表現が多いが、やたら視野が狭い。そこは感心しなかった。

Posted byブクログ

2019/02/15

ある程度英語が読めるなら、 原本を選んだほうがいい。 監訳とは…? 下訳そのまま使ってるのでは。 内容はおもしろいだけに残念。

Posted byブクログ

2018/10/28

【由来】 ・ 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・

Posted byブクログ

2017/04/23

PCオタクに対する処世術が、軽いエッセイの形で語るらている。ITエンジニアにとっては自分の生き方を考える上でいろいろ参考になる点が多い。マイクロソフトは大企業にも拘わらずソフトウェアを生み出す稀有な会社という観点はなるほどと思った。

Posted byブクログ

2017/03/07

プログラミングに限らず、優れているとはどういうことかついてのエッセイ集。特に専門知識が無くても読めるし、文章が読みやすいし論理的ですらっと内容が入ってくる。成功譚ではなく、ここから自分がどう考えるかの下敷きという感じだった。04年でこの内容は面白い。(付箋:「口に出来ないことが何...

プログラミングに限らず、優れているとはどういうことかついてのエッセイ集。特に専門知識が無くても読めるし、文章が読みやすいし論理的ですらっと内容が入ってくる。成功譚ではなく、ここから自分がどう考えるかの下敷きという感じだった。04年でこの内容は面白い。(付箋:「口に出来ないことが何かを知りたければ、流行の仕組みをよく見て、それが何を口に出来なくするかを予測すればいい」「自由権は国を富ませるもの」「海賊版が出回る「利点」」「仕事とは、会社の他の人々と一緒に平均化されつつ、人々が欲することをなすことだ」)

Posted byブクログ