おとなの小論文教室。 の商品レビュー
この人の言葉は、ズドンと、胸に響く。 ストレート。 キレと言うより、重さのあるストレート。 ど真ん中に。ズドン! 不器用にとにかく全力投球。 打たれても構わない潔さ。 その身を削り、命を削り、魂を削り、 しぼり、だされていく、「ことば」たち 胸の奥の、核心に、 スババババ...
この人の言葉は、ズドンと、胸に響く。 ストレート。 キレと言うより、重さのあるストレート。 ど真ん中に。ズドン! 不器用にとにかく全力投球。 打たれても構わない潔さ。 その身を削り、命を削り、魂を削り、 しぼり、だされていく、「ことば」たち 胸の奥の、核心に、 スバババババーーーっと くる くる きまくる うそがない 全く、全然、1ミリも うそがない 「考える」ってやっているのか? 迫ってくる グイグイと迫ってくる。 解放者。この人は、解放者だ。 ぼくたちは、 自分の頭で考えて、問いを立てて、解決して、アウトプットし続ける。 生きる根幹を洗い出し、 丸裸にし、 学べる、 凄まじい作品。 ズーニーさんの作品は、2冊目。 もっと、読みたい。 抽象的な感想だなぁ。 タイトルが「小論文教室」となってるけど、 小論文の書き方のハウツー本ではない。 ほぼ日の連載コラムで、 個性があり、面白い文章を書くための指南書感はアル。心構えや、考え方。 それとともに生き方が浮き彫りになる。 ならざるを得ない。 いま、ここに、私がいる 「私がない」ってことが、とても恐ろしく、つまらない結果になる そんなことを心から感じさせてもらえました。 無難に生きてる場合じゃない のです。 1冊目に読んだ本と同様に ズーニーさんは、 すげぇです。 本作は2006年1月初版 でも、「理解という名の愛が欲しい」 の方がオススメかなぁ。
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文章がとても読みやすくスラスラと一気に読んでしまいました。 ただ山田ズーニーさんの他の本と似ている内容で同じことを言ってると感じてしまいました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
花田菜々子さん本で知りました。 ほぼ日で連載されてるんですね。 こういう構成の本を初めて読みました。 文章力、表現力を身につけたいと思ったのですが、 「こう書くといいよ」というノウハウ本ではなかったです。 以下、覚えておきたいなと思ったところの抜粋です。 作家の方々は文章写真絵などで、自分の内面を表現しています。それを受け取っているから私は相手の内面がよくわかり、信頼と共感を寄せるのです。 一方、作家側は特に自己表現していない私の内側について深く知ることはありません。スタートファンの関係。スターは厳しい世界で自分を表現し、伝える努力をしているからファンに愛されている。何かの方法で自分の内面を相手に知ってもらわなくてはならない。相手からすれば「よく知らない人に好きと言われた」ことになる。 ながーい企画書を見て、「これを一言で言うと?」 あなたがやっていること、やろうとしていること、それをひとことで言うと? 読者側から見た時、この雑誌は何か、面白いのか、いいことがあるのか、一発で分からないといけません。 自分の中にもともと個性はない 自分の中に元々才能はない、としてみる 自分の個性は、人に出会って関わって、自分の価値を認めた相手の中にあると考えてみる。 部活のキャプテン。下級生がついてくる部にするためには、自分の考えをたくさん、行動や言葉に表さねばならなかった。 そのようにして身についたのが表現力だ。 初対面の大人と、ごくふつうに意思疎通ができる。順番が回ってきた時、逃げたりせず、たどたどしくても自分の考えを最後まで言える。 自分のことを考え切ることが、ぐるっとまわって相手の意志を尊重することになる。相手が、自分の望む反応をしないと怨んだり、相手への執着がなかなかあきらめられないのは、相手に気に入られようと思って、不本意なことをするからだろう。 もっと自分の思ったことを表現すればいいのだと思う。 社会人になって、一人称私、で文章を描かなくなった。 勉強の席で「読む→考える→書く」をあらたまってやるか、日常生活の中で「聞く→考える→話す」を自然にやるか、どちらにしてもコツコツやり続ける生活があって、はじめて人は自分の身近なものから、しだいに自分と距離のある人や問題に対しても「リンク」をはれるようになっていきます。 書いて表現し、評価や反応を受けることで少しずつ、自分の思いと言葉のブレをなくし、相手との関係のズレ、自分の立場を修正します。徐々に自分の考えを伝える術を身につけていきます。
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私は、自信がなくてアウトプットできないな、といつも感じている。では何故そうなのか?自分が作ったいない敵。間違えてもいい、自分をひらくことによって見えて来る世界…。一歩勇気をもらえるような本。
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20190615 下京図書館 講義調あるいはブログ調で、読者が構えをとらずとも自然と入ってくる言葉でかかれているのは、さすがにコミュニケーション・教育をプロとする著者の真骨頂であろう。 全編に共通するのは、パッシブオンリーで生きてたら、ツマラナイよ、というメッセージだ。
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私は日々、自分を表現することができているだろうか? その土台となる「考える」ことができているだろうか? 自分の頭で考えて、自分の言葉で人に伝えられるようになるには、コツコツと場数を積み重ねることが必要だという。 アウトプットの場数が、表現力を磨く。 文章を書きたくなった。 自分の...
私は日々、自分を表現することができているだろうか? その土台となる「考える」ことができているだろうか? 自分の頭で考えて、自分の言葉で人に伝えられるようになるには、コツコツと場数を積み重ねることが必要だという。 アウトプットの場数が、表現力を磨く。 文章を書きたくなった。 自分の考え、想いを発信したいと思った。
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自分を表現する営み 自分が表現することは誰かとコミュニケーションをすること。関係性を考え、伝えなきゃ。
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ぜひ1101の連載も読んでみてください。 私は目からうろこでした。血で文章を書いているような人。 https://www.1101.com/essay/
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一番強くこれはと思った箇所は、 レッスン16「相手の気持ちを考えない勇気」。 よく「相手の気持ちを考えて行動しなさい」と道徳の授業だとか大人から言われたけど、 実際には、相手に気を考えすぎて起こるすれ違いの方が多いんだよなぁ。 そこを、ズバリ書いていて、なるほどと思った。 自...
一番強くこれはと思った箇所は、 レッスン16「相手の気持ちを考えない勇気」。 よく「相手の気持ちを考えて行動しなさい」と道徳の授業だとか大人から言われたけど、 実際には、相手に気を考えすぎて起こるすれ違いの方が多いんだよなぁ。 そこを、ズバリ書いていて、なるほどと思った。 自分はどうしたいのか、そこを考える。それを表現する、伝える。 それを受け取った相手が望むような反応をしなくても、それはかまわない。 それが相手の意思を尊重することになる。
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読むと素晴らしく頭の中をまとめられる、ぐちゃぐちゃにされる、そんな本でした。手元に置いておきたいな。
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