まんが パレスチナ問題 の商品レビュー
複雑な歴史がある中東・ヨーロッパ。 中東にいる以上、触りだけでも知っておかなくてはと思い読んだ本作。 非常にわかりやすく解説してくれています。 日本の歴史とはまた別次元の、非常に各大陸の思惑に振り回されているパレスチナ問題。 本作だけ理解するには無理があるが、全体像は掴めます...
複雑な歴史がある中東・ヨーロッパ。 中東にいる以上、触りだけでも知っておかなくてはと思い読んだ本作。 非常にわかりやすく解説してくれています。 日本の歴史とはまた別次元の、非常に各大陸の思惑に振り回されているパレスチナ問題。 本作だけ理解するには無理があるが、全体像は掴めます。 大変勉強になりました。 全体像を掴んだ今、中東で働く日本人としてどのような動きが必要か、そしてどのようにこの問題を捉えるかが自分に与えられた課題だと思ってます。 本作で学んだことを、日頃の振る舞い、言動に落としこんでいきたいものです。
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中東の歴史や宗教についてわかりやすく、読みやすく、まとめられています。 なんとなく、ボンヤリとニュースで聞いていた内容が輪郭を持って浮かびあがる話しとなってきます。 宗教や土地の為に戦争をするなんて、と思いますが、そうせざるを得ない事情や感情、あるいは政治的思惑があるのだと改めて...
中東の歴史や宗教についてわかりやすく、読みやすく、まとめられています。 なんとなく、ボンヤリとニュースで聞いていた内容が輪郭を持って浮かびあがる話しとなってきます。 宗教や土地の為に戦争をするなんて、と思いますが、そうせざるを得ない事情や感情、あるいは政治的思惑があるのだと改めて思い知らされた。
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第二次世界大戦ナチスドイツホロコースト後60万人のユダヤ人が敵意に満ちた400万アラブの土地のど真ん中に1948年イスラエル建国。アメリカ寄り国連に反発しアラブ5か国による中東戦争勃発もなんとかイスラエル勝利し100万人近いパレスチナ人が難民となり今日へ。
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イラストと文章で、わかりやすく パレスチナ問題を解説してる。 若干、端折ってると感じる部分もあった。 あと、数冊読めば理解出来そう。
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まんがというより、イラストが多用された絵本あるいは紙芝居的な作りですが、複雑かつ長い歴史的背景を持つパレスチナ問題の経緯をざっと概観理解あるいは理解を今一度整理するのに最適。 「民族」という人間が作り出した概念を乗り越えた共存の可能性を訴える著者の想いが込められたエピローグが良い...
まんがというより、イラストが多用された絵本あるいは紙芝居的な作りですが、複雑かつ長い歴史的背景を持つパレスチナ問題の経緯をざっと概観理解あるいは理解を今一度整理するのに最適。 「民族」という人間が作り出した概念を乗り越えた共存の可能性を訴える著者の想いが込められたエピローグが良いですね…。
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最後のエピローグで涙ぐんでしまいました。 イスラエルとパレスチナの歴史をマンガで学ぶことができます。 筆者のあとがきで、「民族主義が争いの原因になっている」ということが語られますが、まさにイスラエルとパレスチナの問題は民族主義の悪い部分をなぞるような歴史を歩んでいると思いました...
最後のエピローグで涙ぐんでしまいました。 イスラエルとパレスチナの歴史をマンガで学ぶことができます。 筆者のあとがきで、「民族主義が争いの原因になっている」ということが語られますが、まさにイスラエルとパレスチナの問題は民族主義の悪い部分をなぞるような歴史を歩んでいると思いました。 その悪い部分とは「視点の固定化」だと思います。「私たち」と「あなたたち」という分け方をして、「私たち」側の視点で物事を捉えて判断してしまうことです。 日常生活でもこの捉え方や考え方が人間関係において大きな誤解を生みがちだと感じています。 理想主義に過ぎるかもしれないけれども、確かに民族に根差した捉え方を辞めることが、人には必要かもしれないと考えさせられるエピローグでした。 とはいえ、現在進行形で苦難に直面しているパレスチナの方にどうしても同情的にはなってしまう読後感はありました。(イスラエルも相当に悲惨な背景がありますが…)。言行不一致ではあると思いますが、少額の寄付やパレスチナ製品の購入で貢献できたらと思います。
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まんがというよりイラスト。 ユダヤ人ってだれ?イスラエルってどこ?エルサレムってなに?あやふやな知識を大きな流れにのせて分かりやすく掴める一冊。 宗教的にきわどいことは全て猫に発言させていくスタイル。世界情勢の見方が変わる。
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もっと早く読めば良かった。ずっと読みたいなと思いながら、積読したままになっていた。 パレスチナ問題の起源だけでなく、歴史上の出来事を時系列で示しながら、その過程や変容をわかりやすく解説してくれている。 イラストも豊富で、とても読みやすい。子ども向けかと思っていたが、ある程度の知識...
もっと早く読めば良かった。ずっと読みたいなと思いながら、積読したままになっていた。 パレスチナ問題の起源だけでなく、歴史上の出来事を時系列で示しながら、その過程や変容をわかりやすく解説してくれている。 イラストも豊富で、とても読みやすい。子ども向けかと思っていたが、ある程度の知識があったほうが理解が深まり、勉強になると思う。 特に、現代史までカバーしてくれている点、人種と民族の違いや社会主義と共産主義の違いなど、わかりやすく説明されている点、民族問題を解決するための糸口が示されている点がとても良かった。 続編も是非手にとってみたい。
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自分のなかで気が向いた時に開催される、”普段読まない分野を読んでみよう”シリーズ。前知識なく選んだけど非常に分かりやすくまとまっていて良書。 パレスチナ問題といいながらも歴史的には英国や米国がかなり絡んでおり(近年はそれらの権力争いそのもの)、にもかかわらず報道ではこれらが常識...
自分のなかで気が向いた時に開催される、”普段読まない分野を読んでみよう”シリーズ。前知識なく選んだけど非常に分かりやすくまとまっていて良書。 パレスチナ問題といいながらも歴史的には英国や米国がかなり絡んでおり(近年はそれらの権力争いそのもの)、にもかかわらず報道ではこれらが常識又は不要として意図的に省かれたりする。 中東ニュースは勧善懲悪な報道になりやすいけど、どんな情報が省かれたのか、”何を伝えたくないのか”を注意して見るようになった。 イギリスの3枚舌外交やアメリカの手のひら返しには「このクソがっ」となるよ、そりゃ。
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ヨルダン、イスラエルに行ってきました。 イスラエルの経験はかなり衝撃で、アラブ地域の問題に無頓着すぎた私は、まずは、、ということでこの本を。(実は旅行前に買っていたが、読めていなかった。。。) 行ったからこそ何となく地理感がつかめて、身近に感じられて、聞いたことある言葉が出てきて...
ヨルダン、イスラエルに行ってきました。 イスラエルの経験はかなり衝撃で、アラブ地域の問題に無頓着すぎた私は、まずは、、ということでこの本を。(実は旅行前に買っていたが、読めていなかった。。。) 行ったからこそ何となく地理感がつかめて、身近に感じられて、聞いたことある言葉が出てきて、読み進められたと思う。 こんな大人になるまで知らないなんて、ほんと無知で恥ずかしいが、だからこそ、やっぱり旅は、世界を平和にする。 人を無関心や他人事から、関心、知ってる人がいる、知ってる土地であるから大事にしたい、と言う気持ちに変えさせてくれる。と、改めて。実際に行くって大事。 パレスチナ問題について知る、とっかかり本。
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