風神秘抄 の商品レビュー
勾玉三部作から続きの世界観で、でも全く違う話。 Boy meets Girlの典型みたいな展開で、勾玉三部作とはまた違った雰囲気です。 ガッツリ恋愛!!な感じがなんとも…。
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勾玉三部作の外伝といったところでしょうか。 うーん、鳥彦の子孫が出てきたのは嬉しかったけど、 思いのほかそれ以外印象がないんですよ…; 三部作によって期待しすぎた… ていうのはあんまりな言い方なんですが; そうは言いますが、おもしろかったですよ! うん、もっかい読み直そう!
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荻原規子さんのひさびさ?の日本古代ファンタジーという事でうきうきしながら読みました。 おもしろかった。 おもしろかったけど、 なにやらあっさりしすぎて記憶に残らないのが残念。
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勾玉三部作という訳ではないのですが、勾玉三部作と関わりがあるという事で カテゴリーは勾玉三部作 この作品は、薄紅からもさらに時代がすすみ、平安末期でございます 勾玉は出てきませんが、空色勾玉に出てきた鳥彦の子孫と思われる鳥彦王なるカラスが登場しますw それだけでも勾玉ファンには...
勾玉三部作という訳ではないのですが、勾玉三部作と関わりがあるという事で カテゴリーは勾玉三部作 この作品は、薄紅からもさらに時代がすすみ、平安末期でございます 勾玉は出てきませんが、空色勾玉に出てきた鳥彦の子孫と思われる鳥彦王なるカラスが登場しますw それだけでも勾玉ファンには堪らない訳ですが、勾玉とは一切関係のない物語ですので こちらを単独で読んでも当然面白い作品デス まぁ、多少んん? と思うところが無きにしも非ず、でしたが 読んでいるとすんなりとシーンが浮かぶ、というのはやはり荻原氏の実力だからこそ、という感じでございます 特に草十郎と糸世の舞のシーンは、本当に情景が浮かび上がります 空気の感じられる作品デス 文章が多いからとか、分厚いからという理由で読まないのは損デス 中にイラストが無いとか、そんなのは問題ありませんw むしろ、イラストが無いからこその良さがあります
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平安末期を舞台にしたファンタジー。 孤児の草十郎は末席ながら源氏の出で、なんでもいいから認められたくて初陣し、悪源太といわれたに惹かれるが、あっという間の敗戦。 河原で鎮魂の舞を舞っていた娘・糸世に共感し、忘れられなくなる。 遊君と呼ばれる彼女はまだ15だが、ひときわ技芸に優れて...
平安末期を舞台にしたファンタジー。 孤児の草十郎は末席ながら源氏の出で、なんでもいいから認められたくて初陣し、悪源太といわれたに惹かれるが、あっという間の敗戦。 河原で鎮魂の舞を舞っていた娘・糸世に共感し、忘れられなくなる。 遊君と呼ばれる彼女はまだ15だが、ひときわ技芸に優れて尊敬されていた。 彼女が舞うと頭上にはこの世ならぬ金色の花が舞う… 人には聞かせないで笛を吹いてきた草十郎は、思わず笛を合わせると、更に効果が増す。 異世界への扉が開くほどの力が生まれるのだ。 一方、子供の頃に烏に話しかけられたことがあり、今またその親戚だという若い烏が話しかけてきて、烏の御曹司だという。 烏の助けを借りて、孤独な時期を乗り切る。 頼朝の命を助けようとした草十郎は、後白河上皇にその力を使うよう求められる。 後白河上皇の若き日が、なかなか面白く、歴史物といっても良いですね。
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やっぱろ太古の時代の話をもっと書いて欲しい。面白いけど、勾玉3部作の七光りというか・・・うーん。主役二人のからみが少ないのも残念。
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ある人にお薦めと教えてもらいました。これは確かに良い! 舞台は平安末期、源義朝など歴史上の人物も出てきます。 特殊な能力を持った青年と少女が出会い、運命や人の思惑の渦に巻き込まれながらも、想いを貫こうとする姿が描かれます。ある意味、著者の定番?でも、話がしっかりしていて面白い。 ...
ある人にお薦めと教えてもらいました。これは確かに良い! 舞台は平安末期、源義朝など歴史上の人物も出てきます。 特殊な能力を持った青年と少女が出会い、運命や人の思惑の渦に巻き込まれながらも、想いを貫こうとする姿が描かれます。ある意味、著者の定番?でも、話がしっかりしていて面白い。 勾玉シリーズ同様、日本人の遺伝子がうずきました(笑) 勾玉シリーズとは違うのですが、微妙に関連性もあります。鳥彦王が好き。
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荻原さんの日本ファンタジーもの。 『勾玉三部作』からやや時を経て、 今度は源氏と平氏が争ってた頃の時代です。 しかしこれもまた分厚い。 600ページ近くあったっけ?? 笛吹きの特技を持つ少年・草十郎のお話。 荻原さんの作品の中で、 唯一主人公が男の子です。 話がRPGのように進...
荻原さんの日本ファンタジーもの。 『勾玉三部作』からやや時を経て、 今度は源氏と平氏が争ってた頃の時代です。 しかしこれもまた分厚い。 600ページ近くあったっけ?? 笛吹きの特技を持つ少年・草十郎のお話。 荻原さんの作品の中で、 唯一主人公が男の子です。 話がRPGのように進んで行きますが、 読みごたえは十二分にあります。 草十郎につきまとう(?)鳥彦王が いい味出してます。 余談ですが、発売時期がほぼ同時 だったからってのもあるんですが… 『キリテ』とすごく話がかぶるなぁって気がします。 『キリテ』の「その希望の名は」って曲が、 この作品のラストシーンとものすごくマッチします。 歌詞があってる云々じゃなくて。
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以前の勾玉三部作と比べると、話のスケール、面白さともちょっと劣るかな。糸世をもっと動かせば面白そうなのに、彼女の消えてからの行動や心情については全く書かれてないし。現代にタイムスリップしたのかと匂わせるような記述はあったけど。草十郎もおとなしすぎて、何だか物足りなかった。『白鳥異...
以前の勾玉三部作と比べると、話のスケール、面白さともちょっと劣るかな。糸世をもっと動かせば面白そうなのに、彼女の消えてからの行動や心情については全く書かれてないし。現代にタイムスリップしたのかと匂わせるような記述はあったけど。草十郎もおとなしすぎて、何だか物足りなかった。『白鳥異伝』のとおこやすがるのようなキャラの強烈さもなかったし。やっぱり史実を織り交ぜると、難しいところがあるのかな。
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数年を経て勾玉三部作と同時空軸の作品が出る、と知ったときは「ふぎゃー!」ってなったものです。(喜びで) あちらこちらに勾玉の名残が散りばめられていて読んでてふくふくしてました。 で、その極め付けが鳥彦王です。鳥彦、菅流、藤太、ハールーンなどなど荻原氏の描くからっと明るいち...
数年を経て勾玉三部作と同時空軸の作品が出る、と知ったときは「ふぎゃー!」ってなったものです。(喜びで) あちらこちらに勾玉の名残が散りばめられていて読んでてふくふくしてました。 で、その極め付けが鳥彦王です。鳥彦、菅流、藤太、ハールーンなどなど荻原氏の描くからっと明るいちゃっかり男がすごく好きなので、鳥彦王にもうめろめろ。主人公の片割れ草十郎が笛ばかで少々天然入った青年(いま気付きましたが、阿高系統だな…)なので、その分鳥彦王のしっかりちゃっかりさが目立つこと目立つこと。ていうか、烏よりもおぼつかない人間て、人間としてそれはどうなんだ…。
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