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菊と刀 の商品レビュー

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92件のお客様レビュー

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2009/10/04

有名な本/社会学に近い本かな、と思いつつ読んでみると、内容は文化人類学でした。すごい分析力だと思いました。日本人に日本人自身の行動は理解できない。普段何気なくしてる行動が、実は非常に日本人的な行動だったり・・・・すごい新鮮で面白かったです。

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2009/10/04

日本人の性格を描いた本。 日常生活のちょっとした仕草などを詳しく描写していて、 なるほどと思わせる説明も多い。 ただ、数十年前に書かれたものなので、 現代の日本人には当てはまらないのではないかと思わせる箇所もあった。 恥の文化・罪の文化という言葉は言い得て妙だと思った。 尚、この...

日本人の性格を描いた本。 日常生活のちょっとした仕草などを詳しく描写していて、 なるほどと思わせる説明も多い。 ただ、数十年前に書かれたものなので、 現代の日本人には当てはまらないのではないかと思わせる箇所もあった。 恥の文化・罪の文化という言葉は言い得て妙だと思った。 尚、この本を書くにあたって、著者が日本を一度も訪れていないとは その研究の正確さ、洞察力に驚嘆した。

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2009/10/04

外国から見た日本文化論の先駆だが、あまり世間で言うほどには正しい視点で捉えてはいないように思える。 平たく言えば、西洋の「罪」の文化に対する日本の「恥」の文化との比較差異の明確化に力点を置きすぎ、全てを一つの感情傾向に押し込もうとする単純化による偏りが見えすぎている。 勿論、日本...

外国から見た日本文化論の先駆だが、あまり世間で言うほどには正しい視点で捉えてはいないように思える。 平たく言えば、西洋の「罪」の文化に対する日本の「恥」の文化との比較差異の明確化に力点を置きすぎ、全てを一つの感情傾向に押し込もうとする単純化による偏りが見えすぎている。 勿論、日本人の相対化という功績の大きさは否定すべくもなく、大著の名には恥じない。

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2009/10/04

ルース・ベネディクトの作品。日本は「恥の文化」であることが繰り返し出てきます。「菊」のように「輪台」にはめ込まれて、それから外れることを「恥」とする一方で、「刀」の(手入れの)ように自己責任に対する部分も大きい社会のようです。ここで例に出される光景の中には、今の我々にも通ずるもの...

ルース・ベネディクトの作品。日本は「恥の文化」であることが繰り返し出てきます。「菊」のように「輪台」にはめ込まれて、それから外れることを「恥」とする一方で、「刀」の(手入れの)ように自己責任に対する部分も大きい社会のようです。ここで例に出される光景の中には、今の我々にも通ずるものがあるのではないでしょうか。

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2009/10/04

日本人の性質みたいなものを、アメリカの人類学者の観点から描かれている。 時代背景としては、太平戦争くらいの時代なので、若干古いが、今なお日本独特の美学である「義理と義務」と「恥」という考え方は通ずるものがある。 これら美学は鎌倉時代から始まった武士の時代がもとに生まれているの...

日本人の性質みたいなものを、アメリカの人類学者の観点から描かれている。 時代背景としては、太平戦争くらいの時代なので、若干古いが、今なお日本独特の美学である「義理と義務」と「恥」という考え方は通ずるものがある。 これら美学は鎌倉時代から始まった武士の時代がもとに生まれているのかなと思うが、しかし、ほとんどが農民だったはず。ほんとはもっと違う日本人の性質があるのか、はたまた武士道精神は農民にまで影響を与えていたのか。

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2009/10/04

二次大戦のころ書かれた日本人研究書。ああ、日本人ってそうだよね〜と今でも納得できる内容です。わりと平易な文章で思ったより読みやすかった。おすすめ。

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2009/10/04

戦後何十年で、価値観や倫理観はこんなにもかわるんだなぁと思う一冊。でも、変わらない部分もあったりする。自分が日本人であることを再確認いたしました。

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2009/10/04

著者であるベネディクトは外国人でありながら、日本の文化を多く解析した。外国人より日本の文化を知らない現実を恥じる。

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2011/07/27

戦争中に交戦国の統治の仕方について研究をしていた、というアメリカの先見性というか準備の良さが輝く一冊。内容をそのまま現在に当てはめようとは思わないほうが良いかと。

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2009/10/04

第2次世界大戦中、米国は日本統治のために日本を研究し始めた。その研究をまとめた、ものすごく有名な日本人論です。外国から見た日本がよく分かる。でも、日本には来たことがないというだけあって、日本人から見たら少し首を傾げたくなる部分はあります。でもなかなか興味深い。一読の価値あり、です...

第2次世界大戦中、米国は日本統治のために日本を研究し始めた。その研究をまとめた、ものすごく有名な日本人論です。外国から見た日本がよく分かる。でも、日本には来たことがないというだけあって、日本人から見たら少し首を傾げたくなる部分はあります。でもなかなか興味深い。一読の価値あり、です。

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