真田太平記(十一) の商品レビュー
大坂夏の陣を描いたス…
大坂夏の陣を描いたストーリー。幸村、佐平次主従の壮絶な最後の戦いに涙。
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和平成立の条件は外堀…
和平成立の条件は外堀の埋め立てだけだったが、徳川の策略で内堀まで埋められてしまう。そして大坂夏の陣が勃発。裸同然の城を前に真田幸村は野戦に討って出るが・・・。シリーズ11巻。
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シリーズ11巻 いよいよ大坂夏の陣が始まる。 真田幸村は若き日に予感したどおり向井左平次とともに戦場に倒れることに。 感動の幸村の最後でした。 とても感動しました。良かったです。 次はいよいよ最終巻。真田家の行末は、どのような展開になるのか。楽しみです^_^
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真田太平記なので仕方がないのだけれど、秀頼の最期をもう少し詳しく書いて欲しかった。所々に筆者の経験、現在の大阪の様子など挟み込まれるのがよい。特に軍隊の上官の下りは激しく同意。
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大阪の冬の陣にて、ついに幸村と家康がぶつかる。 家康を追い詰め、すんでのところで華々しく散る。 大坂城、豊臣が滅んだ。 一気読みも燃え尽きた感が残った。 ・・・最終巻は、信之かしら。 175冊目読了。
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大阪夏の陣、裸城になった大阪城では戦えず幸村は毛利勝永と野戦に撃って出る。 家康をもう一歩のところまで追い詰めるが、力尽きる。
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幸村も佐平次もいなくなってしまって、喪失感がすごい巻でした。徳川の世があってこその今と知りつつも、ちょっと徳川が嫌になってしまう。もうダメだと首をはねるよう言いつけて慌てふためく姿が少し無様で心地よかったです。ごめんなさい。草の者のやりとりも人間味があって読んでいて切なくなりました。お江が残ってしまった感がありますが・・・。ラストも楽しみです。
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大阪夏の陣。 真田左衛門尉幸村が大阪方の総指揮官であったなら果たして家康は勝てたのであろうか、平和に向かった江戸幕府はあり得たのだろうか? 豊臣方に無理矢理仕掛けたような喧嘩ではあったけれどその後の長い平和日本をもたらしたのだと思うと複雑な思いがある。 真田幸村の戦上手、兵士たち...
大阪夏の陣。 真田左衛門尉幸村が大阪方の総指揮官であったなら果たして家康は勝てたのであろうか、平和に向かった江戸幕府はあり得たのだろうか? 豊臣方に無理矢理仕掛けたような喧嘩ではあったけれどその後の長い平和日本をもたらしたのだと思うと複雑な思いがある。 真田幸村の戦上手、兵士たちからの信頼の厚さ、人間としての様々な魅力が描き出されているのであるけれど、ひとつ考えさせられるのは世の中の事、人々の暮らし、などなどよりはとてつもない「戦好き」だったのだろうという事。 だとすれば徳川の安定した力のもと徳川家の安泰、つまりは日本全体の平和を1番に求めていた家康こそが正義なんだろうな。
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信之は幸村の事で頭がいっぱいなのかなと思いきや、恋に忙しいのかよというのが中盤にあったので最大の見せ場の夏の陣以降の幸村の所ではなんかちょっと霞むよね…
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大阪夏の陣、幸村、名を天下に知らしめて逝く!! 「初一念とは、事にのぞんで一瞬のうちに決意をかためることだ。その一瞬に、決意した者の全人格が具現されることになる。」 初一念を崩さぬことこそ、武士の本分、と池波正太郎は志記す。 真田兄弟は、初一念に殉じた、と。 人の一生は短い...
大阪夏の陣、幸村、名を天下に知らしめて逝く!! 「初一念とは、事にのぞんで一瞬のうちに決意をかためることだ。その一瞬に、決意した者の全人格が具現されることになる。」 初一念を崩さぬことこそ、武士の本分、と池波正太郎は志記す。 真田兄弟は、初一念に殉じた、と。 人の一生は短い。故に、燃やし尽くさねば、生きる甲斐がない。 幸村の末期、燃やし尽くされた生命の輝きは、強い印象を残す。
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