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経済学的思考のセンス の商品レビュー

3.9

58件のお客様レビュー

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2015/05/25

インセンティブが重要な要素、ということは結局、経済理論が「人間」から離れすぎてしまってはいけないということにつながることだと思う。あくまで経済のアクターは人間。机上の、コンピューター上の経済学がそういった「人の気持ち」や「人肌」のようなある種曖昧でふわっとしたところから乖離しすぎ...

インセンティブが重要な要素、ということは結局、経済理論が「人間」から離れすぎてしまってはいけないということにつながることだと思う。あくまで経済のアクターは人間。机上の、コンピューター上の経済学がそういった「人の気持ち」や「人肌」のようなある種曖昧でふわっとしたところから乖離しすぎてはいけない。むしろこれからの経済学がつきつめて考えていくべきはそのあたりにあると思う。

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2014/10/26

★結婚やプロスポーツなど、身近な話題について考えるうちにインセンティブや因果関係といった経済学的思考が身に付くという良書である。 しかし、章によってかなり趣が異なるため統一感がないように感じる。ただ章ごとの話は面白く、良書であることに変わりはない。

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2014/09/16

「日本の不平等」の著者、大竹先生の近著。 身近なもの(ちょっとそうでないものもあるが)を少し違った切り口で捉えて、大変興味深い。 すべて世の中の出来事は経済とつながっていることの雰囲気は感じられる。

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2014/09/13

経済学というより、雑学っぽい感じで気軽に読めます。 格差や不平等など、身近でよく聞くキャッチー単語を絡め経済学を論じています。

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2014/02/25

身近な題材を通して、学問的な水準を維持しつつ、経済学的分析を試みた本。結果が極めて興味深い。 ・身長プレミアム。16才時点の身長が決め手か。 ・男性のマリッジ・プレミアム:1.分業仮説。2.労働意欲仮説。3.シグナル仮説。4.差別仮説。 ・まともな男は結婚しているではなく、結婚...

身近な題材を通して、学問的な水準を維持しつつ、経済学的分析を試みた本。結果が極めて興味深い。 ・身長プレミアム。16才時点の身長が決め手か。 ・男性のマリッジ・プレミアム:1.分業仮説。2.労働意欲仮説。3.シグナル仮説。4.差別仮説。 ・まともな男は結婚しているではなく、結婚によって男は仕事ができるようになる。 ・成果型賃金制度は、1.評価制度の整備と過程の公平性。2.従業員の裁量権が増えることが重要。3.従業員の能力開発の機会が増えることが重要。 ・能力の劣った教員から解雇するよりも、組織そのものを解散する方が望ましい。 ・2004年の日本の一般政府総支出の対GDP比は37%でアメリカの36%に並んで先進国のなかでは最も低い水準。すでに小さい政府。日本の税率が最低水準だから。 ・低成長社会になるフローの所得の比率は小さくなるため、親から受け継ぐストックの比重が高くなる。少子化によってこの傾向は強くなっている。

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2014/02/21

面白い視点からみた経済学の本です。 例えば、身体と収入は微妙に関係しているようです。 収入を得るというのは、ある才能を発揮してそれを売り物にすることです。 ですから身体能力が秀でていることは、高収入を得る一因になるそうです。 その他に「いい男はみな結婚している」なども面白かった。...

面白い視点からみた経済学の本です。 例えば、身体と収入は微妙に関係しているようです。 収入を得るというのは、ある才能を発揮してそれを売り物にすることです。 ですから身体能力が秀でていることは、高収入を得る一因になるそうです。 その他に「いい男はみな結婚している」なども面白かった。 http://ameblo.jp/nancli/entry-11777714712.html

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2014/01/06

経済学がインセンティブに関する学問であることを、楽しみながら再認識させてくれる。題材はプロ野球やダイエットなど、なじみのあるものばかりでとっつき易いが、その実内容は意外にハード。酒の肴にするにはちょっと重たかった。

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2013/09/20

いろいろな報告を元に年功序列制度や成果主義、給与格差や不平等感について考察をしているが、表現が表面的、冗長であまり読みやすくはなかった.

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2013/08/28

幅広い内容を経済学という視点から書いたもの。サラッと読め、ある程度の内容はあるのでまず色んな世界を知りたい人にはおすすめ。 この本から、参考文献や出てきた言葉を辿って知識を増やしていけそうな、そんな一冊。 目を引くテーマとしては、女性はなぜ背の高い男性を好むのか?年功賃金はねずみ...

幅広い内容を経済学という視点から書いたもの。サラッと読め、ある程度の内容はあるのでまず色んな世界を知りたい人にはおすすめ。 この本から、参考文献や出てきた言葉を辿って知識を増やしていけそうな、そんな一冊。 目を引くテーマとしては、女性はなぜ背の高い男性を好むのか?年功賃金はねずみ講だったのか?所得が不平等なのは不幸なのか、など。

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2013/02/09

経済学的思考によって身近にある様々な格差について述べた本著。論理的かつ物事に関する視野(選択肢)が広い。 また、問題提起のみを行うというありがちな愚書とは異なり、問題視した上で筆者の具体的解決策も述べており、そのメリット・デメリットも曝け出している論法に好感がもてた。 専門用語...

経済学的思考によって身近にある様々な格差について述べた本著。論理的かつ物事に関する視野(選択肢)が広い。 また、問題提起のみを行うというありがちな愚書とは異なり、問題視した上で筆者の具体的解決策も述べており、そのメリット・デメリットも曝け出している論法に好感がもてた。 専門用語の羅列ではなく、身近にある事象を経済学ならびに論理的思考によって、分析している為、非常にわかりやすく楽しめた本であった。 おススメ!

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