ライアーズ・ポーカー の商品レビュー
ソロモンブラザーズ、ウォール街の事を描いている本。 実際中にいた方が書いているので本当の話なのだろうが、 僕だったらこの環境で生きて行くのはちょとしんどいなぁ、と思った。 世界で最も優秀な頭脳がお金を稼ぐシステムの一番上流で凌ぎを削っている。 人格ではなく、すべて成果。
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金融、経済の本というより どちらかといえば社内の悪口って感じの本でした。 矛盾を抱えていない組織も 出世競争がない会社なんてないですし 配属めぐってのギスギス感は 日本でもどこでもあるでしょう。 後から考えるとばかばかしいものでも。 ウォール街特有の話では決してないと思うので...
金融、経済の本というより どちらかといえば社内の悪口って感じの本でした。 矛盾を抱えていない組織も 出世競争がない会社なんてないですし 配属めぐってのギスギス感は 日本でもどこでもあるでしょう。 後から考えるとばかばかしいものでも。 ウォール街特有の話では決してないと思うのですが。
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かつて一流の投資銀行として覇権を争っていたソロモン・ブラザーズの凄腕セールスマン(凄腕野郎ビッグスウィンギンギディック)であった著者が、当時のウォール街の実態を赤裸々に綴っている。 読んでいて、呵々と大笑せずにはいられなかった。それくらい面白かった。投資銀行とい...
かつて一流の投資銀行として覇権を争っていたソロモン・ブラザーズの凄腕セールスマン(凄腕野郎ビッグスウィンギンギディック)であった著者が、当時のウォール街の実態を赤裸々に綴っている。 読んでいて、呵々と大笑せずにはいられなかった。それくらい面白かった。投資銀行というと、トップレベルの頭脳が集まるところとされているが、やってることはまるっきり子供の喧嘩じゃないかということがよくわかって興味深い。(ちなみに副題はウォール街は巨大な幼稚園なので、もっと過激な表現になっている(笑)) ノンフィクションエンターテイメントとして最高なだけでなく、80年代当時の金融革命史が読み終わったときに頭に入っているという一石二鳥の素晴らしい構造になっている。研修生、新人社員(本書では下等生物という表現を使っている)から人間になって、最終的に凄腕野郎になるまでの著者の変遷は興味深く、参考になるだろう。 そんな著者は絶頂期にあっさりとなんの未練もなく投資銀行を辞めてしまう。もともと副業としてジャーナリストをやっていたので、物書きのほうが性にあっていたのだろう。ぼくとしても最高のタイミングで辞めたなと思った。だって正直投資銀行員なんて一生やる仕事じゃないでしょ。
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美術専攻(だったかな?)で新卒でソロモンブラザーズに入社した著者が、そこで働いた経験を語っているお話です。 素直で読みやすい語り口、著者の文章力があるのだろうと思うと同時に、日本語訳がとても上手だと思いました。 世紀の空売りも同じコンビですが、同じように感じました。 色んな人...
美術専攻(だったかな?)で新卒でソロモンブラザーズに入社した著者が、そこで働いた経験を語っているお話です。 素直で読みやすい語り口、著者の文章力があるのだろうと思うと同時に、日本語訳がとても上手だと思いました。 世紀の空売りも同じコンビですが、同じように感じました。 色んな人が実名で登場しているのにも驚きでしたし、他人の成果物を自分のものにしてしまった同僚の下りなど、すごく生々しい社内政治だなぁ、と怖くなりました。
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投資銀行には無い楽しみがメガバンクにあるように、 メガバンクには無い楽しみが投資銀行にはあるんではないかね?? そして、モゲージ債について卒論かけないかね???
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筆者が実際に体験したウォール街の姿が生々しく書かれてある。金融とはかけ離れた美術史専攻という異色の経歴もなんのその。働きだせば、ものを言うのは会社に対していかに貢献するか(利益をあげるか)という一点に集約される点が、ここの働き方らしい気がした。ただ、この中の年代はかれこれ20年前...
筆者が実際に体験したウォール街の姿が生々しく書かれてある。金融とはかけ離れた美術史専攻という異色の経歴もなんのその。働きだせば、ものを言うのは会社に対していかに貢献するか(利益をあげるか)という一点に集約される点が、ここの働き方らしい気がした。ただ、この中の年代はかれこれ20年前のものなので、どの程度現状と合致するのかはわからない。ウォール街のすさまじい働き方、部門ごとの格差、そして破格の給料。これらに関しては著書以外にも似たような本に書かれているが、この本のいいところとしては、初心者にもサクサクと読めるよう、ところどころに面白さがつまったものになっているといったところであろう。
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とても読みやすく、金融投資?についえ触れられる本。 こんな世界があることを、みんなが知るべきなのかも。
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・ソロモンブラザーズの元社員(債権のセールス担当)の内部ルポ ・ソロモンの主業務は債券取引の為、内容も債券取引が中心で、80年代の債券取引の歴史がわかる (ソロモンでは株取引は脇役だった) 【本の内容は大体以下のとおり】 ・著者のソロモン研修時代(ウォール街の本店) ・ソロモン...
・ソロモンブラザーズの元社員(債権のセールス担当)の内部ルポ ・ソロモンの主業務は債券取引の為、内容も債券取引が中心で、80年代の債券取引の歴史がわかる (ソロモンでは株取引は脇役だった) 【本の内容は大体以下のとおり】 ・著者のソロモン研修時代(ウォール街の本店) ・ソロモンによるモーゲージローンの開発/市場独占の歴史 …昨今のサブプライムローンを彷彿とさせる ・著者のソロモン新人時代(イギリス支店) ・マイケル・ミルトンのジャンク債が市場で優位を占め、ソロモンが凋落する様子
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ソロモン・ブラザーズ黄金時代の話。 この前何人か元ソロモンの人の話聞いたこともあって、興味持って読みました。 マーケットサイドの話なのでIB志望者にはそこまで関係ないかもだけど、今のご時世にすごくあってる本です。 モーゲージ債の取引とか。 正直今この時代に金融業界を目指すことはか...
ソロモン・ブラザーズ黄金時代の話。 この前何人か元ソロモンの人の話聞いたこともあって、興味持って読みました。 マーケットサイドの話なのでIB志望者にはそこまで関係ないかもだけど、今のご時世にすごくあってる本です。 モーゲージ債の取引とか。 正直今この時代に金融業界を目指すことはかなり厳しいけど、少しでも自分の幅を広げるためにいろいろな人に会って、いろいろな本を読むべきだなって思いました。 ちなみに、読み物としても非常に面白いです!
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稼げば稼ぐほど太っていくという記述には思わず納得。(笑) 日本人が全く活躍していないような記述にはちょっとがっかり。 ソロモンブラザーズのすごさを感じれた、特に、モーゲージ債部門
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