西の善き魔女(6) の商品レビュー

荻原規子(著者)

　この世界の秘密のほ…

[文庫ＯＦＦ]

　この世界の秘密のほんの端部分が垣間見れました。フィリエル、ルーンの選択、女王の選択・・・盛り沢山の物語です。

再び主人公はフィリエ…

[文庫ＯＦＦ]

再び主人公はフィリエルに。吟遊詩人バードもかかわりこの世界の秘密が徐々に明かされます。

やっとこの世界の仕組…

[文庫ＯＦＦ]

やっとこの世界の仕組みが見えてきた巻です。一体これからどうなっていくのか。でも相変わらずフィリエルは強くてまっすぐなので、安心して読めます。

2024/10/05

急にSFに着地したのには驚いたものの、バードの現代語の端々からそんな感じはあったなと…。
一巻からずっと、登場人物の心の機微や、急転し目まぐるしく変化する舞台や状況に惹きつけられっぱなし。子供の時のような読書の楽しさを久々に思い出させてくれました。
３人の女王がどう協力して舵取りを進めていくのか、とても気になるけれど、想像の余地を残した終わり方も良いのではと思ったりします。ヘルメス党にも好感が持てたし、最初どうなることかと思ったルーンも楽しそうで何より。
それにしても人間ってなんでこう、どこまでも権力や土地を巡って争いばかりで、知識を誤用し星を破壊する方向にしか進めない生き物なのかと。フィリエルやユーシスのように真っ直ぐな人間もいて、それでも捨てたものではないとは思いつつも…。

2024/09/20

4巻の正式な続きがこの闇の左手。
本編はこの巻で終わりのようだけど……ちょっと消化不良感が残る。
とりあえず女王陛下に会って、この世界の不思議は解明されたけど…結局、女王トリオとなるべく、このあとは祖母にビシバシ鍛えられということがわかっただけだし。このあと三人がどう過ごしていくのかもわからない。
このあとは外伝で描かれるの？？

唐突に設定がSF的になるのは驚く（笑）

2024/08/31

なんか、ラストが唐突。
あんまり納得いかない終わり方だったなぁ。
まだあと2冊あるみたいだけど、どうなるんだろう・・・。

2024/08/09

いやいや、まあまあ、あと二冊あるのだし。
このあとのこと、東の国や吟遊詩人と三人の女王の国のこと、竜とどうやって共生するのか、ヘルメス党がどんな地位を獲得していくのか、の方が遥かに気になるので、あと二冊に期待しようと思います。

追記
中公文庫の順番はとても良いな！と思いました。5を読んだあと6を読むと、アデイルやユーシスの動きをとても深く理解できます。
6への思い入れも少し深くなったように思います。

2024/06/29

中公文庫では時系列の問題で、外伝が５巻になっているけど、本編４巻の続きは６巻というわかりづらい構成。
前巻の続きが読みたかったので、５を飛ばして６を読みました。

え？本編はもう終わり？！と消化不良感〜。

ファンタジーと思わせてSFだったの？ということもあるけれど、博士はどうなった？とか何だかハッキリしないまま終わってしまったかんじ。

女王候補の争いの結論も、なんだかなぁ。

色々外伝でスッキリするのだろうか。

2023/11/12

あれ？終わりな感じ？あと2冊あるのだけれど……。
(後の2冊は番外編みたいな感じかな？)

ルーンは、いい意味で変わったなぁと。(変わっていないのかもしれないけれど、フィリエルへの思いゆえの行動がちゃんと見えている感じで)

フィリエルは、いい意味で変わらず。(環境などかなり変わったのに、心の中にある思いと行動は変わることなく)

それがとても良かったです。

2022/08/21

ケインがいいキャラだったなぁ。

ただ、物語は、随分と投げやりな女王様を前にみんなで頑張るぞーの展開に残念感が否めない。

ここまでのあーだこーだ、踏まえてだれかが女王にはなってほしかったなぁ。

2022.7.17
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