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西の善き魔女(6) の商品レビュー

3.5

48件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

    15

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

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 この世界の秘密のほ…

 この世界の秘密のほんの端部分が垣間見れました。フィリエル、ルーンの選択、女王の選択・・・盛り沢山の物語です。

文庫OFF

再び主人公はフィリエ…

再び主人公はフィリエルに。吟遊詩人バードもかかわりこの世界の秘密が徐々に明かされます。

文庫OFF

やっとこの世界の仕組…

やっとこの世界の仕組みが見えてきた巻です。一体これからどうなっていくのか。でも相変わらずフィリエルは強くてまっすぐなので、安心して読めます。

文庫OFF

2024/08/31

なんか、ラストが唐突。 あんまり納得いかない終わり方だったなぁ。 まだあと2冊あるみたいだけど、どうなるんだろう・・・。

Posted byブクログ

2024/08/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いやいや、まあまあ、あと二冊あるのだし。 このあとのこと、東の国や吟遊詩人と三人の女王の国のこと、竜とどうやって共生するのか、ヘルメス党がどんな地位を獲得していくのか、の方が遥かに気になるので、あと二冊に期待しようと思います。 追記 中公文庫の順番はとても良いな!と思いました。5を読んだあと6を読むと、アデイルやユーシスの動きをとても深く理解できます。 6への思い入れも少し深くなったように思います。

Posted byブクログ

2024/06/29

中公文庫では時系列の問題で、外伝が5巻になっているけど、本編4巻の続きは6巻というわかりづらい構成。 前巻の続きが読みたかったので、5を飛ばして6を読みました。 え?本編はもう終わり?!と消化不良感〜。 ファンタジーと思わせてSFだったの?ということもあるけれど、博士はどうな...

中公文庫では時系列の問題で、外伝が5巻になっているけど、本編4巻の続きは6巻というわかりづらい構成。 前巻の続きが読みたかったので、5を飛ばして6を読みました。 え?本編はもう終わり?!と消化不良感〜。 ファンタジーと思わせてSFだったの?ということもあるけれど、博士はどうなった?とか何だかハッキリしないまま終わってしまったかんじ。 女王候補の争いの結論も、なんだかなぁ。 色々外伝でスッキリするのだろうか。

Posted byブクログ

2023/11/12

あれ?終わりな感じ?あと2冊あるのだけれど……。 (後の2冊は番外編みたいな感じかな?) ルーンは、いい意味で変わったなぁと。(変わっていないのかもしれないけれど、フィリエルへの思いゆえの行動がちゃんと見えている感じで) フィリエルは、いい意味で変わらず。(環境などかなり変わ...

あれ?終わりな感じ?あと2冊あるのだけれど……。 (後の2冊は番外編みたいな感じかな?) ルーンは、いい意味で変わったなぁと。(変わっていないのかもしれないけれど、フィリエルへの思いゆえの行動がちゃんと見えている感じで) フィリエルは、いい意味で変わらず。(環境などかなり変わったのに、心の中にある思いと行動は変わることなく) それがとても良かったです。

Posted byブクログ

2022/08/21

ケインがいいキャラだったなぁ。 ただ、物語は、随分と投げやりな女王様を前にみんなで頑張るぞーの展開に残念感が否めない。 ここまでのあーだこーだ、踏まえてだれかが女王にはなってほしかったなぁ。 2022.7.17 96

Posted byブクログ

2018/11/13

気怠い読後感の中で、この文章を書きました。 最高に上質な物語の中を通り過ぎたあとに残る、あの感覚です。 日本人作家の書く、Hi-fantasyは少ないのが現実と思います。 それはたぶん、この環境によるものが多いのではないでしょうか。 空想に遊ぶまでもなく、取り巻く世界が美しいか...

気怠い読後感の中で、この文章を書きました。 最高に上質な物語の中を通り過ぎたあとに残る、あの感覚です。 日本人作家の書く、Hi-fantasyは少ないのが現実と思います。 それはたぶん、この環境によるものが多いのではないでしょうか。 空想に遊ぶまでもなく、取り巻く世界が美しいから。 季節に合わせて、くるくると移り変わる景色がすぐ傍らにあるから。 手を伸ばせば感じられる場所に、「魔法」が遍在しているから。 だからこそ、極上のfantasyが産まれる土壌でもあるのだな、と。 本作を読んで、それがよく分かったような気がしています。 全8巻からなる、長大な物語です。 しかし、その長さは、読書中には全く感じません。 読後に、もう終わりなの?と思ってしまうほどです。 けれども、改めて振り返れば、いかに多くのsceneを経たのか思い当たります。 とても濃いお話なのにも関わらず、あくまでも優雅で華麗で、おまけに軽い。 作者である、かの「勾玉三部作」の萩原規子さん。 本作でも、その描写の素晴らしさは健在です。 登場人物、状況、環境、風景、心情、会話、‥‥。 その瞬間に存在しているものを、活き活きとありのままに写し取ったかのようです。 実際にはページを繰っていても、読者の目は、グラールの風景を観ているのです。 そこで繰り広げられる沢山のdramaを、多くの人物と共に体験できるのです。 これこそが、物語を読む悦楽に他ならないと思います。 そして何よりも、storyの良さ! ただのlove storyに落ち込みそうでありながら、それを簡単に越えてます。 人と人とを繋ぐ関係性の意味と、その力。 沢山のthemeを内包していながら、決してぶれることのない方向性。 あちこちに散りばめられているhumorのsenseも卓越しています。 思わず微笑んでしまうようなsceneが、数え切れないほど出てきます。 心から、「信頼」できる作家さんだなぁ、と改めて思いました。 「終わらせ方」があまりにも潔すぎて、続編が無性に読みたいです。 フィリエルとルーンのその後はもちろん、この世界がどうなっていくのか。 それは明らかに、この物語にとって蛇足であることは間違いない。 けれども、ただのミーハーな気持ちから、続きを知りたいと思ってしまいます。 きっと、この物語が終わって欲しくない、と言う気持ちの表れなのでしょうね。

Posted byブクログ

2016/10/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これで本編は終了。 壁が出てきた辺りで薄々そうではないかと思っていたけれど、ファンタジーというよりはSF。それも最新の技術を駆使している世界。 女王候補争いはフィリエルを含めて三人の擁立の方向へ。 アデイルとユーシスは、いつかお互いの気持ちを確かめ合う日が来るのかどうか。 いつまでたっても二人になれないフィリエルとルーンは、先へ進むのも時間がかかりそう。 ところでユニコーンはそんなに頭数いたのかと。このユニコーンの存在が、ただのSFとひとくくりにできないファンタジー要素を含んでいて、最後まで読者の目をそらせ続ける要素となったのかもしれない。

Posted byブクログ