ああ息子 の商品レビュー

西原理恵子(著者)

お母さんを困らすのが男子の仕事

[トウキョウ]

雨と戦う。フローリングの床をガムテープですきまなく埋める。窓ガラスにとまった虫を倒すためにガラスめがけて石を投げて母に退治したことを報告する。そういった男子特有のエピソードを全国のお母さんから募集して本にまとめたもの。西原さんちのエピソードも＋。イラストは書き下ろし。子どももいないし結婚すらしてない男子が読んでも「どーだ、わからないだろ、おれらの行動」と気分が良くなる。と同時に「女になって子どもを生みたかった、観察して楽しみたかった」とも思う。子育て路線に行き、毒素が抜けてきた西原さんはあまり好きじゃないけど、これはおもしろい。

2024/08/02

なかなか手のかかる息子で悩んでいましたが、それを上回る出来事が満載で気が軽くなりました。
みんな大変な思いをしながら子育てをされているんだなと。大らかにどっしり構えて関わっていけたらと思います。

2022/07/07

息子の謎行動に若干疲れ気味の母親に
「うちはまだマシ！」と勇気をくれる一冊。

上には上がいる。うちはどうってことない。

2020/05/24

　病院の本棚にあった本。点滴中に読む。「ああ娘」の後に読んだのは、ウンチとかその手の話が多いはず、と怖れていたら案の定。
　「ああ娘」同様、最後の最後に涙腺を刺激される。

2017/12/03

毎日新聞の「毎日かあさん」から派生した本で、読者からの投稿による、男児のやんちゃさについての体験談と西原のイラストで構成されている。
無邪気な男児の子育てはきっと楽しい…はず。

2017/10/20

読了日2010/05
かなり笑えるエッセイ。
ユイなんてまだまだカワイイもんだ！！って思える。
しかし、本当に大変なのはこれからなんだなぁと覚悟もできた！！
男の子のお母さんは強くなるなぁ～。強くしてもらえるなぁ～と思った。
悩みも笑いになる！前向きに男の子を育てられるようになるエッセイです。

2016/06/29

　毎日新聞に西原理恵子さんが連載している「毎日かあさん」から生まれた本。読者から、息子がやらかした色々な出来事を募集したところ1000通以上もの投稿があったとのこと。
　その中から選りすぐりの88編を集録。

　娘より息子の方が突拍子もないことをしてくるものだと実感。うちの女子二人も片付けは下手だけど、家をどろどろにしたり、ガムテープ貼りまくったりはしない。西原さんが描かれたイラスト、男の子がたくさんいる家は、ドア開けっ放し、横倒し自転車、転がるバットやボールなど、確かにその通りだと思います。

　お母さんたちの、苦悩が痛いほど感じられました。
　オイラに男子を育てるのは無理だと、天の神様も言っているのでしょう。そんなことを感じた一冊でした。

2015/06/18

2009年8月9日、ああ息子、ああ娘、読了。

本当にあった息子と娘の話。
「毎日かあさん」手塚治虫文化賞・短編賞受賞記念企画投稿集。

なんというか、我がムスコはまだ可愛かった。甘かったわ。

男の子はどこかの野生動物の話としか思えない。
女の子は小さくても立派なその辺の女の話だ。
これらがそのまま大きくなるんだなぁ。

いやいつのまにか常識というものを身につけるらしいけど、一体どこで？

2015/05/26

ああ…な息子を持つ母親から寄せられたエピソードを一冊にまとめた本。
子どもは絶対男の子が欲しいと思っているけど、これを読むと少し考えてしまう。とりあえず、男の子が2人以上集まるといいことにならないってことがわかった。笑

2014/10/31

まあ、なんだかんだいっても、やっぱりかわいいのだと思います。
それが、１番大事なこと。

理解できなくても、大切なものはあるということで。