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悪党たちは千里を走る の商品レビュー

3.7

36件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    15

  3. 3つ

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2020/08/15

人の良い詐欺師コンビに美女が加わり そこに頭の良いお金持ちの息子が加わり 狂言誘拐を計画する。 計画中に突然 その小学生が誘拐される なんの縁か その小学生を助け出す事になり 話が進んでいく。 結構バカらしいけど 楽しめるかなぁ

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2017/11/25

貫井氏の作品にしては珍しいハートウォーミングな軽犯罪小説。誘拐だから軽犯罪じゃないけど。奥田英朗氏と伊坂幸太郎氏の共著のような味わい。真骨頂ではないけどリラックスして読めました。やはり文章は上手い。

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2017/09/03

悪党には違いないんだけど、どこか間が抜けていて、お人好しで、憎めない詐欺師3人組。 金持ちをカモにしようとすれば邪魔され、犬を誘拐しようとすれば、子どもにその計画を見抜かれる。 そんな3人のやりとりにクスッとしたり、スピード感ある展開に、結末まで息つくひまなく読み通してし...

悪党には違いないんだけど、どこか間が抜けていて、お人好しで、憎めない詐欺師3人組。 金持ちをカモにしようとすれば邪魔され、犬を誘拐しようとすれば、子どもにその計画を見抜かれる。 そんな3人のやりとりにクスッとしたり、スピード感ある展開に、結末まで息つくひまなく読み通してしまった。 これぞ、エンターテイメントだ。

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2016/04/17

 子分のような園部といつものように詐欺をするため、金持ちの家に入り込んだ高杉篤郎は、先に来ていた美人セールス・三枝のせいであと少しというところで失敗してしまう。しかしこの美女に同業の匂いを感じ取った高杉は彼女を巻き込み、園部が思いついた、金持ちの家の犬誘拐計画を実行しようとする。...

 子分のような園部といつものように詐欺をするため、金持ちの家に入り込んだ高杉篤郎は、先に来ていた美人セールス・三枝のせいであと少しというところで失敗してしまう。しかしこの美女に同業の匂いを感じ取った高杉は彼女を巻き込み、園部が思いついた、金持ちの家の犬誘拐計画を実行しようとする。  誘拐対象の子供がかなり聡明で、高杉たちの味方につく・・・というのは予想していたけれど、誘拐するはずのものたちが、誘拐されて脅迫される側になるという展開は「おぉっ」と思った。そんな状態でも、本気なのか冗談なのか、憎めないやりとりを繰り返す3人。こういうのも描けるんだねぇ、貫井さん。ドラマ化するっていうから楽しみにしていたのに、こっちでは放送がなかった(悲)。

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2016/02/12

おもしろいんだけど、何か少し足りないような… 2016.2.12

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2016/01/17

16年冬にムロツヨシ主演でドラマ化(ただし、関西は放送予定なし)と云うので、読んでみた。貫井さんの作品は久々だけど、この人の文章は読み易くて好き。 話もまあ、ありえないような部分は沢山あるけど、それよりも登場人物たちのキャラが楽しめます。 関西ではドラマ放送ないのが残念・・・

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2015/08/11

詐欺師の高杉と園部は、ひょんなことから誘拐事件に巻き込まれる。手を組むことになったのは、美人詐欺師の菜摘子。 当初は自分たちが、誘拐された巧本人と企てた誘拐事件だったはず。 それを、姿を見せないジョンと名乗る男に、横取りされた形で片棒を担ぐことになる。 巧を助けるためには、自分た...

詐欺師の高杉と園部は、ひょんなことから誘拐事件に巻き込まれる。手を組むことになったのは、美人詐欺師の菜摘子。 当初は自分たちが、誘拐された巧本人と企てた誘拐事件だったはず。 それを、姿を見せないジョンと名乗る男に、横取りされた形で片棒を担ぐことになる。 巧を助けるためには、自分たちで身代金を手に入れないとならない。無事、助け出すことはできるのか。身代金の行方はいかに。 著者の作品は『慟哭』以来。 あまりにも違う作風に、驚かされましたが、軽いタッチのコメディで、面白く読みました。 主人公の高杉が、いい感じにぬけていて、魅力的。 気の強い菜摘子、切れ者の巧、完全なる舎弟タイプ園部、このメンバーでの、次回作が読んでみたいなと思いました。

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2014/01/17

 途中まで読んで、過去に読んだ事を思い出したが、最後まで読んだ。 なかなか良く出来ているが、誘拐犯がチョット、安易ではなかろううか? それにしても、この人も書く物の間口が広い人で感心する。このところ、 この作者を重点的に読んでいるが、まだまだ楽しめそう。

Posted byブクログ

2013/08/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

悪党は愛すべき詐欺師たち・・・ ただの詐欺師が一世一代を賭けて(?)完璧に仕組んだ「誘拐計画」 彼らを出し抜き、誰かがその計画を模倣する。 一体全体???? ということで、ドタバタ誘拐劇のお話でした。 面白いけど、いくらなんでも警察の存在が薄すぎましたね(笑) それは普通の警察ならバレますね(笑) 最後の犯人もちょっと小物すぎたかな~。 ここまであり得ないストーリーなら、犯人もドッカーンといって欲しかったです。

Posted byブクログ

2013/06/15

貫井先生の作品を読むのはこれで2作目。 前回読んだ本が暗くて重い話だったのでこの本もそんな感じなのかなって思ったけど、コメディタッチの明るい作品で、あまりの作風の違いに驚かされました。 同じ作者とは思えない! すごい! 読後の爽快感も最高。 貫井徳郎…ハマりそうです。

Posted byブクログ