パーソナリティ障害 の商品レビュー
臨床で会う回避性、境界性、解離性以外の知識はほとんどなかったけど、それ以外のあんまりその診断名でくることがない診断名は 勉強になった。著者の書籍ではベースとなる人格障害かこの傾向な方がこの疾病になると云々、という分析か多いけど、たしかにこの見方はクライアントを見るのに必須。
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副題に『いかに接し、どう克服するか』とある。克服は難しいと感じたが、どう接するかは、ヒントになった。各論を読むと、これもスペクトラムになっていると感じた。
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内容はとまれ、あとがきの「自分が支えていると思っていた存在によって、私は支えられている。」心に来ました。
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「なんで自分はこんなに生きづらいのか」、「どうしてあの人はあんなにわけが分からないのか」。パーソナリティ障害について分類から特性まで知るには良書。ただ、原因を親(特に母親)の接し方にあるとしたり、解決を周りの人の根性に求めるのはどうかと思う。
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人格障害と一括りにされがちな疾患を、わかりやすく分類してくれている. 教科書的な文言だけでなく、実例を交えているので細かいニュアンスも伝わってきて親切設計. こういうのは事例を経験しないとなかなか腑に落ちないんですよね. ただ人格障害の原因を親の養育に絞りすぎてる感があって、本当...
人格障害と一括りにされがちな疾患を、わかりやすく分類してくれている. 教科書的な文言だけでなく、実例を交えているので細かいニュアンスも伝わってきて親切設計. こういうのは事例を経験しないとなかなか腑に落ちないんですよね. ただ人格障害の原因を親の養育に絞りすぎてる感があって、本当かな?とちょっとそこはひっかかりました.
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障害という言葉がややキツイけど、パーソナリティ障害のない人はいないと思う。この分析結果を受け止める事が、生きてくためには大切だと思う。
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困ったちゃんのパターン総覧。人格のどこかに深い病巣を抱えている、というのは成功の必要要件かもしれない。病巣は利用し活用するもの・・とはいえ、凡人は折り合いをつけるだけで精一杯で、なかなか活用迄には至らない。良きパートナーの存在が必須と思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
パーソナリティ障がいの人とはとにかく離れること、と勝間塾月例会(20110920)で学んだ それについてクリティカルシンキングしてみるきっかけとなった本 確かにパーソナリティ障がいの人は人間関係のトラブルが多い しかし、それは「愛情飢餓」からきているのであれば、離れることは対処療法にしかならない パーソナリティ障がいの人が「孤独」の淵に追いやられて、どうしようもないかというとそうとも限らず、その対処法が書いてある グラッサー博士の選択理論と同じで「変えられるのは今の自分と未来だけ」とパーソナリティ障がいの人本人が自覚&覚悟すること 心の闇へ歩むか、明るい日向を歩むかは、「思考」「行動」といった前輪のハンドルを正しく操作することで決まる グラッサーの選択理論と渡辺奈都子先生の著書が一般の人向けに書かれているのに対し、この本はより深刻に苦悩している人向けとも思える パーソナリティ障がいの人が障がいを強みに変えた事例(マーガレット・ミッチェル、ココ・シャネルetc.)が豊富なのもいい 人柄が円くなる、人間性の熟成といったことがパーソナリティ障がいの人にも可能性はあるという ただし、こういった障がいに対して画期的な治療ができない理由が「医療経営の問題」や「有効な治療を施すスキルの欠如」という点は急務の課題かと思う
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この本を読むと大帝の人は何かしらのパーソナリティ障害を持ってるんじゃないかって、思う。歴史上の人物や有名人や映画や小説などから具体的な症状の例がとてもわかりやすかった。
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人格障害と言うと聞こえは悪く自分とは切り離そうとしてしまうけど、 人には必ず人格があって複数に該当することはよくあるらしい。 タイプ別の克服方法が具体的で、たとえ"障害"とまではいかなくても参考になると思った。 対処法については周囲の人の苦しみを考えたら押し付...
人格障害と言うと聞こえは悪く自分とは切り離そうとしてしまうけど、 人には必ず人格があって複数に該当することはよくあるらしい。 タイプ別の克服方法が具体的で、たとえ"障害"とまではいかなくても参考になると思った。 対処法については周囲の人の苦しみを考えたら押し付けられるものではない難しいもの。 でも勉強になった。
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