チョコレート・アンダーグラウンド の商品レビュー

アレックス・シアラー(著者),金原瑞人(訳者)

2012/10/24

チョコレート、その他甘い物は一切食べることを禁止とする「健全健康党」に支配された世界で、チョコレートが大好きなハントリーとスマッジャーが自由を勝ち取るための立ちあがる物語。

前半は戦う子供たちがかわいくて楽しい気持ちだが、後半からはヒトラーの時代を思わせるかのような恐ろしい雰囲気も。

「チョコレート禁止」という法律を、差別に関する法律や、今まで歴史上にあった理不尽な支配に置き換えて読むと、考えさせれらたり、学ぶことも多い。
そういう意味では、子どもに是非読ませたい1冊だ。

2012/10/24

チョコレート！それだけで幸せです
お菓子が禁止されてしまった世の中で自分の好きなものを求めて奔走する男の子たちの冒険？ストーリー
秘密でこっそり何かをするあの気持ちです
しかもそれがチョコレートだから尚更！
美味しくて自由の在り方を感じるお話でした。

2013/02/14

漫画から。
少し長くて分厚い話ですが、読んでくごとにわくわくしていくようなきっと中学〜高校の人なら余裕で読めてしまう楽しい話です。
とにかくドキドキ！そして子供のようにわくわくしてしまう。
チョコレートってところがまた！
漫画には女の子が出てきますが、原作ではいません。
ただしいろんな人がチョコレートのために本気で『戦う』姿が面白い。
厚いけどさらっと読めてしまうおすすめ。

2012/09/17

小学生の時に立ち読みしてたら面白くて一気読みしてしまった本。文字がチョコレート色に印刷されているのがいい。スリルと、爽快さを味わえて、なによりチョコレートがより一層好きになれる本。

子供に読ませれば、きっと、自由と政治についてよく理解してくれることだろう。

2012/09/11

大好きな彼の作品の中でも特に好きな一冊。チョコレートがなくなる……なんて普段考えないような世界。それに立ち向かう少年にワクワクしてしまう！本の質感や色にもきっと愛着がわくのでぜひ手にとってもらいたい。これが紙の良さなのだろう。電子書籍じゃ味わえないこと。

2012/10/22

正統派のワクワクドキドキ感。

文字がチョコレート色で印刷されているので、読み終わったあと目の前が変な色に見えます。

2012/08/13

小学生の時に読んだ本。懐かしい…

当時チョコが嫌いだった私は「うえっ」とか思いながら読破した記憶が。

2012/10/19

世界からチョコレート諸々の甘いものが無くなったら‥。
きっと生きていけない。スマッジャーやハントリーをはじめ健全健康党に立ち向かう様は勇敢だったなァ−。
最後はスカッとした。

2012/06/26

思わせぶりなオープニングから引きこまれ、楽しく読めた。
チョコレートや甘いおやつが政府の取り締まりの対象に・・・。
その摘発の徹底ぶりがすごい。
ストーリー展開も映画みたいで面白かった。清掃作業員に変装するのはやっぱり定番？
元気で賢い男の子２人組と、おばあちゃん、古本屋を装っている謎のおじさん・・・。
でもテーマは圧倒的な権力に対して自由を求める、名もなき人々の抵抗、みたいなのなので、結構深い。
読んでるときはわくわく楽しくて、読んだあとは勇気がわいてくる、よい本でした。
実在のお菓子もいっぱい出てくるので、イギリスの子どもたちはまたさらに面白かっただろうなー。

2012/05/31

職場の若いスタッフさんから借りました。「児童文学だけど…」と言っていたけど、わくわくして読後に爽快感溢れる一冊でした。海外ものは苦手だったけど、こんなに面白かったのね。最初の「甘いもの(チョコレート）禁止令」で、色々突っ込みを入れつつ読み始めるも、洒落にならない恐怖政治？！選挙の大切さも思い知ったところで、この話の裏にあるものも知りたいと、再読したく思いました。