「分かりやすい文章」の技術 の商品レビュー
分かりやすい文章を書…
分かりやすい文章を書くためのメソッドを紹介している。誰でもすぐに実践できるような内容であるばかりか、本自体も非常に分かりやすく構成されているのが特徴。
文庫OFF
コーチングをお願いしている会社の先輩に、「文章力を鍛えるために読むと良いおすすめ本」として紹介されて購入。サラッと読めて、実務的であり、私のレベルにちょうど良い内容でした。他のトレーニング本と合わせて、何度か繰り返し読んで、身につけたい内容でした。 巻末に「分かりやすい文章のため...
コーチングをお願いしている会社の先輩に、「文章力を鍛えるために読むと良いおすすめ本」として紹介されて購入。サラッと読めて、実務的であり、私のレベルにちょうど良い内容でした。他のトレーニング本と合わせて、何度か繰り返し読んで、身につけたい内容でした。 巻末に「分かりやすい文章のためのチェックリスト」がついていて、実践レベルで効果を出しやすい本になっていると思います。社会に出たての若者にオススメしたい。 ただ2004年に発行されているもののため、本当に一部分ですが、分からない部分がありました。(tips的なところなので、本題には関係ないけどちょっとだけ気になってしまった)
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・脳内関所(頭の本棚)を簡単に通過かさせる必要がある →概要から詳細を伝える徹底 ・「分かる」状態は、伝えられた内容が過去の経験や過去に理解したこととマッチすること 誰でも過去に経験したことがあるような内容の比喩表現をすることで伝わりやすくなる ・点と線の理解。因果関係を伝える線...
・脳内関所(頭の本棚)を簡単に通過かさせる必要がある →概要から詳細を伝える徹底 ・「分かる」状態は、伝えられた内容が過去の経験や過去に理解したこととマッチすること 誰でも過去に経験したことがあるような内容の比喩表現をすることで伝わりやすくなる ・点と線の理解。因果関係を伝える線の理解をいかにさせるか ・目的を持って文章を書く
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基本的なことですが国語の基礎がおろそかだと本書に記載されている悪文事例に当てはまります。 ビジネス上でも分かりやすい文章を心がけたいですね。
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第15回アワヒニビブリオバトル「コレクション」で発表された本です。 チャンプ本 2016.07.05
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「表現の品質管理」、「「分かりやすい」とは「分かっている」状態に移行しやすいこと」、「翻訳に必要な資質:原文を理解するための英語力、取り扱われているテーマを理解できる知力、自然な日本語を書ける日本語力」
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分かりやすい表現の技術との重複が多々ある。表現を読んだら読む必要はない。分かりやすい表現一冊でいい。
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文章力向上のための入門書。非常にわかりやすい1冊。分かりやすい文章を書くのに高等テクニックは不要で、ポイントを意識するだけで変わる。
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高校時代、国語のテストで学年240人中、238位でした。国語、文学、そもそも書くことになんの興味も才能もなかった僕が、気づけばコピーライターとして文章を仕事にして、書評ブログを運営している。そのきっかけになった本です。 https://introbooks.info/busine...
高校時代、国語のテストで学年240人中、238位でした。国語、文学、そもそも書くことになんの興味も才能もなかった僕が、気づけばコピーライターとして文章を仕事にして、書評ブログを運営している。そのきっかけになった本です。 https://introbooks.info/business/wakariyasuibunsyou/
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1.著者;藤沢晃治氏は、メーカーでソフトウェア・エンジニアとして勤務。分かりやすい伝え方・見せ方・書き方を指導するコミュニケーション研究家です。著作の他に企業向研修の講師としても活躍しています。社会人になってから、独学で、英検一級・工業英検一級・TOEIC900点等を取得したとい...
1.著者;藤沢晃治氏は、メーカーでソフトウェア・エンジニアとして勤務。分かりやすい伝え方・見せ方・書き方を指導するコミュニケーション研究家です。著作の他に企業向研修の講師としても活躍しています。社会人になってから、独学で、英検一級・工業英検一級・TOEIC900点等を取得したという、大変な努力家です。 2.本書;8つの章で構成されています。⇒第1章 「分かりにくい文章」がいっぱい!~第8章 「分かりやすい文章」のためのチェック・リスト、です。本書は、「分かりやすい」シリーズ(表現の技術・説明の技術)の第三弾です。文章には、”小説等の芸術文”と”意見等を伝達する実務文”があります。この本は、実務文を対象にして、書き手の意図を読み手に理解し易く伝える術について書かれています。 3.個別感想(参考になった書中の記述⇒3点); (1)第2章から、「”分ける”が”分かりやすい”の原点、情報が事前に小さく分解されていると、意味を吸収しやすく、分かりやすい文章になる」 ●感想⇒どういう事なのか具体的に書かれていません。私は、1文には1つの事柄(意味)だけを織込むことだと思います。ダラダラとたくさんの事を織込んだ長文にせずに、接続詞をうまく使って、文章を短めに構成すると良いでしょう。 (2)第3章から、「まず重要ポイントを書き並べる、要点を先に詳細は後に書く、不必要な情報を書かない」 ●感想⇒この3点は、分かりやすい文章作成の的を射ており、重要な指摘です。私は、文章作成に当たって、重要ポイントについて、キーワード(名詞)という形で主張点を拾い出します。ワードをある程度出したら、文章にします。下書きを終えて、推敲しまとめます。 (3)第8章から、「分かりやすい文章のためのチェック・リスト(5点→46項目)⇒①素早く伝わる構成になっているか・・・⑤なめらかな文章になっているか」 ●感想⇒5つは適切な指摘です。私は、中でも「趣旨がスムーズに伝わるセンテンスになっているか(1センテンスの文字数は多くないか・・・)」が重要と思います。他の2冊(表現の技術、説明の技術)も、最終章がチェック・リストになっており、著者の気配りに敬意を表します。ただ、チェック項目が多いので、もう少し絞込み(重点指向)が必要でしょう。 4.まとめ;最近は、電子メールを使って、読み書きするのが一般的です。仕事に限らず、プラベートでも、書くコミュニケーションが増えています。それだけ、書く事の意義が増しています。整理されて、読みやすく、理解し易い文章作りは、現代人に必須です。分かりやすい意思伝達には、藤沢氏の3部作(表現・説明・文章の技術)が参考になるでしょう。但し、この3冊の前に、国語学(基本原理)の修得が大前提であるのは言わずもがなです。
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