「分かりやすい文章」の技術 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主人がレポートを書くために購入した本、伝える力2(池上彰)の中に、藤沢晃治のシリーズは文章を書く上でとても参考になる。と書かれていたので読みました。 例文がたくさんあってとてもわかりやすい本です。 大体こういう参考書は「分かりやすい」と言いつつ、お硬い文章で、結局「分かりにくい」参考書ばかりですが、おすすめの一冊です。 分かりやすい文書を書くための五つの技術を、一章ごとに書いてあります。 ①構成の技術 ・まず重要ポイントを書き並べる ・要点を先に、詳細はあとに書く ・不要な情報を書かない ②レイアウトの技術 ・見やすい文字面にする ・情報構造がわかるようにする ・「かたまり」を区別する ・見出しをつける ③説得の技術 ・正確な理論で書く ・読み手の視点で書く ・自分の感情は抑えて書く ・比喩を使う ④センテンスの技術 ・センテンスを短くする ・事前分解しておく ・曖昧さをなくす ・キーワードを作る ⑤推敲の技術 ・無駄はないか ・自然な語感か ・丁寧な表現か 元々国語は好きではなかったですが、高校の時の国語の先生が好きで興味を持って早六年…。 就活の志望動機ではとても役に立ちました。 周りは一から考え直し。と先生に追い返されるのが当たり前でしたが、私は赤ペンが入らず、逆に不安でした。 先生に追い返されるのが嫌だから。と、私に添削を求める人の文章を見て、「なんで?なんで?」「だからなに?」「何が言いたいの?」と何度も言っていたことを思い出しました。 私の志望動機に、赤ペンがあまり入ることはありませんでしたが、先生に言われて覚えていることは「このように、ってどのようになの?」「具体的に書いてるけど裏付けがない」 です。 それ以来、本書内にも書かれていますが「なぜ?どうして?」と常に問いかけています。 また、重複した日本語が溢れている例もあり、そうそう!と納得しました。 先日テレビで「排便が出る」と言っていて、旦那とちょっと口論になりました。 「排便が出るはおかしい。排便に繋がるならわかる」 「便が出るから排便が出るんだよ」 「便が出ることを排便って言うでしょ。出るを使いたいなら、便が出る。って言わなきゃおかしい!」
Posted by
今まで藤沢さんの読んだ二つの著書、 「分かりやすい表現の技術」 「分かりやすい教え方の技術」 よりかは分かりにくかったかなと言う印象。 その原因は多分片目で読まなきゃいけない自分の状況に問題があったのかもしれないけど。 基本的には上記2つの本で応用が効くところがある。 無駄に...
今まで藤沢さんの読んだ二つの著書、 「分かりやすい表現の技術」 「分かりやすい教え方の技術」 よりかは分かりにくかったかなと言う印象。 その原因は多分片目で読まなきゃいけない自分の状況に問題があったのかもしれないけど。 基本的には上記2つの本で応用が効くところがある。 無駄に長いセンテンスにするのではなく、一つ一つ区切ることが必要。 ステーキをそのまま食べることが困難な様に、小さく切ってあげることが食べやすさ、すなわち理解に繋がる。 などテクニックの部分が沢山書かれていた。
Posted by
バイブル的に、何度も読み直したい。プレゼンの準備で、上司のアドバイスとして手渡された一冊。 様々な場面で、参考になる。
Posted by
2004年5月20日第一刷。 多分、2004年に買って読んだんじゃないかなぁ…。 出てきた本。 とにかく記録しておかないと、本の存在を忘れる…。 この人のシリーズを読んでいったときに、読んだ本。 難解な…という文章がセンター試験とかで出題されたりしていて、こんな変な文章…と思...
2004年5月20日第一刷。 多分、2004年に買って読んだんじゃないかなぁ…。 出てきた本。 とにかく記録しておかないと、本の存在を忘れる…。 この人のシリーズを読んでいったときに、読んだ本。 難解な…という文章がセンター試験とかで出題されたりしていて、こんな変な文章…と思っていたけど、それについておかしいなぁ…と思うこともあながち問題ではないと思えた。 あまり変な文章ばかりを点数のために読ませて…というのも、世の中の文章がおかしくなる一因かもねとも思った。 いろんな形で人は文章を書く機会ってあると思うので、これにあげられた例示についてはすごいなぁ…と思いました。電気製品の説明書きなどについても…。 コレに扱っているのは、実務文のための「わかりやすい文章」fr、書き手の意図が読み手にわかりやすく伝え確実に目的を達成するための文章に、さらに…この本は、高校生をはじめ、文章術の本を初めて読むことを想定されているところは記録しておいた方がいいかなぁ…。
Posted by
「分かりやすい文章」の技術 藤沢晃治 2004年 【ポイント】 【所感】 ◉第2章で、『分かるメカニズム』が平易に述べられている。 そのメカニズムに基づいて、分かり易くする技術が説明されているので、納得しながら読むことができる。 内容:★★★★☆ 分かりやすさ:★★★★★...
「分かりやすい文章」の技術 藤沢晃治 2004年 【ポイント】 【所感】 ◉第2章で、『分かるメカニズム』が平易に述べられている。 そのメカニズムに基づいて、分かり易くする技術が説明されているので、納得しながら読むことができる。 内容:★★★★☆ 分かりやすさ:★★★★★ 【目次】 第1章 「分かりにくい文章」がいっぱい! 第2章 「分かりやすい文章」とはどんな文章か 第3章 趣旨を素早く伝える「構成の技術」 第4章 読む気にさせる「レイアウトの技術」 第5章 読み手を同意させる「説明の技術」 第6章 趣旨をスムーズに伝える「センテンスの技術」 第7章 文章をなめらかにする「推敲の技術」 第8章 「分かりやすい文章」のためのチェック・リスト
Posted by
この文章がわかりにくいもしれないので、説得力ないかもしれませんが。。 こちらも会社はいってから「日本語がわかりにくい」「意味はわかるが読みにくい」などといわれながら なんとか今までやってこれているのはこの本のおかげです。
Posted by
人間が分かりやすいと思うメカニズムや具体的なテクニックがつまった本! 巻末のチェックリストをみながら添削していき、自然に分かりやすい文章を目指して行きたい
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・いい文章は、各段落の主題をつなげると大意がつかめる。 ・なぜ?なぜ?と考えて、Logicを補強する。 ・読み手の視点で考える。 ・文章はできる限り短く。 ・文章の最終目的を理解する。 ・不要な接続詞は避ける。つまり、そして等
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
分かりやすい文章の半分の技術は詰まっているような気がしました。 読み手の視点で書く のが一番難しいだろうと思います。 異なる宗教,異なる文化,異なる宗教,異なる世代など, 多くの人に読んでもらおうと思ったとたんに焦点が絞れなくて, 記述がふらふらしてしまうことがあります。 最初に子供に読ませるつもりで書いて, 次に大人にも役立つ情報をいれ, 最後に子供にみてもらって,補うという方法を取っています。 紹介して欲しい技術は,より具体的なノウハウかもしれません。
Posted by
5つの技術、つまり、構成・レイアウト・説得・センテンス・推敲の技術の要点を確認できた。 あとはこれを意識しながら文章を書き、実践することが必要である。
Posted by