チルドレン の商品レビュー

伊坂幸太郎(著者)

おすすめ！

[abtm]

はた迷惑で破天荒、だけど憎めない人柄の陣内。彼を中心に、嵐は吹き荒れる。友人、後輩、銀行強盗。巻き込まれた人たちの連作短編集。陣内の言葉にニヤリと笑い、心が軽くなり、構成の妙に膝を打つ。そんな作品。

2024/07/23

学生時代に読んだ本でとても好きだったと印象的だったので、再読しました。

伊坂幸太郎先生のかく物語に出てくるキャラクターが魅力的でこんな考え方やこんな人にならたらと教科書のような憧れのような気持ちになります。

短編でも全てが繋がっていて再読できたがとても楽しくよむことができました。

2023/10/28

読後感よい。陣内の言葉とふるまいがおもしろすぎる。登場するたびに次は何をどう言うのか期待してしまう。永瀬の聡明さもすごい。
仕事でこれからも奇跡をおこしてほしい。

2023/09/18

めちゃくちゃな理論を展開してマイペースに人を振り回すけど、どこか憎めない陣内。そんな彼の友人、同僚が主人公の短編集。サラッも読めて、1話1話面白いし、どの登場人物も魅力的。

陣内みたいな友人がいたら迷惑だけど、退屈しないだろうな。何気に優子も面白い。永瀬はかっこいい。

2023/08/31

愛される変わり者の話。
想定を超えてくる内容で笑いあり、感心あり。
書き方からも内容からしても読みやすいので、気楽に本を読みたいなーというときにぴったり。

2023/05/20

破天荒でマイペース、「Theめんどくさい」陣内は周りを振り回しつつも、まっすぐで淀みない人柄が人を引きつけるのだなぁと、しみじみと思わさった。陣内に断言されると妙に納得するのがわかる。清々しくやさしい気持ちで読み終えた。

2023/04/24

破天荒な家裁の陣内さん。実際にいたらやだけど、ほんとにたまにいいこと言う破天荒なとこがすき。目の見えない永瀬さん、その彼女とかの視点から見たストーリーも、最初から最後まで面白かった。
陣内さんの学生時代や、永瀬さんとの出会い、現在の家裁での話が盛りだくさん

2023/01/01

最初の話が銀行強盗から始まったので、てっきりギャングシリーズと関わりがあるのかと思ったら違った～！
でも陣内のキャラは響野さんを彷彿とさせるような…？
うざくてクセが強くて憎めない愛されキャラ。そんな陣内を楽しむ一冊。
(個人的には永瀬の穏やかキャラの方が好きだけど！笑)

2022/08/24

伊坂作品で、これは、読みやすいし面白かった。陣内みたいに出来ないし、周りにもいないし、いたら友達にもなりたくないかもだけど、良いよね…。
家裁の話、興味ある。

2022/07/20

連作短編で登場人物が鴨居、陣内、永瀬＆ベス、優子、武藤。

どの話もクセが強い陣内が軸になってますが、主人公は陣内以外の人という構成です。

チルドレンⅡの家裁調査官は奇蹟を起こすという陣内の居酒屋での熱弁と、ダメ親父が実はバンドボーカルだった、という場面が好きです。