だれかのいとしいひと の商品レビュー
なんか不思議な感じの短編集。もうちょっと、違う感じの小説が読みたくて買ったので残念。(この本の評価には関係ないことですが……)
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文春文庫 短編集です。 8つの話が入ってます。 なかでも、「転校生の会」「だれかのいとしいひと」「誕生日休暇」が好き。 そのなかでも「誕生日休暇」は大好きな話です。 何気ない、素直な疑問があって、何らかのこたえがわかったときの、 すとん、と心に落ちてくる感覚が、これ!ってい...
文春文庫 短編集です。 8つの話が入ってます。 なかでも、「転校生の会」「だれかのいとしいひと」「誕生日休暇」が好き。 そのなかでも「誕生日休暇」は大好きな話です。 何気ない、素直な疑問があって、何らかのこたえがわかったときの、 すとん、と心に落ちてくる感覚が、これ!っていう言葉になってないけれど、たしかに「そう!そういうのってある!」と思う。 日々を習慣で生きることの単純さや、簡単さ、それからそこにある落ち着きだとかは捨てがたいし、捨ててはいけないけれど。 時にはサプライズもいいよね。っていう感覚。
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この本は、酒井駒子さんの絵がきれいで古本で買ったのです。それを電車で読んでたら、前に立っている女の子もちょうど同じ本を同じとこよんでて面白かった♪内容としては、色々な偏ってる女の子たちの話で、幸せとか気持ちとかの形を探していた。中でも誕生日休暇という話が好きですね。
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元カレのアパートに忍び込むフリーライターの話がとても印象的でした。装丁と、タイトルに惹かれて買ったので、実はジャケ買いです。
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初めて読んだけど、「なんでこの人、こんなに私の気持ち理解してくれるんだろう!!」て、びっくりしました。とは言っても、モチロン、私のために書かれたのではないけれど(笑)「こんな気持ち、あるある!!」と叫びたくなった。(電車の中だったので抑えたが・・・。)
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どの話も大好き。すっごい共感できる。共感しすぎて、体がふるえました。心も。 見えてくる風景もとっても美しくて、何度も何度も読みたくなる。
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レビューはブログにて。 http://tempo.seesaa.net/article/18630040.html
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不器用じゃないと、恋は出来ないんじゃないかと思った。ひとつひとつの恋の形。表紙のイラストが酒井駒子さんなのも嬉しい。
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角田光代のだれかのいとしいひとを読みました。ちょっと不幸な恋愛をしている男女を描いた短編集でした。それぞれの登場人物の切ない思いが伝わってくる物語たちでした。でも、不幸でも幸福でも人生ってそういうものだなあ、みんなそんな風に生きていくんだよなあ、と思わせられる描写力が角田光代の魅...
角田光代のだれかのいとしいひとを読みました。ちょっと不幸な恋愛をしている男女を描いた短編集でした。それぞれの登場人物の切ない思いが伝わってくる物語たちでした。でも、不幸でも幸福でも人生ってそういうものだなあ、みんなそんな風に生きていくんだよなあ、と思わせられる描写力が角田光代の魅力だと思います。
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全8編の短編集。ドラマチックな筋書きのものは一つもないがどの作品にもちょっとした 出会いやごく当たり前の風景が閃光のごとく焼きつく瞬間がある。身近な日常や人との 関わりは偶然と運命の大きな流れの中にあって実は儚いものだと言う視線があり、儚いが ゆえに描かれる光景の一瞬一瞬が...
全8編の短編集。ドラマチックな筋書きのものは一つもないがどの作品にもちょっとした 出会いやごく当たり前の風景が閃光のごとく焼きつく瞬間がある。身近な日常や人との 関わりは偶然と運命の大きな流れの中にあって実は儚いものだと言う視線があり、儚いが ゆえに描かれる光景の一瞬一瞬が輝きお気に入りの風景画のように愛おしい。失う余韻と 出会う喜びをさざ波のように繰り返し味わい読み終える。
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