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ぼんくら(下) の商品レビュー

4.1

237件のお客様レビュー

  1. 5つ

    73

  2. 4つ

    105

  3. 3つ

    39

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    0

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2022/08/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

鉄瓶長屋というごく普通の長屋で起きた一連の事件のお話。結局はみんな長屋からいなくなってしまうけれど、それぞれ元気に暮らしているのだけが救いだと思った。未だに葵さんを恨んでいるおふじさんはかわいそうだけれど、自業自得だと思った。

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2022/07/19

わりと難しい話になってきたけど、さすが宮部みゆきさん。読みやすい なんでも話を覚えるおでこや、平四郎の甥っ子、顔が美形の弓の助。子供たちがいい味してた 最後の方、骨を掘り出したり、悪党が乗り込んできたり、盛り上がった

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2022/06/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かった。読まず嫌いはだめだね。佐吉には幸せになって欲しいな。おでこと弓之助のペアも可愛い。みんな憎めない人達だった。日暮しは続きものなのかな?読んでみたいな。

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2022/05/27

このシリーズも、ずっと書き続けて欲しい作品。宮部みゆきさんには、そういう作品が多く、他のシリーズの登場人物が、なに食わぬ顔で出てたりするので、楽しい。

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2022/03/06

ストーリー自体は宮部みゆき作品によくありがちな重々しい感じだが、キャラに癖のある登場人物のおかげで重々しい感じが緩和され、ほのぼのした感じもあった!とっても面白く読みだしたら止まらいくらいだった!

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2022/02/15

井筒平四郎の甥の弓之介がとても良かった。 とんでもない美少年であり、頭も切れる。 色々ありながらも「細かいことは気にしない」平四郎のおかげで、大ごとにもならず心の平和が戻る。 オチがあるわけではないが落語の人情噺を聴いているようでした。

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2021/12/27

下巻も読み終わった。 上巻読んでる時は連作短編と思ってたけど、下巻まで読み終わったら、一本のお話だった。 私もぼんくら同心の平四郎と一緒で、何年も恨みを抱き続ける人の気持ちは分からないのだけど、人間の心って言うのが一番怖いなって思った。

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2021/12/21

江戸深川の鉄瓶長屋で、店子が次々と出て行ってしまうのですが、その裏には大きな仕掛けがありました。長編ミステリーでなかなか面白かったです。

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2021/11/26

宮部みゆきの作品は、火車、模倣犯などいくつか読んだが、少し冗長な感じがして自分には合わないと感じていたが、昨今、時代小説に傾倒しているので、彼女の時代小説ってどんなものかと手に取ってみた。あまり期待はしてなかったが、あにはからんや、自然体の人物描写とユーモアに加えて秀逸なミステリ...

宮部みゆきの作品は、火車、模倣犯などいくつか読んだが、少し冗長な感じがして自分には合わないと感じていたが、昨今、時代小説に傾倒しているので、彼女の時代小説ってどんなものかと手に取ってみた。あまり期待はしてなかったが、あにはからんや、自然体の人物描写とユーモアに加えて秀逸なミステリーとなっており、最後まで興味を失うことなく読了してしまった。ミステリーの伏線が張られていく上巻が5つ星、下巻の転結は少し冗長で4つ星としたが、全体では5つ星かな。 自称ぼんくらな同心、井筒平四郎を主人公に鉄瓶長屋で起こるいろいろな事件が短編して綴られていくが、実はそれらは全て繋がりのある大きな事件へと収斂していく。長屋の人々の人物描写もみごとだし、平四郎の甥の美少年、弓之助の賢さと子供らしさがえも言われぬ味を添えている。

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2021/02/26

下巻になって一気に物語が進展する。 個々の店子の騒動が全て一本の糸で繋がり、大きな陰謀の一角だと思いきや、その裏には意外な真実があり、更には粋な結末も用意されていた。 この展開は流石に宮部さん。 上巻では薄かった人情色も加味されて、面白い作品だった。 タイトルの「ぼんくら」は主人...

下巻になって一気に物語が進展する。 個々の店子の騒動が全て一本の糸で繋がり、大きな陰謀の一角だと思いきや、その裏には意外な真実があり、更には粋な結末も用意されていた。 この展開は流石に宮部さん。 上巻では薄かった人情色も加味されて、面白い作品だった。 タイトルの「ぼんくら」は主人公の平四郎を指しているのでしょうが、決してそうではないと思います。

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