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すべての雲は銀の…(下) の商品レビュー

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83件のお客様レビュー

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2013/12/28

面白さとしては上巻のが面白いですが、ぐだぐたの祐介が方向性をなんとなく決めれたみたいなので、成長したんだろうなと思いました。瞳子さんとのアレコレもさっぱりしてて性的な感じがしないのが2人らしかったなと思います。色気は皆無でしたね…。 でもやっぱり由美子のことが好きになれないのがち...

面白さとしては上巻のが面白いですが、ぐだぐたの祐介が方向性をなんとなく決めれたみたいなので、成長したんだろうなと思いました。瞳子さんとのアレコレもさっぱりしてて性的な感じがしないのが2人らしかったなと思います。色気は皆無でしたね…。 でもやっぱり由美子のことが好きになれないのがちょっと辛かったです。彼女は兄貴にも祐介にも甘え過ぎです。全ての元凶は由美子なわけだし、典型的なかまってちゃんだなと思うのです。無意識のうちにやってるんだろうけど、祐介の言う“悲劇のヒロイン”ぶってるのはあながち間違いでもない気がします。祐介のいろんな感情的なものを抜きにしても、そりゃないよ兄貴…と言いたくなりました。 それでもこの後のホテルの仕事とか、花綾ちゃんや瞳子さんとの関係とか、桜ちゃんのその後とか、いろいろ読んでみたいなぁと思いました。間違いなく好きな村山作品のひとつです。

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2013/09/20

よい読後感。今更ながら、おいしいコーヒーシリーズ書きながら傍らで本作執筆はさすが。主人公が勝利に雰囲気が近く。雰囲気を感じられる小説ってよい。

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2013/08/28

不器用だけどやさしく真に強さを持った人たちの物語。 人はいろんな葛藤があって生きている。 誰かを傷つけながら、自分も傷つきながら生きている。 どうやって相手を許すことができるかを考えなさいと言われた気がする。 まだまだ未熟なので私には無理だけど(笑) たまにはこんな優しく、...

不器用だけどやさしく真に強さを持った人たちの物語。 人はいろんな葛藤があって生きている。 誰かを傷つけながら、自分も傷つきながら生きている。 どうやって相手を許すことができるかを考えなさいと言われた気がする。 まだまだ未熟なので私には無理だけど(笑) たまにはこんな優しく、心が安らぐ小説もよいもんだな。

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2013/02/18

村山由佳の心情の描写に何度もすごいと思わされる一冊。 人生のどん底みたいな気分を味わっても、それが永遠に続く訳じゃない。 そして立ち直るきっかけを与えてくれるのは、たいていの場合、周りにいる人なんだな~、と。

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2013/01/12

大自然と穏やかな仲間たちに囲まれ、 少しずつ自分を取り戻していく裕介。 それにしても“花綾(カーヤ)”って、 とても魅力的な響き。 僕なら・・・。

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2012/12/10

登場人物がそれぞれ傷を抱えながらだからこそ傷の痛みを理解できる Every cloud has a silver lining. すべてのことには表と裏がある。いろいろと考えさせられながらも最後は心を暖かくさせてくれるそんな作品でした。

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2012/08/13

ひさしぶりの村山作品。 普通のようで、普通でない生活が村山由佳の作品らしい。 いろいろな登場人物にだれでも自分がかぶるような、、。 普通の暮らしの中にこそ、、いろいろな苦しみや、辛さや、喜び、出会い・・・・があると思える。 自分とは、まるで接点のないような人との関わりで人間は成長...

ひさしぶりの村山作品。 普通のようで、普通でない生活が村山由佳の作品らしい。 いろいろな登場人物にだれでも自分がかぶるような、、。 普通の暮らしの中にこそ、、いろいろな苦しみや、辛さや、喜び、出会い・・・・があると思える。 自分とは、まるで接点のないような人との関わりで人間は成長していくんだ、、と思った。 喰わず嫌いにならぬよう、、いろいろな人と関わりながら。 しかし、自分の進むべき道は自分で決める強さ。 そんなものを感じる作品だ。

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2012/08/11

うーーーん。 主人公は確かに都会にいたときよりも成長したと思う。 でもなんだか腑に落ちない感じでした。全体的に。 村山さんの小説、以前は入り込めたのだけど、自分が大人になってしまったからだろうか、最近はどうもしっくりこない。

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2012/05/14

2012.5.11~2012.5.13 登場人物:大和祐介、瞳子 信州を舞台にした青春小説。辛い立場にいる様々な人間が、また前を向いて歩きだす様を丁寧に描いています。読んだあと、独特の爽快感がありました。

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2011/11/11

なーんでこんなタイトルなんだろうと思っていたけれど、最後の最後に納得。 しかもなんか瞳子さんらしいね笑 最初の読み当たりはよくないけど、やっぱさすが村山由佳さん!って感じで、そう内容の強いものではないけれど、どこか引き込まれていく感じ。 上が☆2で下が☆4だけど、これは上下ともに...

なーんでこんなタイトルなんだろうと思っていたけれど、最後の最後に納得。 しかもなんか瞳子さんらしいね笑 最初の読み当たりはよくないけど、やっぱさすが村山由佳さん!って感じで、そう内容の強いものではないけれど、どこか引き込まれていく感じ。 上が☆2で下が☆4だけど、これは上下ともに☆3かなー 星々の舟あたりが好きな人はちょっと読み応えなさすぎだけどね。(私です笑

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