荊の城(下) の商品レビュー
このミステリーがすご…
このミステリーがすごい!で2年連続1位を獲得した実力派作家の傑作。
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展開が上巻よりもスロ…
展開が上巻よりもスローペースだったような気がします。少し先が読めてしまいましたが、それでも引き込まれました。
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ゆったりしたペースで…
ゆったりしたペースですが、文章や描写そのものに魅力があるので苦にならずに読めました。
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後半の展開は少々わか…
後半の展開は少々わかりづらかったかな、と思います。でも、終わり方は好きです。
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上巻で驚くべき罠が仕…
上巻で驚くべき罠が仕掛けられてたので、これ以上目立った動きはないと思っていたのに、下巻でもスーとモード二人に驚くべき真相が分かります。最後の殺人の犯人に関しては推測でしかないけれど、いちおう納得かな
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傑作です
2005年度「このミステリーがすごい!」海外部門1位。スリとして生きる少女スゥと貴族の令嬢モード、2人の人生が交わったところから、物語は走り出す……。19世紀ロンドンを舞台としているところも、魅力のひとつ。
yoko
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昔のロンドンの暮らしや情景も興味深く、面白かった。スウの純粋なサクスビー夫人への思慕が哀しい。サクスビー夫人もスウを利用したけれども、実子愛おしさあまりのことで、スウにも愛情があったんだと思う。
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先にパク・チャヌク監督の『お嬢さん』を観ていたので違いを楽しみながら読めた。映画が日本統治下時代の朝鮮半島を舞台としているのに対し、原作は19世紀のロンドンが舞台となっており、思い切ったアレンジを施したことがわかる。とはいえ内容は大きく変えてはおらず、3部構成でそれぞれの思惑が交差しながら最終的にシスターフッドとしての物語が力強く立ち現れる。あらゆる呪縛の中にあって、スウもモードも怒りや悲しみや憎しみが胸を覆っていたはずだが、それでもなお愛を信じ、愛の方向へ共に歩いていこうとする。その姿が爽やかだ。
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昔、少しだけ読んで読むのを やめていた本。 田舎の泥棒一家が金持ちを夢見て その夢をスウに託して… モードの夢見る脳内お花畑っぷりに スウは可哀そうにと憐れみを浮かべる そして私も笑 それは次第に同情に変わり モードを見る目も変わってくる。 男女、女女、とにかく 人と人の絡みが、文章によって こんなに濃密なエロスになるとは… サラ・ウォーターズもだが 中村有希さんの翻訳力にも脱帽である。 上巻最後の天地がひっくりかえる どんでん返しは見もので 下巻にすぐさま手が飛びます。 下巻も渦巻く陰謀に 早くその答えを知りたくて ページを捲る手がとにかく止まらない。 最後に明かされた答えは 登場人物も読む私たちにも 絶望と衝撃をあたえます。
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下巻読了。 いやぁ、濃ゆい!実に濃密でしたね~。 この巻もめくるめく展開で、今までの“計画”を仕組んだ黒幕と、それに至る事情に絡む、スウとモードの出生の秘密が明らかになります。 周りの悪い大人たちのせいで翻弄される羽目になった、スウとモード。彼女達それぞれに苦難が続き、とりわけ...
下巻読了。 いやぁ、濃ゆい!実に濃密でしたね~。 この巻もめくるめく展開で、今までの“計画”を仕組んだ黒幕と、それに至る事情に絡む、スウとモードの出生の秘密が明らかになります。 周りの悪い大人たちのせいで翻弄される羽目になった、スウとモード。彼女達それぞれに苦難が続き、とりわけ精神病院に入れられたスウが虐待を受ける場面は、読むのが辛かったです。 そして、病院を脱出し、執念でロンドンまで逃亡してきたスウ(&巻き込まれたチャールズ)が、モードに対する憎しみと嫉妬による怒り心頭状態で、昔の自分の家に乗り込んでからの修羅場とそこで起こった惨劇まで、まさに怒涛の流れで目が離せませんでした。 ラストは、“母ちゃん”が持っていた手紙からすべてを知ったスウがモードに会いに行くのですが、それにしても第一部での“”純粋なお嬢様”キャラだったモードが、話が進むごとに印象が変わって、強くしたたかな女性になっていましたね。 “変態伯父”に強要されていた事を活かして(ある意味スキル?)、生業にしようとしている彼女に逞しさを覚えた次第です。 何にせよ、しんどい思いをしてきた二人なので、今後は仲良く幸せに暮らしてほしいものですね。
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