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りゅうの目のなみだ の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2023/02/03

16'00" 村人に怖れられている 龍に 優しい少年が 会いにいくお話。 使われている言葉遣いが 少し古風で丁寧なので 自然と物語に引き込まれる。 終わり方が突然なので 読み方に工夫が必要。 細いタッチの絵が 恐怖や寂しさの空気感を良く表している

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2013/09/28

話自体は典型的なのだけれど、集英社のは植田真さんの絵がすごくいいし、かといって絵が主張しすぎず、活字を読ませるための良い脇役に徹していて、絵本としてかなり良質だと思う。

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2012/02/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

みんなが恐れる竜を怖がらない子どもがいました。みんなが竜を忌み嫌うので、何もしていないのに嫌われてしまう竜が可哀相だと思った子どもは、自分の誕生日のお祝いに竜を招待しようと思います。山の奥深くまで竜に会いに行き、竜に声をかけた。 竜は今まで、なにもしていなくても人に嫌われてきた。だから人間を恨み、怖がらせてきた。けれど、子どもに優しい言葉をかけられて、竜は嬉しくて涙をながすのでした。 竜は子どもを背に乗せて、いつしか蛇体は船となって、人間の街にやってきました。 忌み嫌うと憎しみに、やさしい気持ちで接すると、やさしいさが返ってくる。表紙もいい。

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2011/10/03

世間のひとびとから恐れられ、疎まれている龍と、一人の少年の物語。 浜田廣介作品は初めて読んだが、繊細で脆い筆致は非道く美しく感ぜられた。もっと早く出逢えていたらと、いまは思う。 龍を恐れている村のひとびとは、龍のほんとうの気持ちを知ろうともせずただただ“恐ろしい”という先入観に...

世間のひとびとから恐れられ、疎まれている龍と、一人の少年の物語。 浜田廣介作品は初めて読んだが、繊細で脆い筆致は非道く美しく感ぜられた。もっと早く出逢えていたらと、いまは思う。 龍を恐れている村のひとびとは、龍のほんとうの気持ちを知ろうともせずただただ“恐ろしい”という先入観に囚われて、手前勝手な陰口を捲し立てる。少年に対してもそうだ。「あの子は龍が怖くないようだから、おかしな子だ」「きっと、ばかなんだ」。少しでも自分達と違う考えを持っている人間を排斥する愚かな風潮は、現代社会にも充分に通じている。 童話としては少しばかり長いお話だと思ったが、多くの子ども達に読んでもらいたい。

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2010/12/17

りゅうは本当に悪いやつ? 男の子は、りゅうを恐れる村の中でふしぎに思っていました。 そこで、りゅうに合いにいくことに…。はたして男の子の運命は! 見た目や噂だけを信じて、物事や人を判断してはいけないと教えてくれます。

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2009/10/07

もともと好きなお話+植田さんの絵。買うしかない。植田さんの目を通して見たりゅうと男の子。どういえばわからないけど本当にすき。

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