楽園のつくりかた の商品レビュー
気軽に読める作品です…
気軽に読める作品です。最後の一言がとても気持ちいい。
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エリート中学生を自認…
エリート中学生を自認する優は、突如ド田舎の学校へ転校することに。そんなバカな!?同級生はたったの三人、しかもそれぞれクセ者揃い。このままでは完璧な将来プランが台無しになってしまう…!自分にとっての楽園を追い求め、ジタバタともがく少年の直球青春物語。
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シンプルだけれど、す…
シンプルだけれど、すごく希望に溢れた話。さらっと読めるけど、読み終わったあとはじんわりと暖かくなる。青春って、若いって、すばらしい。
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ド田舎の分校に転校し…
ド田舎の分校に転校した少年が、個性的な3人の同級生とふれあいを通して成長する、とってもシンプルな再生の物語
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都会っ子でガリ勉の優…
都会っ子でガリ勉の優が、突如田舎の分校に転校することに。これまでとのギャップを埋めていく優を描いた青春小説です。
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笹生さんの作品で、『ぼくは悪党になりたい』があるんだけれど、昔タイトルに惹かれて読んだなぁと懐かしくなった。 いい人で優しい人で生きてきて、悪党になってみたいなぁという願望もあったりした。 こうして若いときの気持ちを思い起こさせる作品もたまにはいいね。
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産経児童出版文化賞受賞作。 以下ネタバレあり。 作者が意図的にやったのか不明ですが、最後に父親のスポーツバックから四角い紙の束が出てきた(それは手作りのトランプだった)という描写の後すぐに、天国の父親宛のメールが出てきます。もちろん、それはEメールなので、紙の束とは一切関係ありま...
産経児童出版文化賞受賞作。 以下ネタバレあり。 作者が意図的にやったのか不明ですが、最後に父親のスポーツバックから四角い紙の束が出てきた(それは手作りのトランプだった)という描写の後すぐに、天国の父親宛のメールが出てきます。もちろん、それはEメールなので、紙の束とは一切関係ありませんが、私の様にもしやと思って読み直す人もいると思います。そもそも、こうした誤解を招く「紙のトランプ」を出す必要なんてなかったわけで、もし出すならそれなりの効果や展開を期待したいところですよね。
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小憎らしい星野優。母親と父親の故郷の山村に引っ越して始まる分校での生活。不満だらけの毎日に少しずつ友情が芽生える。後でわかる事実に驚かされるが、何より母親のたくましい明るさが良かった。
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楽園はどこかにあるものではなく、「つくるもの」。そして多分、一人より皆でつくるほうが楽しそうだ。主人公がクールであろうとしていることが逆に、物語全体をユーモラスで微笑ましくしています。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なるほど青春。 都会の秀才、バリバリ勉強していい会社入って人生を謳歌することを夢見る少年がいきなり田舎暮らし?!冗談じゃないと反発をしていたけれども、だんだんと周りの同級生や祖父の影響で考えが変わっていく……。 視野が狭すぎるんだよなあ~と思いながらも、徐々に環境を受け入れ(ざるを得ず)、考えが(微々たるものであるけれど)少しずつ変わっていくのは、思春期だなと。 田舎だからってわけではないけれど、このまま都内で受験戦争コースを行っていたら、得られなかったものは確かにある。自分にとって都合の良い時に友達と思い、自分よりも勉強しない、イナカモノは下に見る。そのまま大人にならなくて良かったと思う。視野がもっと広がっていくことを願うばかり。
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