子どもの話にどんな返事をしてますか? の商品レビュー
大きくは育児書、その中で子どもの話の聴き方、子どもへの話し方、怒り方、慰め方などの、会話の仕方にクローズアップした本。 会話例がたくさん出てきて、翻訳本なのでやや日常とは遠い会話もあるものの、実用的で参考になる。 よく育児本に出てくるような、「愛着を…」みたいな抽象的な話でなく、...
大きくは育児書、その中で子どもの話の聴き方、子どもへの話し方、怒り方、慰め方などの、会話の仕方にクローズアップした本。 会話例がたくさん出てきて、翻訳本なのでやや日常とは遠い会話もあるものの、実用的で参考になる。 よく育児本に出てくるような、「愛着を…」みたいな抽象的な話でなく、会話術のような、子どもへの接し方がテクニックのように書かれている。 「な、る、ほ、ど〜〜!」となる事、多々で、とても面白かったです。
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【備忘録】まだ途中まで。 ・良い親は、スキルを必要とする。 ・子供の気持ちは、状況がそれほど深刻に見えなくても、真剣に受けとめること。 ・子どもが無作法な振舞いをするとき、これを改善させるには、まず感情をどうにかしてやらなければならない。
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子育てにはスキルが必要ということを説いた本。具体的な例を挙げて理由を説明してくれてわかりやすい。が、すべての例をそのまま実際の子育てには当てはめることは難しいと思った。家庭の状況によって本に書かれていることのテイストだけを抽出して現場で応用していく必要があると感じた。
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翻訳が読みづらいけれど、考え方はとても納得がいく。 子どもの悪い行動はあらためても、感情の自由は尊重する。共感的に話を聞く。自分の気持ちを伝えるのはいいけれど、評価したりけなしたりしない。 子どもに選択を任せる。 少しでも実践できるように、がんばろ。
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ハッとするような言葉がいっぱい書いてあった。 「子どもたちの不満が不当であることを納得させようとしたり、子どもたちの認識が誤っていることを納得させようとしても不毛なのだが、そのことに、ほとんどの親は気づいていない。」 「子どもたちは、強い感情に突き動かされているときには、だれの言葉も耳に入らない。」 「効率性は幼児の敵である。」 などなど…言われればそうだ。思い当たる節だらけだ。少し考えてみればわかるこれらのことに気づかず、子どもの言葉を頭ごなしに否定したり、効率的に解決方法を示すことが多かった(「ハサミで切るの失敗したギャーン」→「じゃあ新しい紙あげるからもう一回やりー」といった感じ)。 「一生懸命切ってたのに失敗したのが悲しかったんだね」たったこの一言を添えるだけで、子どもがなんと穏やかになることか! ・人格ではなく行動を評価する ・感情を傷つけず、行動を批判しない ・「どうして?」を避け、答えを知っているときには質問をしない ・願望・感情・行動を区別する(行動には制限を課すが、願望や感情は規制しない) この辺りは手のひらにタトゥーで彫っときたいくらい、常に意識しておきたいこと。私だって他人には不躾なことを言わないし、言われてみれば上記のことができているんだからわが子相手にもできるはず!(4歳に対してはある程度実践できそうだけど、下の子のイヤイヤ期にもできるかは自信がない…)問題が起きたときに過剰反応してしまうことは多いので、気を付けなければと思う。 ーーー 読みながら思ったのが、子育てと仕事って相性悪いよな…共働き核家族である以上、効率を求めずに生活することは困難だし、一緒に生活する子どもに効率性を求めないのも至難の業。子どものよくわからない欲求や不満をちゃんと理解するには、丁寧な語りかけが不可欠だけどそれは余裕があってこそなのよ…。子どもが小さいうちは仕事を諦めるのが良い気がした。
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子どもが強い感情に突き動かされている時は、何も耳に入らない。子どもの中で起きていることをまず理解、共感する。「落ち着いて考えれば、あなたは自分で考えられる」と言うスタンス。大人にも当てはまると思う。 非難や称賛が可能なのは行為、成果のみ。感情、人格は評価しない。行為、成果を評価し...
子どもが強い感情に突き動かされている時は、何も耳に入らない。子どもの中で起きていることをまず理解、共感する。「落ち着いて考えれば、あなたは自分で考えられる」と言うスタンス。大人にも当てはまると思う。 非難や称賛が可能なのは行為、成果のみ。感情、人格は評価しない。行為、成果を評価した結果、子どもが自分で自分を評価することが大事。 ご褒美は、やったことに対して、予告なしで。 子どもが嘘をつくことを防ぐために、①どうして?を使わない。②わかっていることは質問しない。
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タイトル通りの内容でした 子供と結構言い合いになることがあって、あと味悪いし、なんとか直さないと、でもまた言い合いになってしまう、そんな状況もあったので、すがる思いで見つけた本です やはり、自分の子供に対する接し方が間違っていたことがよく分かりました。親にこう言われたら、子供...
タイトル通りの内容でした 子供と結構言い合いになることがあって、あと味悪いし、なんとか直さないと、でもまた言い合いになってしまう、そんな状況もあったので、すがる思いで見つけた本です やはり、自分の子供に対する接し方が間違っていたことがよく分かりました。親にこう言われたら、子供はこう考えるんですよ、と言う内容を、心理学の観点から解説してくれています 会話の一例もふんだんに示されていて、とてもわかりやすかったです 実践すると、本当に言い合いになることは無くなり、効果的面でした また、私と同じような悩みを持たれている親がたくさんいることも知れたので、そういう意味でとても安心できました 性など、機微な内容に関しても踏み込んだ内容が書かれておりとても参考になりました。 子供の成長と共に、何度も読み返したい、とても参考になる良書と感じました。嫁さんにも勧めました。
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保育士としても、親としても参考になりそう。大人の共感力は子供にとって栄養剤みたいなものなんだろうな〜
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『まちがいが起こったら、反応しないで対応しよう』 『どんなに仕事や責任を強要しても、それに抵抗する十分な時間とエネルギーを子どもたちはもっている。』 『感情を許し、行動を制限する』 なるほどね~と思えることがこれ以外にも多数。子育てには、愛情だけでなく冷静な思考と対応が必要だと改...
『まちがいが起こったら、反応しないで対応しよう』 『どんなに仕事や責任を強要しても、それに抵抗する十分な時間とエネルギーを子どもたちはもっている。』 『感情を許し、行動を制限する』 なるほどね~と思えることがこれ以外にも多数。子育てには、愛情だけでなく冷静な思考と対応が必要だと改めて認識した。…そうできれば苦労しないんだけど(笑)
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所々読みにくい箇所もあったけれど、親子間の具体的なやりとり例が多数掲載されており、概ね理解しやすかった。 伝え方ひとつでこうも子供の反応や印象が変わるとは、勉強になった。難しいが、一つずつ変えていきたい。対子供だけでなく、大人同士の人間関係にも繋がる話だと思った。
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