子どもの話にどんな返事をしてますか? の商品レビュー
子育てには思いやりと共感が必要、、、ごもっとも。 親も未熟なんだということを受け入れつつ、対処方法が具体例とともに多数でてくるが、どうも日本人とはちょっとずれてる感じが否めない。 子育ての悩み自体は世界共通なんだなと思ったが、以心伝心が発達している日本人には共感だけでは物足りな...
子育てには思いやりと共感が必要、、、ごもっとも。 親も未熟なんだということを受け入れつつ、対処方法が具体例とともに多数でてくるが、どうも日本人とはちょっとずれてる感じが否めない。 子育ての悩み自体は世界共通なんだなと思ったが、以心伝心が発達している日本人には共感だけでは物足りない。逆に子供が調子のりそうな気がしてしょうがない。 1 傾聴、2 受入れる、3 批判せず導く、4 怒るときは「I」メッセージ、5 性格ではなく行動を褒める、6 やっちゃいけないことは空想で、7 子供に選択と発言の機会を与え依存させない 1〜3はしっくりくる、是非あやかりたい。4は不自然。5は納得。6は本当にあり? 7は大事だけどさらに難しい。
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子育てする際に子供に対してどういう受け答えをすべきかを説いた本。 子供を対象にしているが大人相手でも同じことが言えると感じた。 まとめると共感を持って子供たちに受け答えをすればいい。子供の要求に従ったりする必要はなく、まず、子供が訴えている感情を受け止める受け答えをする。引用すると「子供たちの不満が不当であることを納得させようとしたり、子供たちの認識が謝っていることを納得させようとすることは不毛」とあり、忠告や指示の前に理解を示すことが必要と言っている。 具体的にすぐに役立ちそうな提言としては。 •子供の努力や成果を具体的にほめる、性格や人格をほめるべきではない。(性格や人格をほめたりすると子供にレッテルをはることになり、プレッシャーをあたえる) •「どうしたんだい?」ではなく「何か不愉快なことがあったんだね」という具合に子供を理解していることを伝える言い方をする •子供の行動におこっていときは子供を攻撃せずに自分の感情や考えを述べる。例「ステレオの音量を下げてって何度も言っているのに無視するので、私は怒っている」(Iメッセージにする) •子供の知覚したことや考えを否定しない。ただ、行動は制限する •子供に選択と発言の機会を与える
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・質問の意図を考える。質問の裏には確認したい欲求がある。 おもちゃを壊した子供のなまえが知りたかったのではなく、壊したらどうなるかが本当の知りたいこと ・子供の不満が不当だと認識させたり納得させるのは不毛。共感を。 ・知覚したことを否定しない。感情に文句をつけない。 ・行動をほ...
・質問の意図を考える。質問の裏には確認したい欲求がある。 おもちゃを壊した子供のなまえが知りたかったのではなく、壊したらどうなるかが本当の知りたいこと ・子供の不満が不当だと認識させたり納得させるのは不毛。共感を。 ・知覚したことを否定しない。感情に文句をつけない。 ・行動をほめる。性格や人格はほめる対象ではない。怒りも同様。 ・批判は怒りと恨みをうむ。批判は自己イメージの悪化を招く。導いてやるように。 ・おどし・わいろ・罰しはいけない。 ・わかりきった事実を質問しない。答えを知っているときは質問しない。 ・親はたたかれるためにいるのではない。厳然と。 ・子供もたたかれるためにいるのではない。たたいたらたたくことを許してしまう。 ・子供に発言と選択の自由を。 ・口やかましく言っても無駄。
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子供の気持ちに寄り添った返事や言い回し、叱り方、誘導方法etcが具体例を挙げて載っていてわかりやすい。翻訳本なので少し日本のそれとは違うかもしれないけど。 育児書に書いてあることは綺麗ごと過ぎて無理~ってことも多いけど 、内容うんぬんよりも、読むことによって自分の育児を内省するきっかけになるということが大事な気がする。
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核心を突いたコメントになるほどね!そうだよね!って思わされます。でも実践するとなると難しいな…と思うこともたくさんです。 子育てに悩む人も悩んでない人も一読の価値有りです。
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子育て真っ最中の人も、手のかかる時代を終えた人も、この本を自分のそばに置いて自分にとって大事だと思うフレーズを繰り返し読んでいくといいと感じた一冊です。 具体的な状況も示しているこの本は、小学生や中学生を持つ親にも、成人した息子・娘を持つ人でも、自分の子どもとの関わりを見直し...
子育て真っ最中の人も、手のかかる時代を終えた人も、この本を自分のそばに置いて自分にとって大事だと思うフレーズを繰り返し読んでいくといいと感じた一冊です。 具体的な状況も示しているこの本は、小学生や中学生を持つ親にも、成人した息子・娘を持つ人でも、自分の子どもとの関わりを見直し、修正する効果的なきっかけとなりそうです。 子育てのるつぼにいるとき、私たちはつい自分中心にモノを言い行動してしまいます。自分の身体から生まれ出た小さな命を、いつの間にか自分の所有物のように支配したり、親の言うことを聞いて当たり前と考えていた時期が私にもありました。親の陥りがちな過ちに気づかせ、さりげなく改善していく方法を教えてくれると感じる要素も多々あります。 すべてを丸飲みせず、自分にとって大事だと思え納得できるフレーズを心に刻んで行けば、いいのです。
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1965年の著作らしいが読んでいて全く古さを感じさせない. 子どもにいかに安心感を育んでやるか.子どもの質問の背後にある不安に答えてやることが大事.具体的な実例も数多く挙げられていてとても勉強になる本.
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翻訳本なので、多少違和感は残るものの、まだまだ全然ましな方。 具体例が多く示してあって、言わんとしているところは分かりやすい。それがヒントになって、実生活での応用が聞くかも。変にかまえて一般化しているよりもずっとまし。 まずは感情を受けてとめること。理屈でなく感情。率直に。 ...
翻訳本なので、多少違和感は残るものの、まだまだ全然ましな方。 具体例が多く示してあって、言わんとしているところは分かりやすい。それがヒントになって、実生活での応用が聞くかも。変にかまえて一般化しているよりもずっとまし。 まずは感情を受けてとめること。理屈でなく感情。率直に。 そんなことを思いました。
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Amazonから購入しましたが、もし実際に本屋さんで中身をチェックしていたら買わなかったかも。なによりアメリカン。親と子のやりとりの実例がふんだんに盛り込まれているのがこの本のウリらしいが、この実例がアメリカン。違和感がありすぎで「果たして日本で通用するのかな?」と疑問を抱かずにはいられない。 「パパ、僕怒っているんだ」 「チャーリー、すごく怒っているんだな」 「ああ、すごく怒っているんだ」 こんな感じのやりとりが続く。翻訳の仕方なのか? 「退ける」「否定する」「怒る」「批判する」「面目を失わせる」 これらを行わないようなやりとりを心がける、というコンセプトは理解できるが、その例に上記のアメリカドラマのようなやりとりが満載250頁強ではなかなかツラい。育児・子育て方法の根本は国境も関係ないんだろうとは思うけれど、でもなぁ・・・なじめない。 この筆者の研究成果を基にした日本の研究者の本(翻訳モノではなく、あくまで対象を日本人としたもの)を読んだ方がいいと思う。←あるかどうか分からないけど。
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臨床心理学療法士であるギノット博士が実践している基本は、『共感と思いやりを持って子ども達とコミュニケーションする』ということです。・子どもに恥をかかせずにしつけする・子どもの品位を汚さずに問題を指摘する・子どもを評価せずに褒める・人を傷つけずに怒りを表現する・子どもの感覚や考えを...
臨床心理学療法士であるギノット博士が実践している基本は、『共感と思いやりを持って子ども達とコミュニケーションする』ということです。・子どもに恥をかかせずにしつけする・子どもの品位を汚さずに問題を指摘する・子どもを評価せずに褒める・人を傷つけずに怒りを表現する・子どもの感覚や考えを丸ごと認めてやることを大人や親が学ぶことで、子ども達が、自分を信頼し、自分に自信を持てるようになるというのです。世界500万部のロングベストセラーです。
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