マチルダは小さな大天才 の商品レビュー

ロアルド・ダール(著者),宮下嶺夫(訳者),クェンティンブレイク

その名の通り、マチル…

[文庫ＯＦＦ]

その名の通り、マチルダは小さな大天才です。しかし両親や、学校の校長先生など、周りの大人たちは最低最悪。そんな中、大天才のマチルダの眼に、不思議な力が宿り――。ロアルド・ダールの本の中でも特別好きなお話です。

アメリカの童話、最低…

[文庫ＯＦＦ]

アメリカの童話、最低の両親や最低の校長先生に囲まれながらも、最高の頭脳を駆使して頑張る少女の物語。

2025/09/23

大人も子供も楽しめる明るく楽しい気持ちい作品
とても読みやすく、なおかつオリジナリティのある世界観にハマれる
挿絵も可愛くて世界観にとてもあってるすき！

2025/08/19

早熟の子どもが誠実な先生に共感して性根の腐った大人を退けるというお話。なかなか衝撃的。

痛快ではあるけど、けっこう悲しさが尾を引く。これはハッピーエンドと言えるのだろうか。

こんなに腐ってる大人っているんだろうか。

いるんだろうなぁ。
それがなかなか考えさせられる。

ロアルドダールさんがこんなお話を書いたこと、それが世界中のたくさんの子どもたちに読まれて勇気を与えていること、児童文学としても評価されていること、などなどを引っくるめて、なかなか重い衝撃。

この本を我が子も読んでみたらいいと思うけど、こんな大人に自分はならないように気をつけないとならないし、こんな大人がいるとしたらそんな世の中は自分の世代で終わらせないとならないよな、と考えさせられた。

2025/07/29

すごかった。
マチルダが2歳で漢字をほとんど全部おぼえてしまってすごかった。
マチルダは本当に大天才だと思った。

2025/06/10

魔女がいっぱいの方が好きだけど、これも充分おもしろい。
ミストランチブルの暴言が、よく考えつくな、てくらいヒドくて笑える。人物も振り切れてて面白い。
マチルダとミスハニーの友情もすばらしい。

2025/05/11

小学生の頃から何度も読んでいる思い出の本。痛快なフレーズがワクワク感を高めている。久しぶりに読んだけど、こんなに切れ味鋭かったかな。
この本を読むと無性に図書館に行きたくなるし、ホットチョコレートを作ってみたくなる。まあ、明日は図書館休みなんだけど。

2025/02/06

親は絶対に子どもを愛しているという刷り込みを軽々と取っ払い現実をユーモラスに描いていると思いました。
マチルダのようなマインドで行きたいものです。

2025/01/01

悪い大人に仕返しをする子供が何人も出てくる。
これは面白い。
ミセス・フェルプスやミス・ハニーと出会えてよかった。
イラストも好き。

2024/11/02

2023年に26刷として発行された奇麗な本を図書館で見つけたので借りてきました。
4年程前から読みたいと思っていた本書、こんなきっかけで読むことに。
頭の回転の良い子供が泥棒を撃退する「ホームアローン」という映画があったが、似たような物語。

高圧的な言葉や暴力による支配をおこなう大人。
それが身近な存在の親や学校の先生なのだ。
そんな傲慢な大人に抵抗し、ユーモラスな要素を加えて報復する子供たち。

悪い大人たちを知恵を絞ってやっつける代表格が天才少女マチルダだ。
マチルダだけでなく、勇気を持って抵抗する子供たちが何人も登場する。
これは、子供には受ける！

最初の話が「本を読む少女」で、マチルダが天才になった理由として、読書の大切さをアピールしている。
この本を読む子は読書好きなのだろうが、ますます本が好きになりそうだ。

ロアルド・ダールは面白い。
「チョコレート工場の秘密」も読んでおこうか。