シタフォードの秘密 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
シタフォードに山荘を所有するトレヴェリアン大佐。冬の間雪に閉ざされるシタフォードの山荘を借りているウィリット夫人とヴァイオレット。ヴァイオレットが行った降霊会でトレヴェリアン大佐が殺されたと霊に言われ慌ててトレヴェリアン大佐が冬の間に借りている家に向かった親友のバーナビー少佐。何者かに殺害されていたトレヴェリアン大佐。捜査に当たるナラコット警部。事件のあった夜に村の宿に泊まっていた大佐の甥ジム・ピアソン。ジムの逮捕を受けて捜査を開始するジムの恋人エミリー。バーナビー少佐に懸賞で当たった5000ポンドを渡しに来た新聞記者チャールズ・エンダビー。山の向こうの刑務所から脱走した囚人。住人たちの名前を借りて懸賞に応募していた大佐の秘密。 2009年12月16日購入
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うーん、これはクリスティにしてはイマイチ。 と、思ったのは、けっこう数を読んで飽きてきたせいかもしれません。まあ、あとヒロインが、いまひとつ好きでなかったからかも。基本的に、もてる人の心理ってわからないので。 すぐに、心変わりしそうな感じがするところが、何ともはや。 でも、終盤の...
うーん、これはクリスティにしてはイマイチ。 と、思ったのは、けっこう数を読んで飽きてきたせいかもしれません。まあ、あとヒロインが、いまひとつ好きでなかったからかも。基本的に、もてる人の心理ってわからないので。 すぐに、心変わりしそうな感じがするところが、何ともはや。 でも、終盤のみんなが主人公に「どっち?」て質問するところは、好きです。 まあ、ただしクリスティにしてはという但し書きがつくので、標準以上のできではあります。 しかし、あのトリックは……。気づけよ、警察。というか、わたしも気づかなかったんだけど……盲点なのか?
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NHKでやってたドラマと、全然ハナシが違うじゃないの! マープルじゃないのも(持ち帰るまで気付かなかった)驚いたけれど、ここまでハナシを変える必要があったのだろうか? それはそれとして、ミステリ小説の王道というカンジで面白かった。クリスティにハズレなし。(2008-08-15L)
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ドラマ化されたため読んでみました。1931年の作品。 雪に閉ざされたシタフォード村の山荘。 厳冬期にここを借りた母と娘は南アフリカ帰りという触れ込みだが、どこか不自然。 座興にテーブルターニングで降霊術を行っていた所、山荘の持ち主トリヴィリアン大佐の死が告げられる。 大佐の親友バ...
ドラマ化されたため読んでみました。1931年の作品。 雪に閉ざされたシタフォード村の山荘。 厳冬期にここを借りた母と娘は南アフリカ帰りという触れ込みだが、どこか不自然。 座興にテーブルターニングで降霊術を行っていた所、山荘の持ち主トリヴィリアン大佐の死が告げられる。 大佐の親友バーナビ少佐は気になって、ふもとの大佐の元へ。同じ頃に殺されていたことが判明。 大佐の甥に当たるジェイムズが逮捕され、ジェイムズの婚約者のエミリーが村に乗り込む。 マープルでもポワロでもなく、勝ち気なエミリーが活躍。 ストレートな本格推理物。
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