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シタフォードの秘密 ハヤカワ文庫クリスティー文庫76
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房/ |
発売年月日 | 2004/03/17 |
JAN | 9784151300769 |
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シタフォードの秘密
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商品レビュー
3.7
21件のお客様レビュー
雪山の山荘で行われた…
雪山の山荘で行われた降霊会で霊魂が殺人を予言する。その家に駆けつけてみると本当に殺人が行われていた。読んだ後に考えてみると単純なトリックだが、読んでいる時は完全に騙された。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
雪の降りしきるスタフォード荘で何気なく行われた降霊会で、麓に住むトリヴェリアン大佐の死が予言される。馬鹿げていると思いながらも親友であるバーナビー少佐が様子を見に行くと、本当に大佐は惨殺されていた。 独身である大佐の遺産は妹と三人の甥・姪が相続するということで、ナラコット警部は彼らの身辺を捜査する。 ノンシリーズなのでお決まりの探偵がいない分、エミリーやエンダビー、ミス・パーシハウスなど抜け目ない登場人物が多い。最初はてっきりバーナビーが主人公かと思いきや、容疑者となったジェイムズのフィアンセであるエミリーと新聞記者の青年エンダビーのコンビが素人探偵として奮闘する。 犯人については予想はしていたけどまさかそうはなるまいと思っていた結末で、『アクロイド殺し』を思い浮かべた。 あの人は自分がいなくてもやっていけるけれど、あの人には自分がいなければだめ。ともに奮闘したエンダビーではなく、意思を貫き通してジェイムズを選んだエミリーの覚悟が個人的にはよかった。
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クリスティーの作品、やっぱり好きだなぁ。 実に好ましいミステリだと思いました。 クリスティーの「らしさ」が多く出ている作品だとも思いますし。 良かったです。
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