バスをおりたら… の商品レビュー
草のひょうげんを線だけで表していて、すごいなあと思った。お話は、バスのまどを見ていたら知らないところまで来ていてちゃんとここはどこか考えておけばよかったねと思った。
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「バスをおりたら…」 小泉るみ子 作・絵 【紹介文より。】 『わたしのいえは、町からすごく とおい。 でも、学校へは あるいて かよう。 おねえちゃんも、ともだちも、いるから へいき。 あめの日も、あらしの日も、がんばって かよう。 ときどき ゆめを みる。 バスが いえまで ...
「バスをおりたら…」 小泉るみ子 作・絵 【紹介文より。】 『わたしのいえは、町からすごく とおい。 でも、学校へは あるいて かよう。 おねえちゃんも、ともだちも、いるから へいき。 あめの日も、あらしの日も、がんばって かよう。 ときどき ゆめを みる。 バスが いえまで むかえにきてくれる ゆめ。 夏の ある日、とうとう わたしは バスに のった…。 自然あふれる北海道の農村を舞台に、まいごになった少女の心の動きを描く。』 女の子がひとりで帰るかえり道。 時にはリコーダーを吹きながら。ふっふっふー。 「バスにのっちゃだめ?」ってかあさんにいったら、 「このくらいはいいうんどうだよ、がんばれがんばれ」 お母さんの、わが子を案じながらも、応援する気持ちが伝わってきます。 あめの日だって、あらしの日だって、あるよね。子どもの気持ちもわかります。 ある日、すごく暑い日に、とうとうバスに乗ります。でも、いつものかえり道にはない、坂道をのぼるバス。あわてて降りると「ここって どこ?」ー 不安が襲います。 「かえらなくっちゃ。」「かえらなくっちゃ。」 数ページにわたり、大自然の中を、ひとり、「かえらなくっちゃ。」と家を目指す女の子の、不安と焦りが伝わってきます。 無事にいつものかえり道に出た安心感、夕焼けのあたたかい色彩にほっとしました。「ただいまー」。 不安だったけど、ちょっぴり自信がついたのかな〜成長ですね。 絵、色彩と文で気持ちが伝わってくる、子どもたちに読み聞かせたくなる素敵な絵本です。
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小泉るみ子さんの絵本ですね。 小泉るみ子さん(1950年、北海道生まれ)さし絵画家、絵本作家。 ほっかいどうの のうそんに あるいて がっこうに かよう おんなのこ 。 いつも とおいみちを あるいて かえる。 でも、 きょうは バスに のってみた。 いつのまにか しらないところに。 いそいで バスをおりたら はたけの まんなか。 全ページが畑の水彩画に彩られていて、作者の北海道の農村へのノスタルジアに表現されています。 小さな女の子にとっては、ちょっと大変な冒険になりましたが、成長の希望の小さな旅になりましたね。
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不気味な本ではなくて、家を目指して下校する話なんだけど、絵に何か不気味さを感じる。不思議な絵本。 〇未就学児~
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見開きで描かれる一面の背の高い植物たちに 埋もれてしまう小さな女の子… ざわざわした雰囲気や不安な様子がリアル
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水彩画風の絵が例えようもなく素晴らしい。特に草原の美しさ、広さが魅力的。他の絵もとてもいい。女の子の表情もいい。バスに乗りたかった女の子。待望のバスに乗り、どこかで降りたけど、そこからが素敵な冒険だ。さて、ちゃんと帰れたかな。
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紙を埋め尽くすような絵によって 彼女の孤独に対する恐怖や不安なきもちが私に乗り移った すこーしだけだけど怖かった
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「いちょうの 木の てっぺんには、いちばん星」 炭鉱の街は赤平だろうか。美しい街だった。今でもしっかりと覚えてる。(4分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #バスをおりたら #小泉るみ子 #ポプラ社
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図書館本。私の選定本。遠路はるばる通う小学生。都会で生まれ育つ長女には想像の世界。原体験の話を少ししてみる。
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教室での読み聞かせよりは、家でじっくりと絵を楽しみながら読みたい絵本。 読み聞かせで使おうかと、わが子(小6、小4)に読んでみたが反応はいまひとつ。
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