コーポレート・ファイナンス入門 の商品レビュー
配当政策に関する内容が特に勉強になった ・投資家への利益還元は配当政策も重要だが、それ以上に重要なのは投資決定である。コーポレートファイナンスで最も重要なことは投資決定を誤らないということ
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リアル・オプションを手っ取り早く確認したくて購入したが、コーファイの中身そのものは、あっさりとした記述なので、飛ばし読み。
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※このレビューにはネタバレを含みます
まさにコーポレートファイナンスの教科書ともいうべき本。 基礎的なことをわかりやすく記載している。 <メモ> ・資本コスト=要求収益率 ・資本コストを稼げるビジネスは資金調達ができる。 ・資本資産評価モデル(Capital Asset Pricing Model CAPM) ・資本コストによってNPVは変わるため、定期的にアップデートすることが必要。 ・資金調達の方法は投資決定に影響しないが、投資決定によって資金調達方法は変化しうる。 ・企業の資本構成(CapitalStructure)は負債比率や株主資本比率で表わされる。 ・企業価値は将来の期待キャッシュフローを適正な資本コストWACCで割り引いた値。 ・企業価値を決めるのは資産であり、資本構成は影響しない。 ・負債には税効果とデフォルトコストがある。負債の上昇に伴い双方が高くなっていく。同時に考慮した際に企業価値が最大になる負債比率が最適資本構成。 ・配当政策と取引コスト。株式や社債発行により資金調達すると経費や時間がかかる。これを取引コストという。一方内部資金調達に回すと取引コストは削減できる。 ・プロジェクトをすばやく実施するためには時間がかかる外部資金調達より、内部資金の方が望ましい。 ・企業は自社株が割安であると判断した際に自社株を買うであろうことから、自社株会は企業の株価が割安であるシグナルとみなせる。実際自社株買いを発表した企業の株価は上昇する。
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コーポレートファイナンスの入門書。 各章のはじめに、その章の要約があり、そして、見出しがあり、小見出しがあります。また、一つの文につき、一つのアイデアと論理的に書かれています。なので、見出しを見れば、この章では、何を学ぶのか、今何について書いているのかがすぐ分かるので、とても理解...
コーポレートファイナンスの入門書。 各章のはじめに、その章の要約があり、そして、見出しがあり、小見出しがあります。また、一つの文につき、一つのアイデアと論理的に書かれています。なので、見出しを見れば、この章では、何を学ぶのか、今何について書いているのかがすぐ分かるので、とても理解しやすい構成になっていました。また、学生との対話式のコラムなどによって、楽しく学ぶことが出来ました。
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教科書指定の書籍がややとっつきにくく、脱落しそうになったのでこちらを挟んでみた。内容が絞ってあり非常に読みやすい。これを足がかりに教科書の理解を進めたい。
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とても丁寧に説明している. 文庫のため持ち運びにも容易で,紙の質感が気に入った. ただし,初学者はきちんと考えながら読み進める必要があり 手を動かしながら読める環境をすすめたい.
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コーポレートファイナンスの入門書、とのこと。この類いの本はいくつか読んだけど、その中でもかなりわかりやすく書いてくれている気がした。 金利とリスクプレミアム、ベータとCAPM、期待収益率、資本コスト、WACC、DCFとNPVによる投資決定、IRRやEVA、リアルオプション。MM理...
コーポレートファイナンスの入門書、とのこと。この類いの本はいくつか読んだけど、その中でもかなりわかりやすく書いてくれている気がした。 金利とリスクプレミアム、ベータとCAPM、期待収益率、資本コスト、WACC、DCFとNPVによる投資決定、IRRやEVA、リアルオプション。MM理論。最後に配当政策。
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コーポレートファイナンスの入門書とのことで解説の仕方は初学者にも分かるようとても親切に書いてある印象。 ヒギンズのファイナンシャルマネジメントやThe Principoles of Corporate Financeをいきなり読むのは抵抗があるし、まずは地均しという意味でも何度か...
コーポレートファイナンスの入門書とのことで解説の仕方は初学者にも分かるようとても親切に書いてある印象。 ヒギンズのファイナンシャルマネジメントやThe Principoles of Corporate Financeをいきなり読むのは抵抗があるし、まずは地均しという意味でも何度か読み直す予定。
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ファイナンスの基礎をひとつひとつ丁寧に説明していて、診断士試験で暗記しただけだった基礎を改めて理解することができた。
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NPV, WACC, CAPMなど公式で暗記しがちな部分の内容を文庫本の分量ながら体系的に学べる。 冒頭に現在価値・資本コストという2点が当分野の理解で重要であると前置いてあり、一連の解説の中でも、その2点がいかに重要であるかが強調されてよく書かれている。 この分野自体、企業の資...
NPV, WACC, CAPMなど公式で暗記しがちな部分の内容を文庫本の分量ながら体系的に学べる。 冒頭に現在価値・資本コストという2点が当分野の理解で重要であると前置いてあり、一連の解説の中でも、その2点がいかに重要であるかが強調されてよく書かれている。 この分野自体、企業の資金調達・プロジェクト実行判断についての面白い考え方だと思っているので、当分野に携わらずとも面白く読み進められる。
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