カタコンベ の商品レビュー
第50回(2004年)江戸川乱歩賞受賞作。 カタコンベ(地下墓地)。とは。 東馬亮は5年前の「償い」のために? マイコミ平で新たに見つかった洞窟の調査に参加する。 作者24歳の作品ということで文章には粗削りさもみられるが いったい次はどうなる?どう展開する?という ワクワ...
第50回(2004年)江戸川乱歩賞受賞作。 カタコンベ(地下墓地)。とは。 東馬亮は5年前の「償い」のために? マイコミ平で新たに見つかった洞窟の調査に参加する。 作者24歳の作品ということで文章には粗削りさもみられるが いったい次はどうなる?どう展開する?という ワクワク感からどんどん読み進めてしまった。 作者の若さゆえか、5年という歳月の時間軸の違和感がぬぐえなかった。 3.5
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24歳で書いたとは思えないほど読みやすい文章で、どんどん引き込まれていった。ケイビングとかは全然わからないけど、どきどきしながら読むことができた。 すごくおもしろかった。
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洞窟からの脱出はB級映画を見ているようだった、と書評にあるけど、果たしてこれは褒めているのだろうか…。何が決定的に足らないのか分からなくて悔しいけど、とにかく登場人物が立ってない。生き生きと動いてはいるんだけど、バックボーンにドラマがない。人間味がないわけでもないしなー。それを指...
洞窟からの脱出はB級映画を見ているようだった、と書評にあるけど、果たしてこれは褒めているのだろうか…。何が決定的に足らないのか分からなくて悔しいけど、とにかく登場人物が立ってない。生き生きと動いてはいるんだけど、バックボーンにドラマがない。人間味がないわけでもないしなー。それを指摘できないうちは、自分だってドラマチックな文章は書けないってことだな。でもストーリーはシンプルで意外と楽しめた。トータルで言うと普通だった。
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図書館で借りた本。江戸川乱歩賞受賞作と表題にあったので読んだが、あまりの稚拙なストーリーと表現に失望。ケイビングの世界観が垣間見れるのは良かったとは思ったが受賞作に値するかは疑問かな。
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十年前の第五十回江戸川乱歩賞の授賞作品神山裕右氏の『カタコンベ』を読了。さすが乱歩賞授賞作品だけあって、物語のほとんどが展開される山奥での洞穴のなかでのクライムシーンや脱出シーンは手に汗握るスピード感を持って展開されドキドキ感満載だ。最年少での授賞という事だったが、残念ながらこの...
十年前の第五十回江戸川乱歩賞の授賞作品神山裕右氏の『カタコンベ』を読了。さすが乱歩賞授賞作品だけあって、物語のほとんどが展開される山奥での洞穴のなかでのクライムシーンや脱出シーンは手に汗握るスピード感を持って展開されドキドキ感満載だ。最年少での授賞という事だったが、残念ながらこの作品を超えるような次作はまだ出せてないようだ。期待したい。ケイブダイビングという特殊なスポーツを題材にした作品を読むのに選んだBGMはSony Clarkの"Cool Strattinn" 久しぶりに爆音で聞きたくなった。
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江戸川乱歩賞受賞作品として期待しながら読み始め、 今までにない舞台設定だったので、非常に興味を持ちながら読めました。 で、読み終わっての感想がこの内容で受賞したのか~。。。うーん。。。 って感じでした。 読みやすくて非常に良かったのですが、 ミステリーとしては殺人犯の動機があっさ...
江戸川乱歩賞受賞作品として期待しながら読み始め、 今までにない舞台設定だったので、非常に興味を持ちながら読めました。 で、読み終わっての感想がこの内容で受賞したのか~。。。うーん。。。 って感じでした。 読みやすくて非常に良かったのですが、 ミステリーとしては殺人犯の動機があっさりというか・・・。 まぁ後述にあった選評ではこれからの作者に期待を込めて、 というものがあったのでそれを読んだら納得って感じですかね。
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読み終わってあとで考えると「あれ?」という部分は多いけど、読んでいる人を引き込むような書き方であっという間に読める本かも。
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ケイビングおもしろそー!! 鍾乳洞に行きたくなった!! テンポはいいけど、行動の動機が??? もうちょっと現実味が欲しいなー。
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受賞歴 第50回(2004年) 江戸川乱歩賞受賞 内容紹介 リミットは水没するまでの5時間 洞窟に閉じ込められた調査隊が危ない!「贖罪」の思いを胸に、単身、救助に向かった青年を襲う「殺人者」の恐怖。 史上最年少24歳3ヵ月!江戸川乱歩賞受賞作 <選評より> ・物語の大半が洞窟の...
受賞歴 第50回(2004年) 江戸川乱歩賞受賞 内容紹介 リミットは水没するまでの5時間 洞窟に閉じ込められた調査隊が危ない!「贖罪」の思いを胸に、単身、救助に向かった青年を襲う「殺人者」の恐怖。 史上最年少24歳3ヵ月!江戸川乱歩賞受賞作 <選評より> ・物語の大半が洞窟の闇の中で展開されるという、なかなかに魅力的な枠組みを持った野心作。綾辻行人氏 ・ケイビングを取り上げた着想は面白いし、洞窟からの脱出劇はB級のハリウッド映画を観ているような感覚もあって楽しい。井上夢人氏 ・パワーと熱気に満ち、洞窟内でのパニックシーンは迫力にあふれる。逢坂剛氏 ・作者自身が物語を楽しみ、かつ読者をもてなそうという意気込みが随所から感じられた。真保裕一氏 ・他の作品からは感じられなかった「ワクワク感」があった。乃南アサ氏
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題材はとても面白かった。ケイビングとは初めて聞いたし、洞窟の中に閉じ込められる恐怖は相当なものだろう。残念なのはそれが伝わってこないのと、ありきたりなミステリーで終わってしまったこと。小説ならではの躍動感やワクワクする感じが薄い。先が気になってしまうのはもはや期待通りに進むかどう...
題材はとても面白かった。ケイビングとは初めて聞いたし、洞窟の中に閉じ込められる恐怖は相当なものだろう。残念なのはそれが伝わってこないのと、ありきたりなミステリーで終わってしまったこと。小説ならではの躍動感やワクワクする感じが薄い。先が気になってしまうのはもはや期待通りに進むかどうかだったし…。もう少しレベルが高くても良かったのでは?と思ってしまう自分がいた。
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