堀江貴文のカンタン!儲かる会社のつくり方 の商品レビュー
儲かる会社のつくり方、とタイトルにあるのでハウツー的な印象を持って読み始めたが、その実は堀江氏の起業の記録というか、オン・ザ・エッヂ社(後のライブドア社)の創業記録に近い。 さすが20年前のものだけあって写真の堀江氏も若く、内容もまだITバブル崩壊後の頃のものなので懐かしさが漂...
儲かる会社のつくり方、とタイトルにあるのでハウツー的な印象を持って読み始めたが、その実は堀江氏の起業の記録というか、オン・ザ・エッヂ社(後のライブドア社)の創業記録に近い。 さすが20年前のものだけあって写真の堀江氏も若く、内容もまだITバブル崩壊後の頃のものなので懐かしさが漂う。 今となってはWebサイト作るのに1000万円など信じられないが、当時はこれが最先端であったんだなと感じ入る。 起業物語はやはり面白い。 本書では堀江氏の彼女や元妻の話なども少し触れられるので新鮮。 20代から起業、上場、買収といったことを経験してきたのだから流石すぎる。 この後にテレビ局買収騒動や逮捕などが続くのは周知の通りだが、この頃はイケイケドンドンだったのだなぁ。
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20年前であることが信じられないが、ライブドア時代のホリエモンの著作。会社がイケイケドンドンでまだ捕まる前のストーリーだが、言っていることは非常に真っ当。 早くからインターネットの可能性に気づき、学生中に、北海道を本社とする会社のアルバイト、フリーランスとしての経験を経て、オン・ザ・エッヂを創業。 当初はホームページ作成を基盤としていたが、技術力の高さを売りに、ハッタリもかましながら、徐々に難度の高い広告事業などに展開。 上場を経て、元アップル副社長の前刀氏が創業したライブドアの屋号を承継し、ライブドアへと社名を変えていく。 面白かった点として、 - 創業は当時の彼女も巻き込んで行い、彼女のお父さんに出資してもらったが、途中で別れ、チームは一時崩壊。高額で株を買い取り、なんとか上場するも、ホリエモンとしては苦い経験に。 →ホリエモンも意外と人間臭いと思いつつ、そこからからは社員を家族や仲間とは思わず、ドライに判断するようになったとのこと。 - 営業以外はアウトソース可能という考えのもと、会計の知識も不要というスタンスだが、キャッシュインとキャッシュアウトだけはしっかり管理せよと書かれており、実際経費はケチケチ大作戦であったとのこと。 →成功する社長は大雑把に見えて締めるところは締めている。 - ストックオプションは会社と社員の利害関係が一致するので推奨している。実際、上場前からいるメンバーはアルバイト含めかなり資金を得られている。 →わいわい仲良くではないものの、こうした現実的なメリットには賛成しており、バランスの良さを感じる。
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著者、堀江貴文さん(1972~)の作品、ブクログ登録は3冊目になります。 本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 日本の古い体質に風穴を開ける、ライブドア・堀江貴文社長の哲学は、彼の起業ストーリーを知らずして語ることはできない。31歳にして時価総額1000億円の上場会社...
著者、堀江貴文さん(1972~)の作品、ブクログ登録は3冊目になります。 本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 日本の古い体質に風穴を開ける、ライブドア・堀江貴文社長の哲学は、彼の起業ストーリーを知らずして語ることはできない。31歳にして時価総額1000億円の上場会社をつくった男が、起業から上場、そしてプライベートまですべてをさらした、儲かる会社のつくり方。 ---引用終了 著者が若き起業家として輝いていた頃の作品。 著者が設立した会社は、2000年4月に売上高2億5000万円で東証マザーズに上場したとのこと。 当時の著者の年齢は、27歳ですか。 すごいものです。
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- 上場は、株主・従業員・経営者などのあらゆるステークホルダーを幸せにできるもの - ストックオプションは、経営陣と社員がWin-Winを作れる素晴らしい仕組み - (月並だけど)元手が小さく、コストのかからないビジネスがKEY - ベンチャーでリスクを張る面白さ(そして大手ではできない刺激) - 重要なことはキャッシュイン - 営業力こそが重要
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少し古い本ではあるが、若い世代の方には是非ともお勧めしたい一冊です。 いかにして、会社を起こし、成長させていくか。 オン・ザ・エッヂを起業してから、株式会社ライブドア設立までとその後のM&Aに至るまで、社内での反発から創業メンバーの離職、上場させる時の社内資料など、余すことなく開示され、ホリエモンが本書に込めた熱い思いがヒシヒシと伝わってきた。 説明 内容紹介 日本の古い体質に風穴を開ける、ライブドア・堀江貴文社長の哲学は、彼の起業ストーリーを知らずして語ることはできない。31歳にして時価総額1000億円の上場会社をつくった男が、起業から上場、そしてプライベートまですべてをさらした、儲かる会社のつくり方。 堀江貴文の“株”をもらってみんなで幸せになろう! 近鉄バファローズ買収に名乗りを上げ、その名も一躍全国区となった株式会社ライブドアの堀江貴文社長。形骸化した日本の古い体質をバッサリと切り捨てる堀江哲学の真髄は、彼の起業ストーリーを知らずして語ることはできない。 31歳にして時価総額1000億円の上場会社をつくった男が、起業から上場、そしてプライベートまですべてをさらした、儲かる会社のつくり方。起業を志す人はもちろん、「勝ち組」企業に入ってストックオプションで大金持ちになりたい!という人も必見の内容だ。 従業員、関係会社、買収先など、ライブドアの株主となった面々が“堀江貴文”という「勝ち馬」に乗って、どんな「夢」を手に入れたのか。 本書では、その幸せのお裾分けということで、恐らく日本初となるビッグなプレゼントを用意した! 本書を購入し、プレゼントを応募してくれた人の中から抽選で1000名の皆さんに「堀江貴文の持ち株」(東証マザーズ上場会社コード番号:4753)をプレゼント! 応募締切2004年12月末日(当日消印有効)まで、本を買った分だけ(笑)何度でも応募できるので、この「勝ち馬企画」に乗って、みんなで幸せになりましょう。
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最後に書いていた一言、シンプルに考える、が本質に思える。日々の仕事をする中で、このビジネスは当たるんじゃないかと思ってお客さん候補に聞いてみたら実際そうだった。その後は紆余曲折ありながらも創意工夫の連続と一貫した立ち位置の継続により一定の成功を得ている。 読み物としても面白く、...
最後に書いていた一言、シンプルに考える、が本質に思える。日々の仕事をする中で、このビジネスは当たるんじゃないかと思ってお客さん候補に聞いてみたら実際そうだった。その後は紆余曲折ありながらも創意工夫の連続と一貫した立ち位置の継続により一定の成功を得ている。 読み物としても面白く、すらすら読めた。
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"著者が証券取引法違反で捕まる前に書いた本。経営者として、会社のかじ取りの難しさが率直に語られている。起業するには、ある種の狂気に似た勢いが必要なことがわかる。煮えたぎる情熱とやりぬく意思。 今現在は刑の執行を終えて、社会に戻ってきた著者。今後もいろんな分野で活躍してほ...
"著者が証券取引法違反で捕まる前に書いた本。経営者として、会社のかじ取りの難しさが率直に語られている。起業するには、ある種の狂気に似た勢いが必要なことがわかる。煮えたぎる情熱とやりぬく意思。 今現在は刑の執行を終えて、社会に戻ってきた著者。今後もいろんな分野で活躍してほしい。"
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堀江貴文がライブドアを創業したときの話。人材マネジメントの箇所が特にリアルで生々しかった(創業メンバを後から入ってくる優秀メンバで入れ替えざるを得ないこと、それが会社の成長のためには必要であることを貫いた。)
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オンザエッヂの立ち上げから上場までの経緯についての話。 ライフドアは広告に数十億使って倒産したブランド力があるため1億で購入。 お金に焦点を当てているのがわかる。
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どちらも瞬時にして読了。何も得る所なしと言ってよい。これだけ当たり前のことを堂々というやつは少ない。金を儲けるってことは結局そういうことでしかないのだな、と思った。
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