自然農法 わら一本の革命 新版 の商品レビュー
かなり、偏見と先入観を持って読み始めた。 そのせいか意外と読後感はよみきった感があった。 全体を通して、農業というよりは、“食”についての話題が多かったように思う。 “食”に関する思想というべきかな。 人間が自然に生きることを突き詰めていったら こういう考えにいきつくんだろう...
かなり、偏見と先入観を持って読み始めた。 そのせいか意外と読後感はよみきった感があった。 全体を通して、農業というよりは、“食”についての話題が多かったように思う。 “食”に関する思想というべきかな。 人間が自然に生きることを突き詰めていったら こういう考えにいきつくんだろうなぁって思った。 福岡さんの考え方は、1つの考え方だと思うけど、 私はその考えに行き着くまでの福岡さんの行動に感動した。 科学をあそこまで否定するには、科学を知らなければならない。 何かを否定するということは、それについて熟知するということ。 本の中で、分かるということについてなんどか言及されていたけど(あまり意味分からなかった 笑) 人間は何もしらないという考えを悟ったからこそ、 あそこまで言い切れるんだろうな。 1つの考えとしてはこの本はありではないでしょうか。
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最初のほうは非常に共感が持てた。 自分も1度自然農法を実践してみたいと思った。 しかし、無為自然の思想は受け入れられなかった。 確かに農家はあれもこれもやらなきゃで、非常に忙しい。 稲を2週間早く育てるために育苗機、ハウス、田植え機などをそろえているのは疑問に思う。 しかし...
最初のほうは非常に共感が持てた。 自分も1度自然農法を実践してみたいと思った。 しかし、無為自然の思想は受け入れられなかった。 確かに農家はあれもこれもやらなきゃで、非常に忙しい。 稲を2週間早く育てるために育苗機、ハウス、田植え機などをそろえているのは疑問に思う。 しかし、少しでもいいものを作ろう、少しでも早く市場に出そうと努力してきた歴史をいっぺんに否定してしまうのはなかなか受け入れ難い。 農業の歴史についても深く学び、自分のものにしたうえで間違いであると気付けばやめるという姿勢で行きたい。
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これだけ長い間、本当の意味で有機農業を続けてこられたってのは言葉に表せない「凄い」に当たるんだろう。 でも、本の内容は自伝的だったのでちょっと残念。
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彼の考え方は極端だと思います。 でも否定することが僕にはできません。 それどころかすごく惹かれる考え方です。 共生やエコという中心を示唆してくれるすばらしい本です。
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科学的思考(分別→モデル化)による部分的な結論を否定し、全体的なアプローチが必要とする主張は、間違ってはいないが、それが難しいから、自然そのものではなく、その一面をモデル化して取り組まざるをえないのだろうと思う。 そうした研究の結果がさらに問題を引き起こしているという主張にも同意...
科学的思考(分別→モデル化)による部分的な結論を否定し、全体的なアプローチが必要とする主張は、間違ってはいないが、それが難しいから、自然そのものではなく、その一面をモデル化して取り組まざるをえないのだろうと思う。 そうした研究の結果がさらに問題を引き起こしているという主張にも同意するが、自然によい影響を及ぼしたいという研究の動機は否定できないし、同じ動機があればこそ自然放任ではなく自然「農法」の研究が成り立つのだと思う。 常識に流されず、本質を見直すためには、このような視点をもつことも大切だと感じた。 09-97
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「自然農法」を世に知らしめた第一人者、福岡正信。 科学の力を用いる事が、いかに「不自然」であるか。 国連でも自然農法について語ったという。 近代科学を批判する内容あり、かつ現代の不自然さを 終始訴えるもので、全てのことをそのまま受け入れると、 自身の感情が批判的なものになり...
「自然農法」を世に知らしめた第一人者、福岡正信。 科学の力を用いる事が、いかに「不自然」であるか。 国連でも自然農法について語ったという。 近代科学を批判する内容あり、かつ現代の不自然さを 終始訴えるもので、全てのことをそのまま受け入れると、 自身の感情が批判的なものになりかねない。 ただ、環境、エコと叫ばれる現代に些か疑問を感じる からこそ、著者の強い想いに共感できるところがある。 こちらも参考まで 「福岡正信の自然農法と茅茫庵」 http://www.netwave.or.jp/~n-keizo/fukuoka1.htm
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人間の行うことは、まったく意味を成さない。 彼の徹底した無の意識は、私に世界との新しい接し方を教えてくれた。 でも彼の出自はあくまでも研究者であるので、そこがまた面白くもある。
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”無為””無用の用” 人間は有用なものの価値は知っている。しかし無用だと思われているものが、大きな働きをしている(自然な本性に従っている)ことに、なかなか気づけない。
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自然系はさまざまな複雑なものが絡み合ってできているので、一つに作用して効果がでたように見えても、全体としては、他の影響から問題がでているものだ
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