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ノルウェイの森(上) の商品レビュー

3.8

1778件のお客様レビュー

  1. 5つ

    487

  2. 4つ

    547

  3. 3つ

    451

  4. 2つ

    99

  5. 1つ

    30

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2024/06/21

はじめて村上春樹さんの文学を読みました。はたして『ノルウェイの森』から村上ワールドに入るべきだったのかは置いておいておくけれど、この本をおしえてくれた友人が「鬱にならないでね〜」と冗談ぽく言ってたのがよくわかったなあ。 性と死の描写がでてくるから、その辺り敏感な実体験のある人は...

はじめて村上春樹さんの文学を読みました。はたして『ノルウェイの森』から村上ワールドに入るべきだったのかは置いておいておくけれど、この本をおしえてくれた友人が「鬱にならないでね〜」と冗談ぽく言ってたのがよくわかったなあ。 性と死の描写がでてくるから、その辺り敏感な実体験のある人は鬱になりそうだなと思う。と同時に、これを描ける村上春樹さんっていったい何者なんだろうと興味がわきました。 人間、どこかに埋められない穴があって、それを埋めようとするけれどなかなかうまくいかないもので、生きるということは自らの「不完全さ」を受け入れるということなのではと思えてくる。 きっと自分の穴を埋められるものは自分の外にはないのでしょう。個人的にはレイコさんが好きでした。

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2024/06/16

村上春樹は『ねじまき鳥クロニクル』から入ったので、また「右翼」だの「井戸」だの……と思いましたが、後半になるにつれて面白くなってきました。下巻を読むのが楽しみです。

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2024/06/16

主人公の大学生の生活がメインに描かれている。主人公の考え方が過度に論理的で周囲との人間関係も興味が惹かれる。性の場面が赤裸々に描かれているのも評価されるポイントなのかなと思った。下巻買ってあるので早く読みたい

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2024/06/15

メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1801763222464434318?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw

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2024/06/14

直子ちゃんの言葉探し病、私も割とよく発症するんよね…やからあのもどかしい気持ち共感できた(^_^;) それをあのもどかしいまま伝えたり、伝えるのをやめたりそれでも話に付き合ってくれる人がいるのって幸せよなって思った。

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2024/06/13

転換点や話の落ちどころがないまま終了。 大きな事件などないのに読み入ってしまう村上春樹独特の文体が心地よかった。下へ続く。

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2024/06/06

特別 面白い・楽しい・悲しい という感情にはならないけれど何故か引き込まれてページをめくる手が止まらない作品。 感想を上手く言語化することができない語彙力のなさが悔しくなるくらい村上春樹ワールドにどっぷり浸かりました。 下の方も直ぐに読み始めたいです。

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2024/06/04

別に楽しくも、心が躍る読書でもなかった。ただ妙に奇妙で、現実的で優しくて自然と心が落ち着く気分になった。ビートルズ流しながら読むと、また一段と良くなった、気のせいだと思うけど。 全部ひっくるめて結構好き。本物の文学を読んでいる気分になる。なんでピアノが弾けなくなったのか、気にな...

別に楽しくも、心が躍る読書でもなかった。ただ妙に奇妙で、現実的で優しくて自然と心が落ち着く気分になった。ビートルズ流しながら読むと、また一段と良くなった、気のせいだと思うけど。 全部ひっくるめて結構好き。本物の文学を読んでいる気分になる。なんでピアノが弾けなくなったのか、気になるし、続きも買う。

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2024/06/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 この小説では、主人公、直子、緑の三人を軸に話が進む。大学生となった主人公は、寮に住むことになるが、同じ部屋にいる地図好きの男や東大に通う先輩など、個性豊かな人たちと次々に出会おう。しかし主人公の大学生活は華のキャンパスライフとは程遠く、常に孤独であった。そんな中、電車で偶然、自身の地元出身で、かつて友人の彼女であった直子と出会う。この出来事をきっかけに、主人公は直子に対する意識に変化した。友人は高校時代、何の前触れもなく、この世を去ってしまった。直子も友人が自殺した理由について何もわからなかった。こんな絶妙な関係から徐々に恋仲関係に至るまでの過程は、本作において特に注目すべき点であろう。また、同じ寮に住む東大生の先輩永沢との出会いと本に対する意見(P66)は興味深い。主人公は特定の本を繰り返し読むタイプで、永沢に関しては、貴重な時間を無駄にしたくないという理由から、時の洗礼を受けていない本は避けているという。

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2024/05/30

村上春樹らしい本。男女の関係を細かい描写で表す。読んでいくと何とも言えない気持ちになる。それがいいのかもしれません。

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