1,800円以上の注文で送料無料

中国の大盗賊・完全版 の商品レビュー

4.3

39件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    20

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2025/07/01

「中国の大盗賊」 https://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51757047.html

Posted byブクログ

2025/01/25

中国人の経典ありきの思考の習性が、マルクス・レーニン思想の受け皿になったのではないかという考えがとても面白かった。

Posted byブクログ

2024/12/26

中国史の賊の紹介。日本語に適切な言葉がないため日本人の思う賊と中国の賊はかなり違う。 陳勝・劉邦・朱元璋・李自成・洪秀全・毛沢東。 盗賊とはなにか。人はなぜ国をとろうとするのか。それは権力を欲してである。大義名分で着飾っているがその実は権力と権力の闘いである。 自分に中国史の...

中国史の賊の紹介。日本語に適切な言葉がないため日本人の思う賊と中国の賊はかなり違う。 陳勝・劉邦・朱元璋・李自成・洪秀全・毛沢東。 盗賊とはなにか。人はなぜ国をとろうとするのか。それは権力を欲してである。大義名分で着飾っているがその実は権力と権力の闘いである。 自分に中国史の基礎がないため固有名詞の乱舞に戸惑ってしまった。

Posted byブクログ

2023/01/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中国の盗賊の代表として、陳勝・劉邦、朱元璋、李自成、洪秀全、および毛沢東を紹介。ユーモラスな語り口で読みやすく、理解しやすい。 中国における盗賊とは、仕事にあぶれたならず者の武装集団のことで、中央・地方の政府が組織したものは「官軍」、そうでないものは「盗賊」とされた。頭脳としての知識人や情報網を持つ商人などを取り込みしだいに大きくなり、ついには天下を狙う集団も現れる。 面白いのは毛沢東で、先に紹介された陳勝・劉邦、朱元璋、李自成、洪秀全を「農民の革命戦争」として定義し、正義の行いとみなしている。本来のマルクス主義は都市の工場労働者を革命の主導者としているが、共産党は農村のあぶれ者を動員しているし、詩作に秀でた毛沢東は、マルクス主義者ではなく中国の伝統的知識人であった(マルクス主義の根幹を、「造反有理(上の者をやっつけるのはいいことだ)」の一語にまとめてしまった)。中国共産党は伝統的な盗賊集団と見たほうが理解しやすい。

Posted byブクログ

2021/05/02

あるブログで紹介されていたので購入。 「大盗賊」というインパクトあるタイトル。 朱元璋、李自成、洪秀全、毛沢東、名前は見たことあっても、実は何やった人か知らない部分だったのでおもしろかった。 割と固い内容だと思うけども、文章が親しみやすくて読みやすかった印象。 作者の方、最近...

あるブログで紹介されていたので購入。 「大盗賊」というインパクトあるタイトル。 朱元璋、李自成、洪秀全、毛沢東、名前は見たことあっても、実は何やった人か知らない部分だったのでおもしろかった。 割と固い内容だと思うけども、文章が親しみやすくて読みやすかった印象。 作者の方、最近亡くなられたようで、読むタイミングに何か縁を感じた。

Posted byブクログ

2021/04/11

マルクスの考えた革命というのは、資本主義が高度発達した国で、大きな企業がたくさんでき、そこで働く大量の産業労働者が生まれ、それが組織されて、資本家の権力を倒しみずからの権力を打ち立てる、というものである。革命が行われるのはもちろん、大企業・大工場の集まる大都市である。 これと毛...

マルクスの考えた革命というのは、資本主義が高度発達した国で、大きな企業がたくさんでき、そこで働く大量の産業労働者が生まれ、それが組織されて、資本家の権力を倒しみずからの権力を打ち立てる、というものである。革命が行われるのはもちろん、大企業・大工場の集まる大都市である。 これと毛沢東の革命とは、どこからどこまで全部反対である。 毛沢東の「井岡山の道」は、、、中国の歴史上の盗賊たちの道にそっくりのままである。

Posted byブクログ

2020/02/29

社会のはみ出しものとしての盗賊が跋扈する中国。代表的な5人を本書では取り上げる。その最後の人物は毛沢東。毛沢東を共産主義者ではなく、中国社会特有の盗賊の1人として捉える方が説明がしやすいと著者は言う。この視点は自分にとっては新鮮で面白かった。

Posted byブクログ

2019/09/08

『中国の大盗賊』で割愛されていた150枚を完全収録。陳勝や高祖から毛沢東まで、縦横無尽に活躍する「盗賊」の姿

Posted byブクログ

2019/01/08

中国にはコソ泥はいないらしい。いるのは群れをなして襲ってくる盗賊。 広大な中国の国土に、耕作に適した土地はそう広くはないのだそうだ。 だから、農村に人が余る。仕事のない人があふれる。 そうするとどうなるか。 気が弱い人たちは乞食になり(こちらも集団)、血の気の多いのは盗賊になる。...

中国にはコソ泥はいないらしい。いるのは群れをなして襲ってくる盗賊。 広大な中国の国土に、耕作に適した土地はそう広くはないのだそうだ。 だから、農村に人が余る。仕事のない人があふれる。 そうするとどうなるか。 気が弱い人たちは乞食になり(こちらも集団)、血の気の多いのは盗賊になる。 だから、いつの時代も中国には盗賊がどこにでもいたのだそうだ。 ちなみに盗賊は正義や悪とは無縁である。 国や地方のお金で武装しているのが官軍、民間の武装勢力が盗賊なんだって。 やってることは変わらないらしい。 だから盗賊から皇帝になった人もいる。 略奪する官軍より、金持ちから奪ったものをふるまってくれる盗賊の方が民衆の支持を得たこともままあるそうだ。 この本で紹介されている盗賊は 陳勝・劉邦(漢の高祖) 朱元璋(明の太祖) 李自成(明を滅ぼし順王朝をつくるが、40日で清に北京を追われる) 洪秀全(太平天国の乱を起こした人) 毛沢東(ご存知の) 要するに、異民族に襲われるわけではなくして王朝が変わった時、政権を奪取した人を大盗賊と呼ぶということらしい。 この本を読むまで全く知らなかったこれらのことを、するする読みながら理解できるのだから高島俊男の本は素晴らしい。 一生ついていきます。

Posted byブクログ

2021/02/26

目から鱗が落ちる それも 何枚も ときには 「あっ そうだったのだ!」 と つい声に出てしまう 高島俊男さんの 中国モノを手に取るたびに つくづく思ってしまうことです ずいぶん前に 「中国の大盗賊」(1989年発行版) を 読んでいた記憶がかすかに残っていて その時に 「あと...

目から鱗が落ちる それも 何枚も ときには 「あっ そうだったのだ!」 と つい声に出てしまう 高島俊男さんの 中国モノを手に取るたびに つくづく思ってしまうことです ずいぶん前に 「中国の大盗賊」(1989年発行版) を 読んでいた記憶がかすかに残っていて その時に 「あとがき」に(本書では)ずいぶん割愛しましたよ ということが書かれてあったのを すっかり失念していました それで、今一度 この「完全版」を手にしたのですが いゃあ これが もう 面白く 興味深く 古代の中国の歴史上に登場する 有名盗賊たちを再確認するとともに 前書では すっかり骨抜きになってしまっていた 第五章「これぞハワメツケ最後の盗賊皇帝ー毛沢東」 の章の抜群に面白いこと その当時(1989年当時)の諸事情の編集が「物足りない状況に」させてしまったわけでしょうが… 本書のあとがきに 前書を読んだ未知の読者から 「もとの原稿を見たい」という依頼があれば その「もとの原稿」を(資料がつまった)ダンボールごと 送られた高島さん、 そして、そのダンボールをちゃんと 送り返してこられた読者の方、それも何人もの方たち、 それらの存在が本書につながっていることを思うと なにやら感慨深いものを感じてしまいます。

Posted byブクログ