塩の街 wish on my precious の商品レビュー
表紙を見たときにある程度の覚悟はしてたけど、かなり甘い恋愛小説といった印象です。普段あまり読まないジャンルの作品だけど、すごく読みやすく、ストーリーもすんなり入ってきて、意外にも(失礼!)楽しめました。「塩害」という設定に興味を惹かれたので、主人公達の恋愛を彩る一つの要素という扱...
表紙を見たときにある程度の覚悟はしてたけど、かなり甘い恋愛小説といった印象です。普段あまり読まないジャンルの作品だけど、すごく読みやすく、ストーリーもすんなり入ってきて、意外にも(失礼!)楽しめました。「塩害」という設定に興味を惹かれたので、主人公達の恋愛を彩る一つの要素という扱いではなく、もう少し詳しく描いて貰えれば良かったのですが。後日談を収録した作品もあるので、そちらの方も読んでみたくなりました。
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単行本版で一度読んで、久々に再読。イラストあるとまた物語の感じ方変わるなー 前読んだときより、入江さんが悪い人に思えなかったのは、年を取ったからなんだろうか…?(-_-)
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有川さんの図書館シリーズが好きで 見つけたので読んでみた。 またトンでも設定が勃発。 オムニバス的に話が進む。 最初の話は好きだった。 全体を通しては・・・う~ん 久々にイラストがある本を読んだからだろうか あんまり、この挿絵は好きじゃないところに難ありか・・・ 小説を読んで浮...
有川さんの図書館シリーズが好きで 見つけたので読んでみた。 またトンでも設定が勃発。 オムニバス的に話が進む。 最初の話は好きだった。 全体を通しては・・・う~ん 久々にイラストがある本を読んだからだろうか あんまり、この挿絵は好きじゃないところに難ありか・・・ 小説を読んで浮かべる少女と 挿絵にズレがあるので変な感じ・・・ 1冊にまとめちゃうのは もったいないような、 1冊にするのがいっぱいいっぱいだったか。 デビュー作なら仕方ないだろうか 若干、大好きな若木さんの話を思い出した。
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突如宇宙から飛来した結晶体によって、日本は危機をむかえていた。 愛する人と、世界の平和 あなたはどちらを取りますか? 有川浩さんのデビュー作です。後から出たハードカバーは読んでいたのですが、元も読んでみたいと思い手を伸ばしました。 今に比べると、電撃文庫でもある通り、「ライトノ...
突如宇宙から飛来した結晶体によって、日本は危機をむかえていた。 愛する人と、世界の平和 あなたはどちらを取りますか? 有川浩さんのデビュー作です。後から出たハードカバーは読んでいたのですが、元も読んでみたいと思い手を伸ばしました。 今に比べると、電撃文庫でもある通り、「ライトノベルなんだな」って感じます。 悪い意味ではないですよ。 でも、最近の有川作品を知っている人には、ちょっと違和感があるかもしれませんね。 これは、読むならハードカバーもしくは、そのハードカバーを文庫にしたものをおススメします。 そして出来るなら。『海の底』、「空の中』、『クジラの彼』も合わせて読むことをおススメします!
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素敵でした。特にロケットのところの見開き一頁を使ったあの迫力はすごかった。本当に素敵。強いて言えば、秋庭さんはもっとかっこいい(笑)
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塩害という未知の脅威って設定には引き込まれた。解決法がそれかよ!っというのはさておき。 ラノベだから仕方ないんだろうけど、多用されるダッシュ記号や改行には辟易する。イラストは言うに及ばす。 書きたいように書いたという著者の弁に納得。書きながら自分の世界に酔っちゃった〜という感じが...
塩害という未知の脅威って設定には引き込まれた。解決法がそれかよ!っというのはさておき。 ラノベだから仕方ないんだろうけど、多用されるダッシュ記号や改行には辟易する。イラストは言うに及ばす。 書きたいように書いたという著者の弁に納得。書きながら自分の世界に酔っちゃった〜という感じが漂ってるなぁと。 他の有川さんの作品を読んでるから、まぁ許容できたという感じ。
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有川 浩『塩の街 wish on my precious』 (2004年2月・メディアワークス・電撃文庫) 塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。 塩は着々と街を飲み込み、社会を崩壊させようとしていた。 その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女。 男の名は秋庭、少女の名は真奈。 静かに暮らす二人の前を、さまざまな人々が行き過ぎる。 あるときは穏やかに、あるときは烈しく、あるときは浅ましく。 それを見送りながら、二人の中で何かが変わり始めていた。 そして――「世界とか、救ってみたいと思わない?」。 そそのかすように囁く男が、二人に運命を連れてくる……。 圧倒的な筆力で贈るSFラブ・ファンタジー! (メディアワークスHPより) 『図書館戦争』シリーズで大ブレイクした有川浩さんのデビュー作。 有川さんの、描きたい、そして伝えたい、という思いが胸にせまる。 だからといって手放しで褒められるような作品ではなく、今の有川さんを知るからこそ楽しめる、といった出来映え。 キャラ作りはまだまだだし、心象描写が多くて疲れるのも難点のひとつ。 塩害をもたらすメカニズムについては、SFと呼ぶにはあまりに稚拙な説明がなされているし、その解決策に至ってはもう言葉もない。 結局のところ、習作という位置付けの作品であろう。 ハードカバー化されると聞いたが、何を考えてるんだか…。 60点(100点満点)。
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再読了。分量が多くないのに、世界観にグイグイ引き込まれる感覚が心地いい。キャラクター達もそれぞれに一生懸命な所が愛おしくてたまらない。ハードカバーで出された加筆修正版も今更ながら気になって来た。
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世界を賭けた恋愛の話。 突然空から降ってきた巨大な塩の塊。その塩を見た人は皆塩になってしまうという怪奇現象を引き起こした。 そんな事件がきっかけとなり、出会うはずのなかった二人は出会い、心を通わせる。 しかしこの現実を変えるためには、二人への試練が待っていた。。。 完全なるSFながら、素敵な恋愛小説です。 個人的にはこの本が最初に読んだものだったので、角川文庫のものでは「あれ、欠けてる!」と感じてしまいました。。。 あまり挿絵好きではないのですが、飛行機のところだけは本当に、素敵なタイミングです。その挿絵もこっちの方が好き。(それ以外の挿絵はいらないと思ってしまうけど。) 自衛隊三部作内では、まったりしつつ、やっぱりドキドキ感もある中間的な立場かな、なんて思います。
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今月の18冊目。今年の108冊目。 うーん、最近はミステリばっか読んでたので、こういう純愛の話は良いものでした!ミステリの中に出てくる恋愛の話は大体切ない、悲しい、むくわれないのでね。 世界が破滅に向かってるときって人間ってほんとダメになるイメージがありますよね。伊坂さんの『...
今月の18冊目。今年の108冊目。 うーん、最近はミステリばっか読んでたので、こういう純愛の話は良いものでした!ミステリの中に出てくる恋愛の話は大体切ない、悲しい、むくわれないのでね。 世界が破滅に向かってるときって人間ってほんとダメになるイメージがありますよね。伊坂さんの『終末のフール』でもそうでしたけど、人間のイメージがそういう風に設定されるっていうのは悲しいですね。僕もやっぱりそう思っちゃいますね。そう思わないように生きていきたいですね。
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