1,800円以上の注文で送料無料

塩の街 wish on my precious の商品レビュー

3.5

143件のお客様レビュー

  1. 5つ

    28

  2. 4つ

    39

  3. 3つ

    49

  4. 2つ

    16

  5. 1つ

    3

レビューを投稿

2018/02/06

人々が塩に変わっていく世界で男と少女は暮らしている。読者が若い程、読むには危険すぎる一冊。この本の所為で、愛や恋と世界の終わりに恋い焦がれるようになってしまった。

Posted byブクログ

2016/07/12

再読。 世界中の人達が少しずつ塩になり、ライフラインが停止した世界で生きる少しいびつな男女一組の話。 遼一さんの 「俺たちが恋人同士になるために、世界はこんな異変を起こしたんじゃないかって」 というセリフが本作を表してるんじゃないかな。 詐欺師の入江さんは意外といい人でもある...

再読。 世界中の人達が少しずつ塩になり、ライフラインが停止した世界で生きる少しいびつな男女一組の話。 遼一さんの 「俺たちが恋人同士になるために、世界はこんな異変を起こしたんじゃないかって」 というセリフが本作を表してるんじゃないかな。 詐欺師の入江さんは意外といい人でもあるんだよね。 大賞作品ならもう少し絵師をどうにか出来なかったものかねえ・・・。 持ってはいるんだし、単行本版も読むぞう。

Posted byブクログ

2015/08/22

ハードカバーの方を先に読んで、内容が少し違うことを知りこの本を読んだ。 ハードカバーの方ではカットされてしまっている戦闘機内での会話は臨場感があり、私は個人的に好きだったので、なんでカットされちゃったんだろう?と少し疑問。 入江の言葉の中に時々混ざっていた名言が結構好きだった。

Posted byブクログ

2015/06/18

なんで高校時代に読まなかったんだろう?有川浩にはまっててもこれだけは手を出さなかった。読んでみて電車で泣く。こういうのずるいよなー。好き。悲惨な世界のSFなのにすごく身近に感じて感情移入してしまってだめだった。 単行本には後日談があるそうなのでそっちも読みたい。挿絵は正直苦手だけ...

なんで高校時代に読まなかったんだろう?有川浩にはまっててもこれだけは手を出さなかった。読んでみて電車で泣く。こういうのずるいよなー。好き。悲惨な世界のSFなのにすごく身近に感じて感情移入してしまってだめだった。 単行本には後日談があるそうなのでそっちも読みたい。挿絵は正直苦手だけど話がよかったから★5!

Posted byブクログ

2014/06/25

ところどころ込み上げるものがあった。 真奈ちゃん強いなぁ… あんな風に強くはなれないけど、 憧れる(*^^*)

Posted byブクログ

2013/11/26

「塩の街」の初期ライトノベル。 角川文庫では、この本+サイドストーリーがあったけど、F14で塩の結晶する部分が削られているとのことで、読んでみた。 なんで、F14部分は切り取ったのだろう。 初見の時にこれも読んでいたら、さらに臨場感があったのになぁ、と残念。

Posted byブクログ

2013/09/17

レビューにて、「塩の街、その後」ってのがあることを知った!! それも読みたい!!!! 図書館シリーズにどっぷりはまったあとに読んだのでもっとベタ甘な感じがよかったなぁーって思ってしまうw 非日常な設定、さすが有川ワールドって感じ(≧∇≦*) しっかりと堪能しました~

Posted byブクログ

2013/08/03

これがデビュー作ということですが、そう考えれば多少の粗は仕方がないかと。 設定がかなり突拍子もないところからはいるので、そこでつまづくと辛いかもしれませんね。 ライトノベルだと思えばこれはこれで面白いと思います。 少女の性格や相手の男の言葉遣いなど、その後の作のキャラを髣髴とさせ...

これがデビュー作ということですが、そう考えれば多少の粗は仕方がないかと。 設定がかなり突拍子もないところからはいるので、そこでつまづくと辛いかもしれませんね。 ライトノベルだと思えばこれはこれで面白いと思います。 少女の性格や相手の男の言葉遣いなど、その後の作のキャラを髣髴とさせるのが垣間見えてきます。

Posted byブクログ

2013/07/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

第10回電撃ゲーム小説大賞を受賞したデビュー作。俗に言われる自衛隊三部作の"陸"ですね。 本作のテーマは、あとがきにも書いてある通り、世界の危機的状況において自分や大切な人が命を差し出して救うという"王道路線ではなく"、自分たちは最後の瞬間まで幸せだったと信じたままでいる、自分のために生きるという、ある意味、ごく一般的な選択肢を選んだ主人公たちの物語(恋愛)です。 このテーマを見て、ふと、ミスチルのHEROを思い出しました。世界のためだなんて大それたことではなくても、大事な人のためならば・・・、と思うと勇気も湧いてきますよね。子を持つ親となった今では、特によく分かります。 有川氏の本は、図書館に行ったときに、未読本が運よく貸し出されていなければ借りとこう、という感じで借りるのですが、電撃文庫版はいわゆるライトノベルという体裁でして、表紙も、挿絵も「萌え系」。借りる時も恥ずかしかったし、通勤の満員電車で横に綺麗なお姉さんとかいる時に、読んでいて、フッと萌え系の挿絵が出てきた日にゃあ、汗が吹き出しましたね(^-^;; なお、この塩の街。ハードカバー版も角川文庫版もありまして、本編も含め、本来、有川氏が書きたかった内容に改稿された上、「塩の街、その後」という追加の短編も収められているんだとか。 それなら、そっちを読んだ方がよかったんじゃないか、と思っても、勢いで借りてしまったものは仕方がない。ということで読了です。まあ、この電撃文庫版にしか描かれていない部分もあるそうですから、結果オーライです。「塩の街、その後」も気になる自分は、いずれ、角川文庫版も読むことになるんだと思いますが。

Posted byブクログ

2013/07/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

有川先生のデビュー作です。 突然襲った「塩害」によって壊れてしまった世界が舞台です。 これは電撃文庫ですが、後に角川文庫でも文庫化されています。 私は、先に角川文庫版を読みました(当時、電撃文庫版がみつからなかったので) 恋愛要素もばっちりあるのですが、塩害により今まで当たり前にあったルールとか秩序が壊れてしまった時の人々の心理状態が描かれていて、読みながらゾッとしてしまいました。

Posted byブクログ