ゆめつげ の商品レビュー
この作家さんが平安もの書くなんて!とうきうきしながら読んだ一冊。 読んでから時間が経っているので人物の名前など細かい事は思い出せませんが、読了後胸が苦しくなったのを覚えています。 とてもさらりとしているし、悲壮感もあまり感じさせない文章なのになぜか絶望じみた感情を抱いたせいかもし...
この作家さんが平安もの書くなんて!とうきうきしながら読んだ一冊。 読んでから時間が経っているので人物の名前など細かい事は思い出せませんが、読了後胸が苦しくなったのを覚えています。 とてもさらりとしているし、悲壮感もあまり感じさせない文章なのになぜか絶望じみた感情を抱いたせいかもしれません。 あの後彼がいつまで、どうやって生きたのかが気になってしまいます。
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なかなか読み進まなかったけど、 読んでいくにつれ 引き込まれていった。 最後は じわーっと 涙が出てきた。 読んでよかった、と 思った。
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江戸は上野の端にある小さな神社の神官兄弟、弓月と信行。のんびり屋の兄としっかり者の弟という、世間ではよくある組み合わせの兄弟だが、兄・弓月には「夢告」の能力があった。ただ、弓月の「夢告」は、いなくなった猫を探してほしいと頼まれれば、とっくに死んで骨になった猫を見つけるという具合で...
江戸は上野の端にある小さな神社の神官兄弟、弓月と信行。のんびり屋の兄としっかり者の弟という、世間ではよくある組み合わせの兄弟だが、兄・弓月には「夢告」の能力があった。ただ、弓月の「夢告」は、いなくなった猫を探してほしいと頼まれれば、とっくに死んで骨になった猫を見つけるという具合で、まったく役に立たないしろもの。 そんなある日、地震で迷子になった大店の一人息子の行方を占ってほしいとの依頼が舞い込んだ。屋根の修繕費にでもなればと、目先の礼金に目がくらみ、弟をお供にしぶしぶ出かけてしまったのが運のつき、事態は思いもよらぬ方向に転がりに転がって…。 ちゃんと迷子の行方は知れるのか!?そして、果たして無事に帰れるのか!?大江戸・不思議・騒動記。
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出版社/著者からの内容紹介 『しゃばけ』シリーズで大ブレイク中の著者が贈る、軽妙な和風ミステリ! 江戸は上野の端にある神社で神官を務める粗忽な兄としっかり者の弟。兄には夢告の能力があった。その噂を聞きつけて舞い込んで来たのが、大店の行方不明の一人息子の行方を占ってほしいという依頼...
出版社/著者からの内容紹介 『しゃばけ』シリーズで大ブレイク中の著者が贈る、軽妙な和風ミステリ! 江戸は上野の端にある神社で神官を務める粗忽な兄としっかり者の弟。兄には夢告の能力があった。その噂を聞きつけて舞い込んで来たのが、大店の行方不明の一人息子の行方を占ってほしいという依頼だったのだが……。
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図書館から借りた作品。ファンタジーと時代小説を融合させた話です。どこかのんびりした性格の兄と、しっかり者の弟との掛け合いがよかったです。
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人情味のある暖かさと、深刻な様相を見せる事件。 描写も少し生々しく、ほのぼのした「しゃばけ」に比べるとかなり暗い… けど、このくらい暗いの、けっこう好み。 ラスト付近での大展開には驚いたけど、人々の姿は好ましいものでした。 http://matsuri7.blog123.fc2....
人情味のある暖かさと、深刻な様相を見せる事件。 描写も少し生々しく、ほのぼのした「しゃばけ」に比べるとかなり暗い… けど、このくらい暗いの、けっこう好み。 ラスト付近での大展開には驚いたけど、人々の姿は好ましいものでした。 http://matsuri7.blog123.fc2.com/blog-entry-55.html
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2010.5 若だんなと違い、幕末の江戸が舞台。もうすぐ明治になる頃。中にはちゃんとした人もいっぱいいたのだろうけれど、武士の考えることはどうも身勝手。
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うーん。。畠中作品で、はじめて、イマイチ感でした。些事の解決に呼ばれたはずが、実は大いなる野望の交錯に絡めとられていて、人がひとりまた一人と死んで。。と、枠組みはなんだかあちこちで聞く大作の体だけども、どうもねえ。いちばんには主人公弓月が、なんというかヒーロー素質がなさすぎる。か...
うーん。。畠中作品で、はじめて、イマイチ感でした。些事の解決に呼ばれたはずが、実は大いなる野望の交錯に絡めとられていて、人がひとりまた一人と死んで。。と、枠組みはなんだかあちこちで聞く大作の体だけども、どうもねえ。いちばんには主人公弓月が、なんというかヒーロー素質がなさすぎる。かたや彰彦にそれを見つけようにも、彼の野望はひじょーに宗教観の薄い日本人には理解しにくいところがあり。浪士たちも、幕末の武士と聞くだけでそそられる私としても、なんか、町方のカネモチをとりこんで軍資金にしようという考えがもう武士道じゃないもの。夢で過去や未来を見るという設定はすきだけど、たび血を吐かれちゃあねえ。わくわくして読めないし。なんだろうなあ。お栄やお福という女性キャラにも共感できるとこもなく。うーん。しゃばけシリーズを先に読んでる人は、ここはもうスルーでいいかも、、な1冊、です。すいません。
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夢で未来をみる「ゆめつげ」の能力がある禰宜、弓月とその弟が、 神社の雨漏りを直すお金欲しさに、行方不明の子供探しの依頼を受けるところから話は始まります。 基本、舞台は神社の中ばかりなのだけれど、 テンポよくお話は進んで行きます。 どんどんリアルになっていくゆめつげも、緊迫感が...
夢で未来をみる「ゆめつげ」の能力がある禰宜、弓月とその弟が、 神社の雨漏りを直すお金欲しさに、行方不明の子供探しの依頼を受けるところから話は始まります。 基本、舞台は神社の中ばかりなのだけれど、 テンポよくお話は進んで行きます。 どんどんリアルになっていくゆめつげも、緊迫感があっていい。
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幕末の江戸、上野のとある神社のお話。 親子で、小さくて、ボロい神社をお守りしている、禰宜さんが主人公。 彼は、夢占い(というより、予知夢に近いのかも)が出来るんですが、なんせ、未来は揺らぐものというか、 解釈が難しいというか、あまり役に立ってません。 そんな力が有ったばかりに、事...
幕末の江戸、上野のとある神社のお話。 親子で、小さくて、ボロい神社をお守りしている、禰宜さんが主人公。 彼は、夢占い(というより、予知夢に近いのかも)が出来るんですが、なんせ、未来は揺らぐものというか、 解釈が難しいというか、あまり役に立ってません。 そんな力が有ったばかりに、事件に巻き込まれていく…そんなお話です。 あの時代の動乱の中、色々な立場で、色々な人が、色々な事を考えてたんだろうなぁ、とちょっと思いました。 なんにしても、ちょっとボヤボヤした主人公が可愛いです… そんな力が有って、苦労してるようですが、人が良いというか、その力をどうこうしようというのではなく、 そういうものだと、手足が有る如く、普通に有るものだと受け入れている主人公に好感が持てました。
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