そして、警官は奔る の商品レビュー
前作よりは楽しく読めたのはー多分後輩があまり出番が無いからだ(笑) ほんとあの子ウザいんだよね…。 出てくるとイラっとしちゃうんだよね。薬屋探偵のリベザルとか建築家探偵の蒼とかみたいな。 それ否定したらこの小説成り立たないじゃん(笑)
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武本が三鷹家から助け出したリサは、不法滞在外国人の母に売られた子供だった。「冷血」と呼ばれる相方の和田、温情の小菅、元相方で今は民間人の潮崎。
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「それでも、警官は微笑う」続編。前作同様テンポがよくて一気読み。テーマはけっこう重いわりに、作品の雰囲気は暗くない。やっぱりこれは面白いっ! 特にキャラクターが良いんだよねえ。こういう人たちがもしいれば、日本の警察もまだまだ捨てたもんじゃないだろうなあ、と思うのだけれど。現実は…...
「それでも、警官は微笑う」続編。前作同様テンポがよくて一気読み。テーマはけっこう重いわりに、作品の雰囲気は暗くない。やっぱりこれは面白いっ! 特にキャラクターが良いんだよねえ。こういう人たちがもしいれば、日本の警察もまだまだ捨てたもんじゃないだろうなあ、と思うのだけれど。現実は……厳しいよねえ。 「法への恐怖・罪の意識の低下」に対する危惧には納得。そのため、犯罪者への対処をどうするか……これは難しい問題だよなあ。温情・冷血、どっちが良いとは一概に言えるはずもなく。「優しさ」についての問題も難しい。ここでの「犯罪者」が行っていた「犯罪」についても、容認はしないにしろ完全に否定するのは少しつらいし。とにかくいろんな面で考えさせられてしまった一冊。教訓になる言葉も多い。かなりお薦め! ネタバレはないものの、前作は読んでおいた方がマル。
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横山秀雄のコメントが帯にあったので、硬派な警官小説かと期待して読み始めました。 硬派といえば硬派なんですが。。。。。。 内容は今問題になっている、児童ポルノ、幼児人身売買、それに伴う外国人の入国問題など、 なかなか日の目にさらされない犯罪にスポットを当てているところは、目の...
横山秀雄のコメントが帯にあったので、硬派な警官小説かと期待して読み始めました。 硬派といえば硬派なんですが。。。。。。 内容は今問題になっている、児童ポルノ、幼児人身売買、それに伴う外国人の入国問題など、 なかなか日の目にさらされない犯罪にスポットを当てているところは、目の付けどころがいいなという感じがするし、犯人の犯行動機も説得力があります。 登場人物もそれなりにキャラが立って、それぞれいい味を出している(ちょっとやりすぎかなって場面もありますが)のに、なぜいまいちって感じがするのか? まず、主人公「武本」がどうしようもなく鈍感ででくのぼうなところ。 武本がぐずぐず考えている間に、ほかの人たちがどんどん動いて解決してしまいます。 そんな何の役にも立たないやつなのに、なぜか周りの人が武本をすごく買っているのも解せない。 主人公がぐずなおかげでストーリー全体にスピード感がないのもおしい。 とくに、最後の格闘シーンから事件解決はもっとたたみかければ、前半のぐずぐずを吹き飛ばすくらいの迫力が出たはず。 本が厚い割にメリハリがなく、「結局武本なんもしてないじゃん」って感じが残るからいまいちなのかもしれないです。 相棒の「和田」視点だったら、結構面白い感じになったかも。 これはメフィスト賞受賞の「それでも、警官は微笑う」の続編なので、もしかしたらそっちを先に読めばもう少し楽しめるのかもしれません。
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面白かった。前作に比べて、内面の描写が多く、社会的な問題を抉っている感じ。 派手さは薄いが、相変わらずのキャラ立ちで飽きずに読める。
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何だか・・・胸が温かくなるような、いろんな「想い」が詰まった小説だった。すごくすごく、難しい問題で、どうしたら一番いいのかあたしにはわからない。本当の正解なんてないような気もする。それでも何とかしたいと、傷付いて悩みながらももがいて進んでいく姿はとても印象的で、憧れでした。
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期待してました。 図書館で見た瞬間、凄い勢いで取りました。 和田刑事が格好いいと思うのは自分だけでしょうか?
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武本・潮崎コンビの続きですが潮崎は一般人で武本は刑事という壁があります。 そのせいか潮崎が少し甘えすぎなような体ですね。 今回の命題は難しいものでしたがそれをも一刀両断するような武本の姿勢はエンターテイメントゆえだなと思いました。 シリーズ三巻が出ればいいと思っています。
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「やらないでやらなかったことを後悔するより、やって後悔しよう」がモットーのお話。そのように生きれても人生にはいろいろとつらいことがある、でも、明るく頑張ろう!と思えるお話。扱っているテーマは、日本における外国人の不法滞在や人身売買や再犯の問題で、とても重い。「それでも、警官は微笑...
「やらないでやらなかったことを後悔するより、やって後悔しよう」がモットーのお話。そのように生きれても人生にはいろいろとつらいことがある、でも、明るく頑張ろう!と思えるお話。扱っているテーマは、日本における外国人の不法滞在や人身売買や再犯の問題で、とても重い。「それでも、警官は微笑う」の続編。このシリーズとてもいい。しゃきっとしたい人にオススメ。
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この本は「それでも、警官は微笑う」の続編。小説部分より社会の問題点について書いている部分の方が、良かったと感じるのは僕だけだろうか?
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